新暦では歳があけて既に一月だが、旧暦の上ではまだ大晦日も迎えていない。深々と冷え、冷たい雨や雪も降るこの時期。新暦の便宜性はみとめつつも、この空気こそがやはり正の月たる「正月」を迎えるにはふさわしいと思えるのである。
2002年02月
02月01日(先勝)
  • 町田の骨董市に行ってみた。細君が着物を見ている間、私は小道具類を眺めていた。ふと足を止めたところでペンが入っているらしき白い細長い箱があった。開いてみると、「特選」「品質保証」という文字と共に「¥150」と書かれた紙のラベルを巻かれた万年筆だった。全く使われた形跡がないので、どこかに眠っていたのだろう。この万年筆がなかなかユニークな構造で、ペン先と小さなスポイトを一体化した構造になっているもの(全長6cmくらい)が2個ある。一つはもちろんペン先として軸の先端にねじ込まれる。軸は緑色で後ろから3cm足らずのところが赤くなっていてねじ込み式で分かれるようになっている。この部分にペン先の一つが収納される。スペアペン先ということなのか、あるいは色違いで用意できるというアイデア商品なのだろうか?
  • 軸に付いた紙ラベルにも一切メーカー名らしき表示はない。ペン先は最初軸の先端に付いていた方には「SPECIAL」「IRIDIUM」、そして横長の「3」、「PEN」と4列の刻印。後ろに収納されていた方には筆記体で「kyokuto」「SPEICAL」「POSTING」の刻印。
  • 「1000円でいいや」の声に買ってしまった。記念品として置いていても、いずれは朽ちるものであるし、使ってみるかと点検してみるが特に問題はなさそうだ。試しにインクを吸い上げてみるとスポイト部分に入っていく。透明なスポイトの中にインクが収まっていく。スポイトのゴム一枚で隔てられたあちら側は何十年前の世界なのだろう。眠っていた時代の中に今という時が一斉に流れ込んでいくようである。
  • 少し振って、手で触れてインク漏れが無いか見るが、インクは静かにスポイトの中である。作られてから何十年もたっているであろうに立派なものである。書いてみると、やや堅めの感触をもちながらかすれることもなく細い線が引かれていく。息を吹き返した万年筆。少し掃除位してやるとするか。
02月02日(友引)
  • PICでまた少しプログラムを書いてみる。基本的に4クロックが1命令実行時間なので、4MHzを与えると1命令1μsと、実に分かりやすく、タイミングを測って動かすのにはなかなか具合が良い。さほどややこしいことはやらないのであれば、紙とペンで手書きでソースを検討するのも簡単である。PIC使いが結構ハマるというのは良く聞いていたけれども、実際にやってみると、通常のマイコンとはちょっと違う感覚なのだということが分かってきた。普通、マイコンはメモリのバイトやワード単位での操作・・データ転送や加減算などが主なもの考えられていて、ビット操作系はいわば付録なのだけれど、PICの場合にはビット操作こそが主力で、データ転送等は隅に追いやられている。元々大規模なプログラムを作るようなことは想定しておらず、ビット単位で細々としたことをやるのに便利に出来ているということで、それがちょっとしたハードウェアを操作するのには極めて便利ということにつながっている。確かにハード上がりとしてはPLDで入らなければ「とりあえずPICで何とかならないか」と考えてしまいたくなるCPUである。
02月03日(先負)
  • 朝、昨日書いたPICのプログラムを書き込んで動かしてみる。何と意外なことに一発動作。大して凝ったことはやっていないので動いてもおかしくはないとは言え、やはり動くと気分がよろしい。ついでにもう一つプログラム書きしてみるか。
  • 雨から雪に変わり、また雨に戻った。雨の日用の靴といってもいかにも防水防寒なものは雪かき位にしか使いたくない。濡れても気にならない合成皮革でショートブーツ程度のものが一つ位あっても良いかと思うのだが、靴屋を見ても男物のブーツは皆無か、あるいは数万円もするご立派な本革のブーツばかり。やはり需要が無いのだろう。ちなみに着物だとちょっと位濡れてもズボンのようにベタッと足に張り付かないのは良いのだけれども、下駄+足袋では足先が濡れるのが難点。下駄の上からはめるカバーもあるけれど、これで頑張れるのは近所に買い物程度と思った方が良い。
02月04日(仏滅)
  • H2Aの2号機打ち上げ。別に自分が関わっているものでもないのに、これで失敗したら・・と思うと気が気でない。個体ロケットブースター、SRB−A点火、メインエンジン、LE−7Aに点火・・知らず知らずのうちに手を握りしめている。リフトオフ・・・あ・・が・・れ!・・いけぇ!と思わず叫びそうになる。やはり一度種子島まで行ってみたいものだ。
  • 簡単なH2Aの改良点(PDFファイルなので、AcrobatReaderが必要)
  • ところで、今回の件にしても果たしてH2Aそのものについてどれだけかじりつきたくなるような報道がされるだろうか?「無事に打ち上げられました、よかったですね」程度に触れたあとにきっと、「でも・・」と付け足すだろう。恐らく、衛星ビジネス関係の話し・・・諸外国ではどのくらいのコストで打ち上げられているからどうしたとかいった視点から見た斜にかまえたような論評だけだろう。
  • 往々にしてマスメディアというのは「否定すること」、もっとゲスな言い方をすれば物事に難癖を付けることで成り立っている。自らは何も行動せず、ただケチを付けるだけで食っていけるのだから良い商売である。これが言論の自由とか報道の自由とかなんとか言うものらしい。もちろん、全肯定なんていうのは気持ち悪くて仕方ないけれども、何でも否定されいれば、そんな物に積極的な興味を抱く人間は少なくなるに決まっている。「どうせ、日本の○○は駄目だってさ」。子供の理科離れの進行にもマスメディア自身が多大なる貢献をしてきたことは間違いない。どうせそんな評価しかしないならこの際、「この国に理系の学部・学科・高校・大学は不要である。技術も製品も全部海外から持ってくればよろしい」という位の主張するほうがまだ一貫性があるというものではないのかな?
  • パケットジェネレータのソースをリコンパイルしたものが動かず、四苦八苦。SETUPに対してはACKで終了しているのに、何で次のINでNAKが返ってしまうのだろう。
  • 悩んでいても埒があかないので、USBのデータラインにロジアナを接続して、伝送データを直接読みとってみることにする。D+とD-にプローブを付けて、デバイスへのアクセス波形と共にサンプリングして解読。「0000_0001・・これがSYNCだな」・・と、NRZIの波形を眺めながら読み進める。しかし、USBの伝送波形を見ながらソフトデバッグすることになろうとは夢にも思わなかった。
  • 読み続けていくと、どうもSETUPの後のデータがおかしい気がする。ではバッファには何を書いているのだろうと直前のチップへのアクセス波形を追ってみると、やはりおかしい。これは・・・コンパイラのバグか。どうもSDCCは引数の数が増えてくるとコード生成をしくじるという癖があるようだ。ふとその昔、MS-Cが式の右辺がややこしくなるとコード生成を途中で放棄して次の行に行ってしまうというバグを抱えていたことを思い出す。
  • 引数をグローバル領域の構造体で渡すように書き換えて再度波形取り。今度はバッファに思った通りのデータが書かれて、パケットも送出されている。パケットのデータも一応期待通り。これはうまくいったかな?と応答データを見たらきちんと受け取られている。これで一安心。あとはこれをベースに拡張&改良を行えば良いだけだ。
02月05日(大安)
  • パケットジェネレータの動作をチェックしていて妙な事に気付く。何故かIN要求の一回目でデータが返ってこない。よくよく見ていたら、関数のリターン値を返す場所を間違えていたことが判明。修正し、再チェックしたところ、無事にパケットが発行され、ターゲットのディスクリプタ情報などが取得できた。これでターゲットに対して好きなパケットを発行できるようになったわけだ。あとは、これをベースにもう少し使いやすいものにするだけか。
  • ジェネレータを使うのに、やはりサンプルは必要だろう。とりあえずVC++で書けば良いようなものだけれども、VBもなかなか安易に作れるような気もするし、何よりVB5のCCEなら無料で手に入るのだから、ソース配布して「好きな風にカスタマイズして動かしてね」というのには持ってこいだろう。DLLが呼び出せさえすれば、後はどうでも良いわけであるし。まずとにかく何も分からない状況なので、古本屋でVB5本を一冊購入。ぼちぼち動かしてみるか。
  • webで見つけたブラウザのコントロールを貼り付けるサンプルを動かして見て・・あれ?我が家・・pastelmagic.comに飛べない。そういえば、と嫌な予感。元々wordnic-jpを使っていたのだけど、そこが業務廃止でアスキードメインデスクとやらに移管。そこから、「メールを送ったけどunknownで返ってくるから設定を修正してくれ」との手紙が来ていた。その後修正したのだけど何のお知らせもないので放置していたのだが・・・・
  • ドメインデスクに行ってみて、アカウントを見るとまだ一応アカウントだけは生きている。会員ページで期限確認をしてみたら・・1/26で期限切れ!転送サービスが切られたので転送されなくなっていたというわけだ。ついでにドメインの方の支払いもしてないので消滅するかと思ったのだけど、ダメモトで更新手続きをしたら無事1年延長された。一応web転送をチェック。メールの方はサーバーの更新がされるまでちょっと時間が必要かな?pastelmagic.comの方を利用してもらっている人には悪いことしたな。
  • 何気なく見つけた市井の発明家さんの特許明細のサワリ。これは・・是非全文読んでみたい。読んでいるうちに「洗った犬を早く乾かす方法」を連想してしまった。
  • ※早く乾かす方法・・・「犬の耳にそっと息を吹きかける」んだそうで。以下何が起きるかはご想像におまかせ。
02月06日(赤口)
  • VB5-CCEをアンインストールしてから再インストールしたとき、最初と違うディレクトリにインストールすると、レジストリの更新をしくじってDLLが見つからない・・などと言うとのこと。これも一緒に落としておかなくては。
  • 先日の期限切れだが、アクセスログを見ていたら、どうやら2/1をもって転送が切られたようだ。いったん落ちるとなかなか回復しないもので、アクセス数が1/10の低迷状態。まぁ、放置していた私が悪いのだけれどね。
  • VB本と、お勉強サイトをざっと眺めてから、私も絡んでいた「USBハード&ソフト開発のすべて」のサンプルをCD-ROMから引っぱり出す。とりあえず8章のドライバを取り出して、ベンダID、プロダクトIDを変更したINFファイルを作ってドライバ共々FDにコピー。パケットジェネレータのデバイスディスクリプタにも同じIDを設定して、実験用バラックマシンにインストール。
  • 続いて、9章のサンプルを引っぱり出してVB-CCEでプロジェクトを読み込んでみることにした。果たしてCCE版でも動かせるのかどうかすら分からないが、何事もなく読み込めフォームも表示される。そのまま実行したらDLLが無いと言われた。よくよく眺めてみたら、8章で出てきたのはUusbdが接頭辞として付くのだけど、こちらでは全部UTK・・そう、PLANEXのUSB学習キット用のものが使われている。これではさすがに駄目だということで、ソースやらDLLの関数定義を書き換えて実行してみる。一応立ち上がって来るがパイプをオープンするところでエラー。あぁ、エンドポイント番号が違うからな。リードライト動作をさせてもあんまり意味がないので、そのあたりをバッサリと切り落として立ち上げたら、それなりにウインドウが出ている。
  • こんなもので良いなら・・と1からプロジェクトを作ってやってみることに。フォームだけの画面でLoadとUnload時にオープンとクローズを入れてとりあえずOK。続いてTextBoxとボタンを置いて、ボタンを押したらベンダリクエスト発行。これまた何とかエラー無く終わっている様子。それでは・・とタイマーコントロールを貼り付けて、インタラプトエンドポイント経由でステータスを1秒ごとに表示させたら、これまたそれらしい値。ではTextBoxを一つ追加してボタンが押されたらディスクリプタ情報でも取得してそれを表示してみるか。「こんなもんかな?」とオンラインヘルプを眺めながら書いてみたら、それなりの値が簡単に表示されるようになってしまった。何とも安直だけど確かに便利である。
02月07日(先勝)
  • 昨日の続きで、あれこれと機能拡張を図る。ステータスのフォーマットも整理して、コマンドもあれこれ付けてみたり、コンフィグレーションディスクリプタも取得できるようにしてみようなどと、思い付くままやってみるのだが、実に簡単に実現できてしまう。「本当にこんなのでいいのか?」と思うのだけど、こんなので良いらしい。いわゆるビジネス向けなWindowsアプリケーションを作ったりするのと違って、やりたいことが単純だというのはあるにしても、この安易さは気に入った。
  • テキストボックスと一つこしらえておいて、Text1.Text="リード値="+RIGHT$("0"+HEX$(data),2)・・てな感じで懐かしのPRINT文デバッグもお手の物だし、多少変なことをしでかしても、とにかくエラーが出れば止まってくれるのもお気楽である。
  • 改めて考えるまでもなく、CCEとはいえDLLさえ用意しておけばハードウェア直叩きだって何だってできるわけだ。そもそも実験するときはいろいろと値を変えながら動かしてみるのが普通で、実行ファイルを生成する意味はほとんど無い。テスト用ツールとしてVB-CCEは結構使い手あるな。
  • とりあえずGET_DESCRIPTOR関係はうまくいったので、次にSET_ADDRESSでも・・と思ったらこれがおかしい。いくらセットしてもアドレス0のままになっている。USBラインの波形を見てもそれなりなのだけれども。バスリセットがかかっている風でも無いしで原因不明。さてどうしたものか。明日もう一度ゆっくり調べることにしよう。
02月08日(友引)
  • とある転職サイトの分類だと「ITエンジニア」とは
    • システムエンジニア
    • ネットワークエンジニア
    • システムコンサルタント
    • Webエンジニア
    ということらしい。そんなもんかね。
  • 昨日の疑問。以前作っていたプログラムを見直していて、気付いた。SETUPの後にINパケットをダミーで送りつけてやらないと駄目。なるほど、SETUP=>DATA0=>STATUSだから、最後のステータスを読むまで奴は動いてくれないわけか。
  • コンボボックスを貼り付けて、任意のデバイスリクエストが発行できるようにした。とにかくベース部分だけ出来てしまうとこんな事も実に他愛なく拡張出来てしまうというのが便利、便利。買ってきた本は「入門」なので、イベントの種類も何もかもロクに載ってないので読まず、もっぱらオンラインヘルプに頼る。ヘルプの中身はお世辞にも分かりやすいとは言えないけれど、ザッと眺めながら「こんなもんかな?」と手探りでやってみても何とかなってしまうのがいかにもBASIC。
  • デバイスリクエストをまとめてやればOKなのに、それぞれ分割して送るメニューを作ると読み出されるデータの数がいつも要求サイズと同じになってしまう。リクエストを40H(64バイト)でかけて長さ12Hのデバイスディスクリプタを読んだとき、まとめてやると12Hで止まるのだけど、分割すると何故か40H。それも後ろに付いているのは訳の分からないゴミデータ。どうせつまらないミスをしているだけに違いない。明日もう一回チェックしよう。
02月09日(先負)
  • 昨日の問題を朝起きてからチェック。何のことはない・・自分で手作業でテストして送っていたデバイスリクエストそのものが間違っていた。脱力感。
  • PICで再びちょっと遊ぶ。これまた動かなくて悩んでいたら、非常につまらないミスが原因。ちと疲れているかな?
02月10日(仏滅)
  • 今日は朝から雪がちらついている。出かける予定はとりやめて、昨日の続きでPICのプログラミング。何ともつまらないミスが連発。疲れているというより、少々なめてかかったのが敗因か。もう少し真面目にチェックしよう。
  • 何とか今日までに動けば良いなと思っていた所まで動作してくれて一安心。とりあえず最低限必要なコマンド処理だけ付け加えて動作を確認する。これであとはテーブル変換と、別に作っていたプログラムとの合体を図れば一応の完成。どうにか2月中には形になりそうだ。
  • 午後、少し買い物に出かけたのだが、今日はやたらと事故や故障を目にする日だ。レッカーで移動されている車、ハザード付けながらこちらに向かって走っているので何かと思ったら牽引中、そして何と言うことはないカーブでワンボックスに突っ込んでいる車。
  • 戦争+オリンピックとはいつか来た道。自分が傷つくのは嫌だけど、相手を殺すのは大好きな方々の支持を取り付けた彼は一体何をすることやら。
  • 明日は太陰暦では大晦日。良く冷え込んで、いかにも年の瀬という雰囲気一杯。
02月11日(大安)
  • 大晦日。良く冷える一日。以前作ったセミナのテキストに少し追加/修正。PowerPointなんて本当に久しぶりに使うので、箇条書きの書き方も分からないし、青地に青の箇条書きマークで全然見えない。
  • そうだ、今週は確定申告の方も書かなくてはならない。週末は山ほど溜まった領収書と通帳の整理だな。
02月12日(先勝)
  • 確か今日が元旦だったかな?とりあえず、謹賀新年。
  • 明日の準備のため、プログラムの手入れ。くどいようだけど、VBって本当に殴り書きしやすいな。
02月13日(友引)
  • 打ち合わせを兼ねてパケットジェネレータのデモ。パケットジェネレータも、そのうちニッコーさんのwebサイトで紹介が始まる筈。パケットジェネレータがどの程度ウケるのかは分からない。ただ、自分のための道具としては非常に便利であると思う。
  • これのおかげで、結果的にUSBのホストコントローラ側のソフトの一番基本となる部分は手にした。デバイスは一個余っている。ソケットも一個余っている。何故かX68000用のユニバーサル基板もある。USBのホスト側のコネクタも余っている。X68KでUSB機器をパクりたい人はいるかな?
02月14日(先負)
  • TVを眺めていたら「初恋の人を捜します」という商売を映していた。初恋の人に逢いたいとか、今何をしているのか知りたいという人に代わってその人を見つけて連絡まで取ってくれるということらしい。眺めていてふと思ったのだが、初恋って何を指すのだろうか?我が身を振り返ると、恋に恋する・・というより、自分を好きと行ってくれる人が欲しいと思っていたとは思うが、どうも「恋」からは遠そうだ。すると、私にはいわゆる初恋は無かったということになるけれども、それでいいのか?
  • 外務省で「骨太の・・・」とか。骨太と言えばやっぱり牛乳でしょう。某騒ぎでだぶつき気味であろう牛乳・乳製品を外務省にプレゼントというのは如何?
02月15日(仏滅)
  • ようやくPowerPointで作っていたテキストが作成し終わってメールで送信。スライド150枚あるから、1分1枚でも2時間半。
  • PIC向けで作っていたプログラムの合体作業。といっても、ソースは一本にしているから、COPYコマンドで+を使って連結してから行の入れ替えやらORGの切り直しをする程度。問題はこの先データの変換ルーチンなどが増える予定なので、それまで含めて、PICのわずか1KのROM上に入りきるかどうか不安だったのだけれども、マップを見る限りでは何とかなりそうである。10Kbps程度で1ビットづつソフトウェアでタイミングをとって送受信するなんていう事が出来てしまうのだから、PICフリークも増えるわけか。
  • というところで、sabimaruさんからバナーのプレゼント。どうもありがとうございます。
02月16日(大安)
  • ダラダラとオリンピックが続いている。何だかジャッジのありようでいろいろ揉めたりしているようだけれども、そもそもがオリンピックに限らず、スポーツ競技がフェアだなんて嘘っぱちということは、誰もが知っていることではないだろうか?オリンピックの各競技も例外ではなく、白人国家が勝ちやすいように数々の変更を加えてきたわけだ。平和の祭典の平和とは所詮彼らが気持ちよく寝られるようにするという以上の意味はないのだし、人種差別意識がデフォルトでインストール済みというのも、みんな知っているのに何故か口にしない。フィギュアスケートでバック転するのがいなかったのはせめてもの救いかな。
  • 遅ればせながら、あの下品な演出に使われた国旗にお悔やみ申し上げる。合掌。
02月17日(赤口)
  • PICで作っていた物がスルーして動いた。今ブレッドボードで組んでいるものをユニバーサル基板にすれば一応それなりの格好にはなる。それにしても、当たり前のこととはいえ、随分と単純なハードウェアである。18ピンのDIP一つにレゾネータ、リセット用のCRとプルアップ抵抗だけ。メモリはまだ多少余っているからもう少し機能拡張しておくか。
  • いろいろやっていたパケットジェネレータがニッコーさんのHPに掲載された。このコントロールパネル部がVBで作ったもの。
02月18日(先勝)
  • PICで作った物を一応形にすべく部品買いだし。とはいっても、所詮ジャンクなのだけど。ケーブル一本100円なり。ついでに100円のPS/2マウスに、これまた100円のPS/2からATコネクタ(でかいやつね)への変換アダプタ、これまたついでに漁ったら出てきた100円の永井真理子のCDを買う。
02月19日(友引)
  • どうしても部屋の中が荒れ放題で落ち着かなくなってきたので、本を少し処分すべく引っぱり出す。買った時はそれなりに思うところや読みたい内容だったのだけど、結局その後パラパラ眺めているうちにつまらなくなってきて結局ツンドクということになったものも結構ある。
  • あいた隙間に山積みになっていた部品箱を移動。本の少しの移動なのだけど、ずいぶんとすっきりして明るくなった気がする。
02月20日(先負)
  • ニッコーで打ち合わせ兼先週置いてきたパケットジェネレータの試作品の持ち帰り。
  • ニッコーに寄るついでに日暮里の洋服激安店を覗いてみる。確かに噂に聞くとおりで、1000円以上するものがほとんどみあたらないような店もある。もちろん、この手の店でありがちな展開で、男物はほんの一部という感じではあるけれど。この分だと土日はパニック的な人混みなのだろうな。
02月21日(仏滅)
  • お茶の水方面で一日仕事。さすがにヘバる。もう寄る年波には勝てないかなどと、思わず弱気になってしまうのだけれど、考えたら日頃から思いっきり運動不足なわけで、基礎体力落ちまくりなのも仕方ない。
02月22日(大安)
  • 昨日の疲れが残り、結局何も出来ず。とはいえ確定申告の期間は刻一刻と減っていくので、やはりやらざるを得まい。とりあえず通帳入力のチェックと、領収書の整理。あんまり儲かってないから源泉徴収分はかなり取り返せるだろう。
02月23日(赤口)
  • 一昨日以来の疲れも取れて、領収書の入力も終わる。決算書を打ち出して、月次売上高の表も作って、いよいよ税務署に出す決算書の作成である。明日には書き上げて明後日持っていくことにしよう。
  • とりあえず控えの方の下書きは終わり。今年から確定申告用紙が新しくなっている。色分けして分かりやすくしたつもりだろうし、添付の説明書もそれなりに親切になっているようで分かりやすくした・・・つもりなのだろうと思うが、実体は書きにくくて仕方がない。旧様式は確かに書く欄はいろいろあったけれども、それは結局書かざるを得ない数値だった物が大半である。様式が簡単になったからといって、やることが減るわけではないのである。昨年までは用紙と見本を見て書いてある通りにやっていけばきちんと出た。では、今年はどうなったかといえば、これらの計算等の部分が全部書き方の説明書の方にに移っている。この手の添付の冊子というものはだいたいにおいて「説明」をするものであるから、例が出てきてこう書きなさいというのはありだと思うが、「ここで計算して、本紙に転記しなさい」というのはどういうものだろう。腹が立ったのでザッと書いて後は見直さない事にした。間違っていたら勝手に修正してくるだろう。
02月24日(先勝)
  • 確定申告用紙を書き上げた。もう、面倒くさくてチェックする気にもなれない。一応気になったところの数値だけは電卓で再計算して間違っていないことを確認。
  • トレンドマイクロから、ウイルスバスタークラブ会員契約期間のご案内が届く。3150円でアップデート継続とのこと。年間3000円+消費税か。やむを得ない経費というところだろうが、ネットに繋いでいるだけでこんな物が必要になってしまう世界というのが何ともやりきれない。その昔110bpsの音響カプラや300〜1200bps程度のモデムでえっちらおっちら繋いでいた時代には、こんな馬鹿げたことが起きるとは思っていなかった。当時思っていた世界とは随分とかけ離れた方向に走ってしまったものだ。
  • PICプログラムを再度チェックして機能拡張できないか検討。細々したところを追加しているうちに1Kワード(PIC16F84の場合、1ワードは14ビット)のプログラムメモリのうち空きが100ワード足らずになってきてしまい、これではとても無理。同じチップをもう一個使ってプロセッサ間のハンドシェークをやらせるか、あるいはもう少し内蔵メモリの多いデバイスを使うか。新規チップだとライターがサポートしていないからPICライターを作らないといけないしな。とりあえず同じチップを2個使いということにしておこう。
02月25日(友引)
  • 確定申告用紙提出。行列は昨年の初日提出の時ほど多くなく、結構空いている。この時期来るのは男女問わず結構お年を召しておられる方が多い。順番が来たが、やはり去年と同じでザッと記入欄と数値だけ見てポンポンと控えにハンコを押しておしまい。あとは還付を待つばかり。
  • USB/ATAPI-CDROMのファームウェアをちょっと調査。まずはUSB/ATA-HDDの動作を確認してから、USB/ATAPI-CDROM動くことを確認。まずまずというところ。さて、明日からこいつの移植と改造にでもとりかからねば。動いた後は完全にスクラップ&ビルドする予定だけれども、まずは動く状態まで持っていこう。
02月26日(先負)
  • 少々怪しい謎の計画進行中。まだまだ途についたばかりで何も公表できることはないのだけど、うまく軌道に乗せるべく頑張らねば。いずれこの場で発表できることになるだろう・・・たぶん。
  • USB/ATAPI-CDROMの移植作業着手。それにしても結構厄介だな。結局半分も終わらない。明日続きをやるか。
02月27日(仏滅)
  • PIC16F84は確かにお手頃なのだけど、プログラム領域が1Kと少々狭いし、さりとて容量の大きい物は他にいろいろ要らない物がくっついて来てしまう。ATMELのAVRを見たらプログラム領域が2Kバイトでしかもチップは安そうなので興味持って資料を落としてきたら、結局1ワードが16ビットだから1Kワードということ。命令自体はこちらの方が豊富なようだけどプログラム効率はどのくらい上がるのかな?さすがに50MHz動作で1命令/1クロックというのはすごいと思うけど(PICは1命令/4クロック)
  • 昨日の続き。とりあえずコンパイルエラーが出なくなるようにするだけで精一杯。それにしても今日は眠い。気が緩んだ隙にどうやら寝ていたらしくて、記憶が飛んでいる。
02月28日(大安)
  • また少しだけPICのプログラム変更。だいぶ慣れてきた感じがする。割り込みも何も使わないプログラムなので、実に安直だけれども、予定通りの動作をしているのがロジアナで確認できて一安心。プログラムが入りきらないのは仕方ないので、PIC16F84を2個使いにしてCPU間でデータの受け渡しをやらせる方向で考える。詳細は明日詰めよう。
  • それにしてもKeilとSDCCの仕様の違いに悩まされる。サンプルにはアセンブラもあるのだけれど、こっちの文法がまた結構違う。このあたりはCで書き直した方が手っ取り早そうな気がする。
  • 春先眠いというのは良くあることなのだが、そこに持ってきて花粉症で薬などを飲むからよけい眠いのだろう。眠くならないのは小青龍湯だけれども、最近どうも効きが悪くなってきたというのは、耐性がついてしまったためだろうか。


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