2003年03月
03月01日(みずのと とり:1月29日:七赤大安)
  • 電磁波過敏症
     何気なくTVをつけていたらやっていた電磁波過敏症。患者と称する女性が「あっ、なんかチカチカします。ビデオカメラかな?」なんていうのが映る。その上では蛍光灯。後ろではタイムカードのようなものが明らかに。更に病院での診察で、室内の証明を全部落としておいて、患者から見えないところで、「電磁波を出さない」と称する電源を切ったエア・クリーナーのプラグと、もう一つ「電磁波を出す」と称するACアダプタを付けても「何か感じます」。でも、この画面撮影しているのって、さっき感じるとか称していたビデオカメラじゃないのか?というツッコミはとりあえず置いておこう。
     とりあえず何事も頭から否定することはないという前提に立つとして、仮にこれが本当だったとするなら、これはすごいことだ。何がすごいといって、数m離れている場所に挿されたACアダプタの漏洩磁場を人体でも検出可能であるということ。
     これはセンサへの応用が期待されるかもしれないし、ひょっとしたら「気」とやらにも通じる何かがあるのかもしれない。聴覚よろしく特定のものだけを無意識に選択して感じるという力があるとしたら、いわゆる第六感が実は電磁波センサによるもので、実在するということにもなるかもしれない。透視に代表される超能力も実際にはあるということにあるのかもしれない。すっかり真面目系コメディアンと化してしまった大槻先生は吼えそうだけど、事実なら面白いではないか。
     何かと電磁波による悪影響を心配する方向ばかりが目につくけれど、災い転じて福となせるかもしれないということはあまり考えないのかな?
03月02日(きのえね いぬ:1月30日:八白赤口)
  • 何故誉めない
     新幹線で運転士が走行中居眠りをしたまま走行。ATCが働いて減速し、ホーム手前で停車したということが先日報じられた。怖いですよねといった類のコメントが流されていた。もっとも、新幹線で目視で異常を見つけたとしてもそうそう簡単に止まるものではないのし、ハンドルを切って逃げるわけにもいかないしで、実際には事故があったらそれを避けるのは無理と聞いたこともある。
     さて、ところでである。運転士が居眠りをしていたということは当然調査されるべき事態ではあるけれど、一方できちんと差動して、なにかと事故が発生しやすい駅ホームには入線せずに手前できちんと停車し、乗客乗員に一人の怪我人も出さなかったとATCについては、もっと誉めてやっても良いんじゃなかろうか。
     たとえシステムとしてはそれほど複雑なものではないとはしても、今回、本当に必要な時にきちんと作動し、乗客乗員の命を守ったATCである。作った側にありがとうの一言位あってもいいんじゃないのかな?
03月03日(きのと い:2月1日:九紫友引)

  •  こうして本を出していると、なんとなくどういう扱いを受けているのか気になるもので、たまに検索エンジンで書名を入れて検索してみたりする。
     今日もちょっと手がすいたときにやってみたら、大学で教科書ではないが参考図書的な扱いで紹介されているのを見つける。よくまとまっているという内容の評に(そりゃ、そうでなくてはこんなところで紹介したりしないだろう)少しホッとするのと同時に自分の書いた本がそうやって利用されている姿を想像するとちょっと楽しいものでもある。
     やっぱりこうして人の手に取られるものだけに、良いものを作っていきたいなと改めて思いながら、ふと目の前の〆切りに気付くのだった。
03月04日(ひのえ ね:2月2日:一白先負)
  • おかしい
     なんだかおかしい。本に載せたサンプルをベースに細工していたのだが、さっぱり動かない。あれ?と思っておおもとの状態に戻しても動かない。まさか、雑誌に載せる物を作っている途中で全く動かないものにしてしまったのか!?もう、CDのマスタアップも終わってる筈・・やばい!!
     と焦ったのだが、詳細を調べていくと、どうもそういうことでも無さそうだ。そもそも、原稿あげる寸前までやっていたのはVBのサンプルをいじくりまわすことで、ファームには手をつけてない。そのVB側だってキャプチャしておいた画面のイメージファイルを見るとまとともに動いていることが見て取れる。一応念のためIDをCypressオリジナルにして、コントロールパネルからいじってみたらやはりまともに動く。ということは、少なくともファームウェアはまともに動いていることは確かである。さて、一体何が起きたのかさっぱり分からない。あの後やった大きなイベントはOSやVBの再インストール。特にVBは例のCCE版でアンインストール=>再インストールの時前回と違うディレクトリにインストールするとレジストリを壊すというバグのおかげでいろいろやってしまっている。そして、それ以降はActive-Xコントロールの方のテストばかりで、こちらのテストはやっていない。
     というところになれば、怪しいのはやっぱりMSの範疇だとするのが正しい認識だろう。
03月05日(ひのと うし:2月3日:ニ黒仏滅)
  • 原稿上げて日が暮れて
     とりあえず取り掛かっていた原稿が一本仕上がって一息つく。続いて次のものに取り掛からなくてはならないので、これまた資料の整理と準備と。あっというまに時間だけ過ぎていくからうかうかできないのが辛いところだなぁ。でも、一息位入れる時間がないとぶっ倒れてしまいそうだし。
03月06日(つちのえ とら:2月4日:三碧大安)
  • 反則
     こういうことをしていると、またいろいろとつながりはあるわけだけど、なんだか変なルートで来る話もある。例えば、社名を使ってコンタクトしてきたので、会社として仕事を発注するなり、依頼するつもりなのだろうと準備していたら、どうも会社とは関係の無いことだったりしてくるというパターン。これはいくらなんでも反則でしょう?
     少し気をつけた方が良いんじゃないのと、こっちが気にしても仕方の無いことなんだけど、やっぱりちょっと気になっている。
03月07日(つちのと う:2月5日:四緑赤口)
  • やはり
     先日動かなくなっていたのがどうしても腑におちない。例のUSB汎用ドライバを利用しているのだが、IN方向のエンドポイントを全く読みにいけなくなっている。より正確に言うとエラーにならず、いつも「正常に」0バイトのリードができたといって戻ってきてしまっている。おかげでターゲットのエンドポイントバッファは詰まりっぱなし。
     原因不明であちこちつついたが埒があかず、あきらめて再インストールすることにした。Linuxのブートディスクで起動してfdiskでパーティション削除。CD-ROMをつないだのだが、これが調子が今ひとつ。イライラ頂点状態で怒号を浴びせたくもなるところだけど、ふん、それなら他にも手はあるわい。近所の電機屋まで霙の混じったような冷たい雨の中を車を走らせ、2.5インチ/3.5インチ変換アダプタケーブル980円なりを購入。これで昔手に入れていたノートPC用のCD−ROMドライブを接続する。ノート用だと、ピックアップが一緒に出てくるから掃除もしやすいのは利点かもしれないななどと言いながら、すったもんだと、とりあえずインストール作業完了。ネットワークの設定をして、メインマシンの方から必要なドライバやアプリケーション類を吸い上げて、インストールして一丁あがり。
     これで駄目だったらどうしようと不安になりながら、ファームをダウンロードし、VBアプリを起動する。もう、なるようになれ!とボタンをクリックしたら無事動作が確認。雑誌のCD−ROMも問題なしということだな。安心しながらも、やっぱり、MSの問題だったわけなんだねというところで、頭に角が3mm位生えたような気がするな。
03月08日(かのえ たつ:2月6日:五黄先勝)
  • 工作
     久しぶりに少し趣味的に作っているものの工作。効率悪くてなかなか進まないけれど、何とか格好はついた。明日続きをやってから、来週からはじめる仕事の準備だ。また新しいCPUとの格闘技。初物だけに何が待ち受けているかわからないけれど、とにかくやってみよう。
03月09日(かのと み:2月7日:六白友引)
  • 付属
     どこかで「日本には米国支持以外の選択肢は無いということを国民に告げるべき」などという言葉を耳にする。何でもかんでも思考停止して支持する以外の選択肢しか無いと言うなら、いっそのこと外交なんてやめちゃった方がコスト削減にもなっていいんじゃないのかいな?と思う。ついでにどこかの学校みたいに、「日本国」の前に「アメリカ合衆国付属」って肩書きつけてもらったらいかがでしょうか?いっそ名称なんて捨てて「付属第一国」とか番号制にした方がわかりやすいでしょうか?
     まぁ、相手は首都の民間人を狙って100万人の家屋を奪い、10万人を焼き殺しただけじゃ飽き足らなくて、原水爆を都市で実戦テストしてみるような国だし、武器を配備した事務所はそこらじゅうに置かれちゃってるし、逆らわない方が身のためだっていうのは分かるけどね。
03月10日(みずのえ うま:2月8日:七赤先負)
  • 変だな
     初物CPU用に開発環境をインストールする。なにせガラクタマシンで800MB足らずのHDDを二つ使って何とかやりくりしているような環境なので、あれを消して、これを消して、できた隙間に押し込んでという感じでとにかく開発できる状態にする。
     とりあえず面白半分にUSBケーブルをつないでみるといきなりPnPしようとする。あれ?と思ってみたけど案の定ドライバ組み込みに失敗。改めて回路図を眺めてみて納得する。これはまずいよなぁ。でも、基板はもうできちゃってるし。とりあえず運用方法で逃げてもらうしかないか。
     とりあえず状況は分かったので簡単にサンプルを動かしてみる。一応動かし方が分かったので、ソフトを少し書いては動かして。まぁ、大体分かってきた。割り込みの取り扱いなどはまだ不明だけど、まずはポーリングで動かすことにしよう。
03月11日(みずのと ひつじ:2月9日:八白仏滅)
  • テスト
     昨日に引き続きプログラムのテストしながらスローペース進行。とりあえず少し分かってきた。まぁこれならなんとななるか。
03月12日(きのえ さる:2月10日:九紫大安)
  • うごかん
     自分で使いたい範囲のことは分かったのでちょっと本腰入れてプログラムを書いてみる。デバッガはあるのだけども、どうせ割込み応答を要求されるような部分では道使い物になるわけもなく、ダウンロードとGO!だけできればとりあえず良い。豊富なデバッグ機能のほとんどが役立たずで、相変わらずポート叩きとLEDでのデバッグというのだから、ROM焼きがダウンロードに変わった程度でやってることは20年前に8080Aボードを作った頃とちっとも変わってない。所詮はそんなものか。
03月13日(きのと とり:2月11日:一白赤口)
  • どうしたものやら
     昨日から悩んでいたのだが、どうにも先に進まない。とりあえずUSB周りをいじり始めたのだが、何を送っても駄目。一応マニュアルどおりやっているつもりなのだが。
     とりあえずLED使って様子を見ているとそれなりなのだが、いざ接続してもホスト側では「なんだそのデバイス?」という態度。さて困った。ロジアナでひっかけようとも思ったが、当然今時のものだとICクリップでつまめるわけもなし、ボードが借り物だけに勝手に半田付けしてピンを立てるわけにもいかずない。さて、困った。
03月14日(ひのえ いぬ:2月12日:ニ黒先勝)
  • 過去の自分に
     とにかくUSB側から追うしかないということで、ロジアナでUSB波形を取って解析しようかと思いながら、何気なく基板の山を眺めていたら、昔作ったパケット・ジェネレーターのプロトタイプが出てきた。ニッコー電子さんから製品化する予定になっていたのだけど、結局市場性に乏しくて採算割れしそうということもあってそのままお蔵入りしてしまったというものだが、プロトタイプのハードは壊さずに残してあった。コントロールソフトも残してあった筈だとHDDの中を検索し、発掘。  既にROMにはパケットジェネレータのファームが入っているので、接続したらすぐ起動である。コントロールソフトを立ち上げて、使い方を思い出してながら、おもむろに今回のターゲットと接続する。
     まずはデバイス・ディスクリプタの取得である。おもむろにGET_DESCRIPTOR要求を出して応答を見たら、なんとファームは正しく書いているつもりなのに中身がズッコケである。しかもDATA-INステージそのものがうまくいったりいかなかったりと安定しない。
     これじゃあ確かにホストは困るだろうと、ファームの動きを追っていくと。どうも割込みまわりでおかしくなるようだ。一つ一つデバイスリクエストを発行しながら応答をチェックしてみると、どうもUSB関連のレジスタのフラグクリアを行う順序がまずそうだというところに行き着いた。ここを修正したらまともにディスクリプタが読めるようになり、DATA-INフェーズでの変な現象も出なくなった。
     その後テーブルのミスも2、3見つけたりしながら修正かけてどうにかまともになったようなので、いよいよホストと直結である。一瞬の沈黙の後ディスクが動き出し、画面にはUSBアイコンが。今度はまともに認識されて、ドライバもインストール完了となった。ためしに、VID/PIDをEZ-USBに合わせたファームにしてUSBコントロールパネルからいじってみたら、確かにそれなりに動作していることも分かり、一安心。
     お蔵入りとなり、埃をかぶってしまっていたパケットジェネレーターがこんな時に役に立つとは思わなかった。喉元過ぎればありがたみも忘れてしまうようなツールだけれども、やはり初物を相手にするときは有難い。思わず、これを作った頃の自分に「サンキュー」と小声で礼を言ってしまったのであった。
03月15日(ひのと い:2月13日:三碧友引)
  • 割込み
     だいたい、RISC-CPU、それも未経験のものでアーキテクチャも良く知らないようなものをアセンブラベースで使おうなんてあんまり考えたくもないことであるのだが、やらざるをえないのが辛い所。おまけにアセンブラが必要になった理由が割込み処理の出入り口というのだから、面倒きわまりない。8086時代なら単純にPUSH並べて終りはPOPでIRETすれば良かったのだけど、そんな単純には済ませてくれないらしい。
     とりあえず某社のアプリケーションノートから引きずり出してきたソースを眺めてみたけれどこれで良いのかどうなのか。そもそもROMモニタとバッティングしないの?という疑問もある。とりあえずやるだけやってみるとするか。
03月16日(つちのえ ね:2月14日:四碧先負)
  • やめ
     「旧暦のヴァレンタイン・デー」という意味不明なことを言いながら、昨日の続きである。すこしいじってみたのだが、やはりうまく割り込み処理ができなさそう。どのみちこのあたりは「お約束」の処理なので、本腰入れて調べれば分かることでもあるだろうし、とりあえず割り込みは後回しで割込みをポーリングでチェックして、割込み処理ルーチンに飛ばすという形で処理を進めることにする。
     ついでに趣味でやってるSH系のマイコンボードの工作を少し進める。以前の0.5mmピッチの時代は既にすでに2.54mmピッチの世界
03月17日(つちのと うし:2月15日:五黄仏滅)
  • ロジアナ
     ひょんなつながりで、アジレント(旧HP)さんから、定価で100万円ほどするロジックアナライザを借りた。実はアジレントさんはうちのすぐ近所。車で良く前を通り過ぎていたのだが中に入るのははじめてで、なかなか外資な雰囲気にちょっと戸惑う。
     ロジアナに電源を入れるといきなりWin2000が立ち上がってくるのはもう今時珍しくも無いことなのだろう。昔は中身はPC互換であっても、いろいろ細工して、PCであるとは分からないようにしたりしていたものだけど、今はそんな小細工する必要もないとばかり、堂々とWindows2000のタイトルロゴもそのままに、ロジックアナライザも一つのアプリケーションとして起動する。当然、キーボードもマウスもUSBもLANも対応である。
     入っているWin2000はごくあたりまえのものであるが故にフリーセルだのピンボールなんかまで入ってしまっているのはご愛嬌。ハードディスクはありあまっている状態なのでOFFICEなんかを入れてトリガをかけて待っている間に遊ぶことも、ドキュメントを作ったりすることもできるし、レガシーポートやUSBを使って他の機器を動かしてみたり、ネットワークで接続して情報をとるということもできてしまう。  ネットワーク共有すればネット経由で取り込んだファイルの吸出しも簡単なのは当然で、リモート制御だってその気になれば簡単である(正式サポートしている機種もあるらしい)。
     ただ、こうしていろいろできるようになったことを掲げてみると、有難いけれども、この機能が本当に有難いと思えるような時というのはかなり辛い状況なのではないだろうかと、昔行ったあちこちの工場での出来事を思い出してしまうのだった。
03月18日(かのえ とら:2月16日:六白大安)
  • 副産物
     ここ1、2週間の間にどうにも腑に落ちない話が飛び込んできていた。後で気が付いたのだが、両方とも全く同じ会社。もちろん部署は別なのだが、何で今時そんなことを?と少々不思議に思っていた。表向きの理由はそれなりに話が通っているようなのだが、考え直してみると、うちまで落ちてくるような話にはどうしても思えなかったのである。
     その後メールで何度かやりとりをしていてようやく見えてきたことは、どうもいろいろな思惑が動いた結果、結局担当者レベルが困って投げた質問がキャッチャー不在のまますり抜けてここまできてしまったということらしい。世の中いろいろ事情はあるのだろう。
     それはそれで良いのだけど機密関係もあるのか具体的な状況の説明がないので、回答に苦慮してしまう。こういう次元の話って、自分で調べるか、社内なりの身内で知ってそうな人に相談するか、あるいは有償で外部に協力依頼するというあたりだろうと思うのだが、本筋と関係ないような部分まで無料で教えてくれ状態になってきているのは、オープンソースな時代の副産物とでも呼ぶべきか。
03月19日(かのと う:2月17日:七赤赤口)
  • コーヒー
     インスタントコーヒーの残量が少なくなってきたので買いに行く。ブラブラと眺めていたら、詰め替え用のパックなるものがあったので買ってみた。サービスで50g増量ということなのだけど、増量した分量が果たして「詰め替え前の瓶」に入りきるのだろうか?と帰ってきてから疑問符ついたまま。詰め替え用もいいんだけど、量り売りしてくれればもっとゴミは減るんだけどね。
03月20日(みずのえ たつ:2月18日:八白先勝)
  • 在庫処分
     ミドル・イースト方面で不良在庫の一斉処分セールが始まったようである。出血大サービスはどうしてもいただけない。どうせ何もできないんだけど。
03月21日(みずとみ み:2月19日:九紫友引)
  • ひとつひとつ
     細かい仕事がたまってくる。納期には余裕があるのに落ち着かないのはよくあることだけども、それにしても少々くたびれてるな。戦は元々嫌いなのであぁいう映像を見せられているということもあるのだろうし、もう一つ花粉症のせいもあるのだろう。薬を飲んだら今度は眠くなってきてしょうがない。早く終われ、花粉シーズンと下らん戦。
03月22日(きのえ うま:2月20日:一白先負)
  • とりあえず
     とりあえず一件片付ける。タスクリストから一つ消して一息。他もやりかけ状態のがあるし、まだ手付かずのもあるし。とりあえず、目先のものから片付けてしまおう。
03月23日(きのと ひつじ:2月21日:ニ黒仏滅)
  • 国産愛用
     次の仕事のための資料整理。といっても、あまり大きなお金にはならないので、それなりの期間で片付けないと元が取れない。資料をあちこちのサイトから探してくるのだが、公開されているのはI社ばかり。他はマスメディア向けのような宣伝文句はいろいろ並ぶけれど、そこから先はさっぱりである。それにしても、こうやって資料を探していると、海外製品ばかりである。かつて半導体摩擦なんてあった頃に「何でわざわざわけのわからん品質不安な海外製品なんか買わなくてはいけないの?」なんて言いながら調達目標達成のための数字いじりに苦心していたのが嘘のよう。ただ、ここまでくるとそろそろ国産愛用するという機運が出てきても良いんじゃないかと思うんだけどね。小柴さんと浜松ホトニクスじゃないけどさ。
03月24日(ひのえ さる:2月22日:三碧大安:彼岸明け)
  • なやみごと
     ふとアクセスした先の掲示板をめぐってみた。悩み事相談で、彼がどうした、彼女がどうした、なぜモテないとか、告白されたことがないだとか、微笑ましくも深刻な話題が並ぶのだけど、よくよく見ていくと、下は小学6年生、上は30代の女性なんていうのもある。結局言っていることはどの世代でも同じだったりするのを眺めていると、人間って歳を食っても結局表に着ている知識や言葉という鎧が厚くなるだけで本質的な部分は大して進歩しないものなのだなと思うのだった。
     都合のわるいことを年齢のせいにしてはいけないな。
03月25日(ひのと とり:2月23日:四緑赤口)
  • 信号機
     先日、近所の信号の無い交差点に信号機が設置された。まだ設置しただけで稼動しておらず、ランプ部分にはテープで×印になっている。まだ使われていないと頭では分かっているのだが、その信号機の交差点に近づくと軽い恐怖心、警戒心のようなものが湧き上がってくるのが不思議である。信号機がなくてもどちらが優先道路かは一目瞭然という交差点であり、いつも何気なく通過している場所であるし、動かないとわかってる筈なのだが、そこに信号機があるということが視覚に入ったとたん、こっちの優先感覚が落ちてくる。更に信号機に従おうと無意識に見つめ、表示が全て消えていることに対してどう対処すべきかと一瞬考え込みそうになる。実は動かないのはこちら側だけで側道側は稼動しており、車両や人が飛び出してくるのではないかという不安感を抱く。
     そういう不安感を感じ取ったのか、数日後、信号機の上から網がかけられた。使われていないぞという明確な意思表示なのだろう。それはそれでいいのだけど、信号機って設置から稼動開始までなんでそんなに時間がかかるわけ?
03月26日(つちのえ いぬ:2月24日:五黄先勝)
  • 戦争
     相変わらず事前処理された情報だけが流れていてさっぱりわからない。一つ言えるのは、叩き潰そうしている相手は一枚岩ではなく、ゲルみたいなものだということだろう。押せば潰れるし、穴をあけようとすれば、穴はあくけど、結局拡散するだけで何の解決にもなってない。放っておいたら、また一つの塊に戻るだけじゃないのかね?斬鉄剣でもコンニャクは切れないのだよ。
03月27日(つちのと い:2月25日:六白友引)
  • 一本仕上げ
     ようやく一本片付けた。最近花粉症の薬のせいか、どうもペースダウン気味。税務署からの葉書到着して、還付金を振り込んだよということなので、ちょっと期待しながら風が強いので、ちょっと車で銀行によって記帳。まだ入ってなかった。やっぱり時間かかるわけね。しょうがない、出たついでにスーパーに寄ってみる。コットンパフ二箱98円なりをみつけてすかさず購入。これって、定期的に98円と128円を往復していることはチェック済み。この前128円だったけど、どうせ下がる時期がくるのが分かっているのに今買うのもシャクだから買わなかったのだ。ちょっとしたもの拭くのにも、ティッシュより厚くて便利だったりするし。
     なにげにエスカレーターを上がったら、こちらではA4コピー用紙が500枚で198円。まだストックはあったけど、通常価格238円程度だから、まぁ買っておいてもいいか。
     こうして、妙なものの値段に詳しくなっていってる自分が何だかおかしい。
03月28日(かのえ ね:2月26日:七赤先負)
  • イライライラ
     古いATOKがWin2Kに入れるとどうもおかしいので、IMEで我慢しているのだが、本当にイライラさせられる。ある文節で変換して最初の候補で確定したあとで間違っていたことに気が付いて再び同じ文節を入れて変換する。当然優先度が変わってしまったから2番目の候補あたりだろうと思っていると最初の候補として出てきたりする。「思ったような字が出てこない」と入れようと思って文単位でいれると、「字が」が「じが」。「じが」で変換してやると「自我」の次に「時が」ときたもんだ。それは「ときが」じゃないのかい?
     道具は思ったとおり動いてくれてはじめて道具なのであって、体とお頭の延長として動くものこそが道具である。打てば響く、こちらの意図に対して的確にレスポンスが返ってくるのこそが良い道具である。小奇麗なPascalは教育用たりえたが、道具として広まったのはこ汚いと称されたCだった。やはり私にとってIMEは道具として失格である。にも関わらず使わざるをえないのが辛いところ。あぁ、少し稼いで一太郎買おう。
03月29日(かのと うし:2月27日:八白仏滅)
  • 大本営発表
     新聞の一面で某戦争関係の写真を見て苦笑する。あちらの国の住民の方で、一家で手をつないで逃げ出してきたところというキャプションが入っている。背後に戦場となったお国の壊れた戦車で、手前に一家・・それもどうみてもよそ行きの、全く汚れのない小奇麗な服を着たのが横に並んで手をつないでいる。背後は広大な砂漠っぽくて、手前に向かって歩いているのか走っているのか。
     さて、この人たちは一体どこから来たのだろうか?周囲には何も無いのだが、手をつないでいるわけは何だろう?横に並んでいるのはなぜ?何で一張羅を着込んでめかしこんでいるんだろう?
     自分だったらどうするかといえば、服が高価なら持って逃げるに違いない。荷物にしたって持って逃げたいものが無いはずは無いだろう。横になって手をつなぐくらいの余裕があるなら、全員に荷物を持たせて、まぁだいたい両親を前後、子供を間に置いての脱出行というところになろうものである。
     こんな写真でもひょっとしたら米国人は騙せると踏んだのかもしれないけれど、かつて大本営発表を体験しているこのニッポンでの閲覧に耐えられるような写真ではない。これでは、先の対戦中の円谷特撮の方がずっとマシというものである。やるならやるでもっと上手にやりたまえ、藪大統領閣下。
    P.S.先日の花粉症の薬の件でメールいただきました。ありがとうございますです。<(__)>
03月30日(みずのえ とら:2月28日:九紫大安)
  • あれあれ
     現場制服組とスーツ組の間の確執と対立だそうで。
     敵を引きずり込んで伸びきった補給線を断って前線部隊を孤立・疲弊させるという基本に忠実な方法に手を焼いているっていうことらしいけど「孫子」をちゃんと読んでるのかな?もう一回ちゃんと復習しましょう。
03月31日(みずのと う:2月29日:一白赤口)
  • メモリIC
     今年もやってきましたメモリIC規格表。データシートをダーッとプリントアウトした紙がダンボール2箱分。これを来週までに整理して片付けるわけ。終わった後には膨大な量の裏紙だし、等分プリンタ用紙やメモ用紙には不自由しないだろう。

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