2003年04月
04月01日(きのえ たつ:2月30日:ニ黒先勝)
  • エイプリル・フール
     エイプリルフールとは午前中だけのことだと初めて知った。x86コードも実行可能な68000系プロセッサの最終兵器で、4ビット単位でのエンディアン反転にも対応して前から読んでも後ろから読んでも大丈夫68086が発表されたとか180度向きを変えて実装しても大丈夫な68089とか、くだらんオヤジギャグしか思い浮かばなかったのでパス。
04月02日(きのと み:3月01日:三碧先負)
  • 洋服
     着物から離れて久しいのだが、このところ大分格好が砕けきっている感じもしている。もっぱら安物ばかりだが、何となく面白いなと思うものにふらっと手を出しているうち、我ながら年齢不詳な格好のような気がしている。まぁ、変にジジ臭くなる必要も無いし、今更ダンディズムが似合うような風体でもないし、所詮は貧乏人。面白ければそれでいいだろう。
04月03日(きのと み:3月02日:四緑仏滅)
  • メモリICメーカ
     規格表に新しいデータ追加の作業が終わる。NANYAとか、ちょっと耳慣れないけどちょっと可愛らしい感じの名称にちょっとだけ親近感を覚えたりもした。今でもEDOのDRAM作ってるんだなどと、ちょっとした意外性。とりあえず、今年の分はこれまでか。あまりにも分厚くなってきたのだけど、大丈夫かな?
04月04日(ひのと ひつじ:3月03日:五黄大安)
  • ぞろ目
     新暦で4/4、旧暦なら3/3で雛祭り。やっぱりこの位の気候で節句になったほうがいいんじゃないかとも思う。梅や桜は結構あちこちから中継されたりするのだけれども、桃はいまひとつ影がうすい。桃の花が咲くと遠めにのピンク色。まさしく桃色の花いっぱいでとても綺麗なのだけど、誰も取り上げてくれないのがちょっと残念。
04月05日(つちのえ さる:3月04日:六白赤口)
  • 冷たい雨
     朝から冷えていて、しかも雨。ちょっと買い物にでようとしたら、どうも霙(みぞれ)交じりにもなってきて冷たい雨。そういえばそんな言葉が出てくる歌詞もあったな?と思い出してみたりもする。桜は無事なのかな?と思いながら、冷たい雨に打たれた桜を見ていると思い出してしまうことがひとつ。あぁ、俺はまだ生きてるよ。当分そっちにはいけないが悪く思わないでくれと一言つぶやいていた。
04月06日(つちのと とり:3月05日:七赤先勝)
  • 日除け
     シャツを一枚買いに行く。なんだか道が妙に混雑しているなと思っているうちにパトカーまで登場してなんだなんだ?と思ったらどうやらお花見らしい。花見に車でのりつけて路上に停めた車が片っ端から駐車違反。ノルマのためとはいえ、少々やることがセコ過ぎるんじゃないだろうか。毎年の事と分かっているなら、切符切る前にやることがあるんじゃないのか?と思いながらも、毎年のことと分かっているなら車でくるなよ!という反論が聞こえそうで、自分で苦笑。
     シャツの方は、UV吸収素材というのはまぁわかるけど、ビタミンCっていうのは一体なんだろう?抗酸化物質配合って言いたいのか?マイナスイオンといい、このところオカルトっぽくなっていないだろうか?と少々疑問符。
04月07日(かのえ いぬ:3月06日:八白友引)
  • 入学式
     近所の小学校では始業式に引き続いて入学式。何とか桜も持ちこたえて桜の入学式っていう状態で、絵になる状態である。もっとも、「桜の中の入学式の図」というのは結構地域限定バージョンなわけでもあるし、良く絵柄で綺麗なピンク色にしているのはちょっと妙。桜ってそんなに派手なピンクではないし、あれはどちらかといえば、桃の花の色に近いんじゃないかい?そういや、旧暦じゃ今日は3/6なのであって、桃の花がいい案配でも不思議はない。
     桜を背景に桃の花が散るってあたりが実はあの入学式の図の正体だったのだろうか?
04月08日(かのと い:3月07日:九紫先負)
  • ウイルスバスター2003
     この手の好きな方からは某製品の次くらいの評価を受けている感もある製品ではあるが、私はウイルスバスターを使っている。先日サポート継続の金をクレジットカードで払っていたこともすっかり忘却の彼方だったところにふぃと葉書が舞い込んできた。中身はと思えばウイルスバスタークラブ会員契約の更新。そういえばうちで使っていたのはまだ2002で2003は落としていなかったことに気付いてトレンドマイクロのサイトからダウンロード。一応次にインストールするときのためにCD−Rにでも焼いておくかとおもってふと止まる。以前どうやってもCD−Rの書き込み失敗が出てうなっていたことがあったっけな。あれは結局原因不明だったのだが。
     なんで高々2倍速のCD-Rの書き込みに失敗するのか、ちょっと図りかねて物はためしでもう一回試してみることにした。今回はどうせデータ量も少ないし、大きな問題はないだろうと踏んでのことである。とりあえずいつもどおりWin-CDRを起動してトレイに落としたファイルを突っ込んで「Wrie」。またどうせ止まるだろうと思っていたら何の問題も無く完了である。このくらいの量なら問題ないのか、あるいは以前の環境で何か余計なものが入っていたのかはよくわからないけれど、何となくうまくいってしまったからこれでいいことにしておこう。
     今はバックアップはほとんどCD-RWでパケットライティングしてしまっているので、CD-Rはメディアともども余り気味だし。
04月09日(みずのえ ね:3月08日:一白仏滅)
  • ルータアップデート
     このところ何となくネットが妙な状態である。調子悪いときにはなんと数十分おきに通信不能になっては、モデム+ルータの電源ON/OFF(両方とも手元スイッチでON/OFFできるように小細工してある)すると復旧するという調子である。何となく利用者が多い時間帯にコケることが多いようなので、そのあたりの問題なのだろうか。それともグローバルIPを使っているからルーターが外部からアタックされてる?などといろいろ考えたのだけどもよく分からない。まぁ、こんなローカルな所を狙うような物好きもそうそういないと思うのだが。
     とりあえず気になったついでだからルーターのファームウェアバージョンアップでもやっておくかと、ベンダサイトにいってダウンロード。もう古い製品だということもあってか、現在のバージョンから一つ上がったっきりで止まっている。さて、アップデートだなとやってみたのだが上手く行かず、Failの冷たい文字。Fuealだったら燃えるんだがなとつまらないことを言いながらドキュメントを眺めていたらWin95/98/Me系はそのままでいいけれどもWindowsNT系からやるときは小細工が必要らしい。調べるのも馬鹿らしいので、実験マシンのHDDをWinMe実験用のに摩り替えて起動。ダウンロードしたプログラムとデータを転送してそちらからアップデートしたら今度は確かに順調に進んでアップデート完了である。設定内容が初期化されてしまったので、手元の家庭内LAN構成図を見ながら修正して、つなごうと思ったらさっぱり動かない。これはきっとWAN側の問題だとチェックしていったら、使い放題コースになった時に固定IPからDHCPを使うように変更されたことをすっかり忘れていて、家庭内LAN構成図に記入するのも忘れていただけだった。こちらを再設定して無事開通。
     これで大丈夫になったかとおもいきや、時々止まる現象は相変わらずだというオチがついてしまったのが少々残念。まぁ、いいとしよう。
04月10日(みずのと うし:3月09日:二黒大安)
  • 壁を売るか、穴を売るか
     打ち合わせ。雑談の中で「簡単なことでもノウハウとして持っていると有り難がってくれるけど、雑誌や本に出すと急にどうでもいいような安っぽい扱いになる」といった話が出る。確かにそういうところはあって、ちょっとしたノウハウでも、全く知らないひとには大きな壁になることは珍しくない。そのダムのような壁を壁として金に変えるのか、あるいは壁を壊さないまでも、壁に穴をあけたらい魚道のような物を作るところで金を得るのか。業界の人間の永遠のレンマなのだろう。
04月11日(きのえ とら:3月10日:三碧赤口)
  • 一服
     ちょっとした開き時間。久しぶりに銀行に行って少しお金を移動。ついでに手元現金も確保である。残高をざっと見て、さて次の一手は?とまた考える。
     仕事をしてから入金までのタイムラグがあるのは当然なのだけど、どうしても給与生活の時の感覚からか、「忙しい月には入金が多い」という感覚が残っているためかこのディレイラインの存在をつい忘れてしまう。仕事に波があれば当然山の時に入金が少なくて、谷の時に多いということになるので、山の時はまるでただ働き、谷の時は寝てても金が入ってくる立場のような気分で、このあたりのギャップが結構ストレッサーにもなるのかもしれないな。まぁ、さすがにこれだけやっているとこういう現象にも耐性が出てきていることがよく分かる。まっ、従業員何人も抱えてその人たちの生活まで気にかけなくてはいけないような重荷が無いというのははるかに気楽なのさと銀行の扉を後に駐車場に向かった。
04月12日(きのと う:3月11日:四緑先勝)
  • 火入れ
     昨年から休日の合間をぬってゴソゴソと作りつづけていたCPUボードがあるのだが、とりあえず0.5mmピッチの目の痛くなるようなはんだ付けも終り、ベース基板の電源回路とリセットまわりもできて、とりあえず一発目の火入れとなった。電源ピンを全部テスターでチェックしなおして間違いないことを確認してから実験用の電源に接続。この電源、一応全部ディスクリートで組んだトラッキング電源なのだけど結構容量が小さいので、過大な電流が流れようにも電源の保護回路が先に働いてしまうので、石を壊す心配が少ない。恐る恐るスイッチを入れる。昔の真空管時代のならわしからか、これを「火入れ」という。真空管の場合は電源が入ってヒーターが赤く(物によっては白くなるものもあるけど)なってくるので、まさしく「火が入った」っていう実感があったけど、今は何も無いので、火入れもないものだけど、この言葉にはどこか心臓が高鳴るような緊張感と、温かみがあるのが好きである。
     すかさず石の温度を見るが、特に変なこともない。シンクロで水晶の足を触ってみると。無事に発振していることが分かる。更に気をよくしてROMのアクセス信号を見ていると、見事に予定どおりの幅でリード信号がでてきていて、一生懸命ありもしないROMを読もうとしていることが見て取れる。
     これで一段落。さて、明日はROM/RAM用の拡張バスコネクタの取り付けでも考えることにするか。
04月13日(ひのえ たつ:3月12日:五黄友引)
  • 変なことばかり
    • ニュースを眺めていたらかの国で略奪が相次いでいると言う。「略奪」しか言わないけれど、だいたいこういう場合には暴行と略奪というのはセット物である。抑圧されてきた側が抑圧してきた側の崩壊を見るや一気に暴発していくというのは良くあることで、当然そこには血なまぐさいものだってあるに違いない。でもそういうことについては一切言わないのだね。
    • 話はググッと身近な統一地方選挙。ここ東京は最初から分かっていた結果がそのまま出たというところか。実はH候補のサイトに一瞬誰でも書ける掲示板ができて、政策などに対する要望などを書いてくれといっていたのを見つけたので、ちょっと意地悪く男性差別な法制度やその運用などについてこれを修正し、更に性差別的な商慣習についても歯止めをという趣旨の書き込みを試しにやってみたら、あっさり削除されたようだ。
       書いた私も意地が悪いので、それはどうでも良いようなものだけど、同様の書き込みが多発したせいか管理人さんが「妨害だ、損害賠償だ」だのと脅迫まがいの書込みまで始めたのには驚いた。挙句に住所氏名、フリーでないメールアドレスを公開した人にだけパスワードを渡して掲示板にアクセスできるようにしようとしたらしいけど、既に選挙運動も後半過ぎでもあるし、個人情報を収集していることに他ならないという認識はあるのだろうか?
       臭いものに蓋、自分に都合の良い話をする人間を取り巻に集めてその声だけ相手にするというのは裸の王様/女王様そのものではないかと私は思う。掲示板で少し耳に痛いことを言った人を相手に恫喝に走るようで、本当に民主政体の地方自治体の長なんておさまるのだろうか。所詮はそれまでの人だったということなのかな?
04月14日(ひのと み:3月13日:六白先負)
  • 一つ終り
     仕事が一つ終わって消しこみ完了。タスクリストに載っている大物がまだ残っているけれど、まずは順当。
04月15日(つちのえ うま:3月14日:七赤仏滅)
  • CD−R
     以前JazzのMIDIデータから作ったwaveファイルをCD-Rに焼こうとしたら途中でよく分からないエラーが出て止まるという現象になっていたのだが、先日とあるソフト一式にドライバなどを集めてCD-Rに焼いてみたら無事終了。いつのまにかまともになったのかな?と物はためしで焼いてみたら成功してしまった。一体なにが原因だったのかいまだによくわからないが、とりあえずよしとして置こう。
     ところが、出来上がったCDをCDプレーヤにかけてみたら、ガガガ・・・という異音と共に全く駄目。原因不明だけど、昔CD-Rドライブを買ったときに試しに作ってみたCD-Rではそんなことはなかった。当時のメディアを引っ張り出してきてみたら、見た目からして色が全然違う。前のは割と青いのだが、今度は金色がかったような色。ひょっとしてこのプレーヤが古いのでレーザーの反射率あたりの問題だろうかと思ってメディアを買いに。新しいのが駄目だとすると古いのが良いのかと見て回ったら、旧タイプ放出なのか、某大手さんのがケース付きで1枚50円なり。ケースの隙間からメディアを眺めると、なるほど青っぽい。ためしに何枚か買ってきて焼いてみたら、今度は何も問題なし。
     そろそろうちのCDプレーヤーも買い換えどきなのかな?もう20年近く使っているのだから充分元は取っているわけだけど。
04月16日(つちのと ひつじ:3月15日:八白大安)
  • OHCI
    •  USBホスト絡みの打診が来る。OHCI準拠が必須条件なんだそうで、ちょいと調べた程度だけれども、案外面白い気もしてきた。USBはホストの責任重大だからホストコントローラをまじめにいじるというのは結構骨なのだけど、勉強がてら調べてみるとするか。
    •  ということをツラツラと考えながら、実に久しぶりに髪を切る。願掛けというつもりではなかったのだけど、ずっと伸び放題でいい加減うっとおしくなってきたというのが一番の理由。いつも行っていたところにいったら順番待ちなので、別のところをと車でうろうろしていて見かけたのがこじんまりとした店でカット1800円なり。まっ、今はこれでいいやと済ませてしまった。
04月17日(かのえ さる:3月16日:九紫赤口)
  • 昼間の繁華街
     渋谷の先のほうの打ち合わせの後、移動のため五反田に出た。乗り換えのついでに少々空き時間があったので、そこらを少し散歩してみる。昔からの歓楽街。居酒屋にいかがわしげな店に、なにやら薄暗い飲食店。夜な夜なここはきっと怪しいムード一杯なのだろうけれど、白昼のそこはいかにも薄汚くもあり、祭りの後のようなわびしさもあり。そんな中に結構な大手の企業のビルが居並ぶ光景はなんともアジアンなモザイク模様。昼と夜、表と裏の顔といえば陳腐だけれども、こういうところで深夜残業して酔客をかきわけながら帰る姿を想像すると、妙な虚しさで一杯になりそうでもある。
04月18日(かのと とり:3月17日:一白先勝)
  • 理系のための恋愛論
    例によって暇を見てサーフィンしていてたどり着いてしまったのが理系のための恋愛論。実の所この手の物って良くあるのだけれども、どれもこれも読んでいるうちにムカムカと吐き気を催してくる。
    本当に何で行き詰まっているかというあたりが本当は一番大事なんじゃないかと思うのだけど、その部分がごっそり抜け落ちている。行き詰まりというのは、ちょうどエネルギーバンドのようなものではないかなと思ったりもする。上手い奴というのはちょうど価電子帯と電導帯が重なっている導体のようなもので、人と人の中、同性、異性の間を通り抜けることに大した苦労はない。一方で、私のように下手くそなのは禁制帯がある絶縁体みたいなもので、この禁制帯をうまいこと乗り越えられるだけのエネルギーが無いことには身動き取れないという状態である。これも環境によっては絶縁体からもう少し禁制帯の狭い半導体位にはなってくれるのだろうけれど、周囲にろくすっぽ出会いも無いということになれば、ほとんど絶縁体状態で、無理矢理電流を流そうとすれば絶縁破壊を起こすほどのエネルギーが必要ということになってしまって、電流が流れたはいいけれど一瞬にして焼け焦げて終りである。
    絶縁体にある立場にとって何より一番に解決すべき問題はこの禁制帯の存在にあるのだけど、導電帯にある方から見れば、この禁制帯の存在というものが理解できないのだから、はじめから話が噛み合うわけもない。
    こんなに何十回も回を重ねているのに全くもって空虚な感じしかしないのは、導体中の電子の動きについてしか触れてないからなのだろうなと、いくつか読んでから他に移動していった。
     本当の一番の問題は、こんなたとえ話が納得できてしまうっていうことなんだろうけどね。
04月19日(みずのえ いぬ:3月18日:二黒友引)
  • SH開発環境
     SH関係の開発環境をチェック。Windows版GNU-SHコンパイラを発見。オリジナルはインドのKPIT社らしい。まぁどうせ英文サイトで中を放浪するのだろうと思っていたら、このSH-GCCに関しては日本語ページもあるではないか。なんとなく日立さん自らのバックアップがあるのだろうと思わせる。
    ROM化できるとうたってるので、インストールしてちょっと動かしてみた。サンプルソースをreadmeにあるまんまmakeして、出来上がったファイルをチェック。デフォルトはSレコードだけどobjcopyで見慣れたIntel-HEXフォーマットを出力して出てきたものを眺めてソースを見てみたが、ちゃんとベクタテーブルも書き込まれているし、生成されているコードもそれなりである。スタートアップルーチンはほぼそのまま流用可能そうでもあるし。これなら案外簡単にいけそうだ。
04月20日(みずのと い:3月19日:三紺碧先負)
  • CPLD環境
     久しぶりにXilinxのツールを起動。すっかり使い方を忘れている。困ったな。Verilogも久しくいじってなかったので、ちょっと以前書いたものを見て復習。あぁ、そんな感じだったっけと思い返す。まぁ、前回良くわからない状態から実質3日でCRTCが書けたくらいだから、多分リハビリはすぐ終わるだろう。
04月21日(みずのと い:3月20日:四緑仏滅)
  • 洗濯機
     S社の全自動の乾燥洗濯機が不調である。パネルにアライグマのキャラクタが出るのは面白いのだけどここにきてトラブル続き。検索してみたりするとやはり結構多いようで、リコール対象になったバルブからの水漏れ以外にも振動対策がイマイチだとか、バルブとは関係ない、扉部分からの水漏れ、乾燥が止まらなくなるだとか。うちでは乾燥が行われずにエラー表示で、こちらは洗剤の泡が乾燥時に使われる空気循環用のダクトに入り込んでそこで乾燥するので、洗剤カスが段々積もっていって最後に目詰まりを起こすというもの。そして更に起きたのが水漏れ。洗剤投入口のところに給水して、ドラム内に落とすという単純きわまりない仕掛けなのだが、この投入口から溢れてくる様子。ドラムに行くパイプを調べたけどパイプ目詰まりは全く無しなので、ドラムがわから指を突っ込んでみたが、どうもパイプがドラムに出る部分の出口にあるパッキング用らしきゴムが変形してパイプを詰まらせているのではないかという感じ。配置からしてどうも逆流防止弁を兼ねているようにも思えるのだけど、逆流どころか正方向の流れもさえぎってしうということじゃないかと想像した。
     床の水浸しも一度や二度でなし。冷蔵庫と洗濯機だけは壊れると著しく困るのであって、それもこう度々のトラブルでは話にも何もなりはしない。交換か返品しろと迫ってみているのだけど、S社さんは何とか点検修理ですませたいらしい。でも、不思議とサービスマンがきたときには現象が出ないっていうのはこの世界では珍しくない。良いサンプルだろうからお持ち帰りして今後の開発に生かしてみたらいいんじゃない?
04月22日(きのと うし:3月21日:五黄大安)
  • さて
    •  結局引き取るということで決着。購入価格分丸々返すということらしい。で、代わりのものを購入すべく見に行くことにした。近所の電気屋で店員に「これって欠陥だよね」と言ったら「どちらで調べられました?」と。結局いろいろ聞いていくとトラブル続きでしかも対策パーツも一向に作られないということで販売店も困っている様子。「ドラム式でまともなのはT社さんだけです」と言い切ってしまった。おいおい、他に客がいないといってもそこまで言い切っていいわけ?
       選んだのは一番トラブル情報の少ないH社製のドラムじゃないタイプの乾燥洗濯機。こんどこそまともに動いてくれるんだろうね?
    • いわゆる職務発明で特許の対価は社内規定に拘束されずに、「相当の対価」を受け取る権利があるという、考えてみればあたりまえともいえる最高裁の判断。社員の発明を二束三文で買い上げて自由に行使して会社が大儲けするという図式は絶対におかしい。少なくとも一線の人間が社会的にみてはるかに低い待遇というのでは、誰も物を作ることに積極的になるわけがない。
       まずは特許だけれども、これから物を作る人間の待遇をもっと改善していくための一歩となることを期待したいところである。
04月23日(ひのえ とら:3月22日:六白赤口)
  • 洗濯機到着
     洗濯機到着。「これはどうするんですか?」と聞くので「メーカが引き取りに来るからそこにおいといて」と。さて、取り付け終わってマニュアル眺めながら試しにそこらのを洗ってみるのだが、ずいぶんと静かである。前の全自動は動いている時に扉を閉めていてもそれとわかるような音をたてていたのだが、あれ?と思ったら終わっていた。確かに布絡みはドラム式よりはあるものの、以前の全自動よりはるかに少ない。乾燥するとたぶんシワが多いっていうのは仕方ないだろうけど、どうせ電気代食ってしょうがないから緊急避難的にしか使わないしな。
     夕方S社が引き取りにきた。1年ちょっとでさらばとなるとは思わなかった。
04月24日(ひのと う:3月23日:七赤先勝)
  • ジャケット買いに
     春〜初夏あたりでちょっと肌寒い時や冷房除けになりそうなジャケットが一つ欲しくなって買いに行った。三つボタンくらいで、十分袖で、やや深めのV字にあいたような・・いわゆるスーツの上着みたいなのを探して数件回ってみかけた白いジャケットが、処分価格の1980円なり。ちょっと大きい感じもするけど値段に負けた。
     しかし、処分価格とはいえ、こういう値段で売られてしまって原価っていくらなんだろうとふと思うのが元メーカの人間の悲しい性(さが)。
04月25日(つちのえ たつ:3月24日:八白友引)
  • コピー商品
     このところニッコー電子のほうにUCT-100関係の問い合わせが入っているようだ。どうも話を聞いていると、私が絡んだ書籍の内容を見て「このデバイス使おう」と決めたのだけど、チップが入手しにくくてその結果・・ということになっていそうである。実は調べていればデバイスが無ければこちらで代用というのが出来るはずなのだけど、それに至らないということは恐らく書籍の内容流用ということなのだろう。ついでに「全ソースはついてくるのですか?」という企業名を名乗る方からの問い合わせなどもあったりする。
     別に本として載せていたり、webから落とせるようにしているのだから、サンプルにせよ、ファームにせよコピー&流用して実験してみるということは一向にかまわないのだけど、それを流用してちょっと変更だけ加えて製品にしてしまうというのがあまりにも露骨に透けて見えると、本当にそれでいいの?と思ってしまう。
     実のところ、雑誌や書籍に載せているものは、あくまでも実験やお勉強用、個人ユーザが楽しく遊ぶというあたりを想定しているので、細かい処理を端折ってるところが随所にある。あのファームは遊ぶには充分動くはずだけど、製品にそのまま持っていくと少々まずいところがないわけではない。そのあたりは割り切って使って欲しいのだけどね。
04月26日(つちのと み:3月25日:九紫先負)
  • 時計修理
     先日懐中時計を手に入れたのだが、蓋を開閉するボタンの調子が著しく悪くて、ボタンが押されたまま・・蓋が開いたままになってしまう。買ったところに持って行くのだが、店員の対応がこれまた悪い。明らかに引っかかるのに「こうやると開きますけど」とか。あのね、このボタンなんて、古道具屋で買った安物だってこんなひどい状態じゃないよと少々カチンときてはいたが、そこは納得してないという態度に徹してようやく返品交換決定。店に在庫が無いので、メーカ返品。それがやっと新品交換されてきた。一週間以上かかってる。時間かかりすぎだなぁ。
04月27日(かのえ うま:3月26日:一白仏滅)
  • 無線LANが変
     現状の配置として、モニタの上にLANのHUBが置いてある。すぐ左下にはルータがある。背後にはダイヤルアップルーター、そして無線LAN用のルータが置いてある。さて、何気なくHUBのLEDを見ていたらなんだか点き方がおかしい。誰もネットワークにアクセスしてない状態のはずなのに、アップリンク用のチャンネルのLEDが猛然と点滅を繰り返している。そんな馬鹿なと、ルータのケーブルを抜きながら様子を見ていったら、無線LANを落とすとおとなしくなることが分かる。無線LANといっても、今は子機の方は落ちているので、単にステーション側が生きているだけである。ためしに子機側のPCの電源を入れてpingを打ってみるとパケットロスがすさまじい。明らかにLAN上が変になっている模様。
    何で点滅を繰り返すのかはさっぱりわからないままあれこれやってみたが駄目。ひょっとして、無線LANがクラックされた?と不安になりながら、ファームウェアをアップデートしてみたけれどやはり駄目。
    まさかな・・と、思いながらケーブルの接続関係を少し変えて、ローカルなマシン群を全部HUBの先に集約したら急に静かになった。これはやはりAC系の回り込みだったと見るべきか。あるいはグランドループのせいだろうか?アースが無い2極プラグの日本なので、ACからの回り込みっていうのもありがちだけど、それならいままで正常だったのは一体なんだろう?どこかの絶縁がイマイチになってるということか?それはそれでちょっとヤバいんだけどな。
04月28日(かのと ひつじ:3月27日:ニ黒大安)
  • 変なこと続き
     久しぶりにARM系なのとお付き合い。が、ツールが変である。私はシンボリックデバッガなるものをあんまり信用しないタチだし、そもそも割り込みの中の処理が大半ということになるとなかなか真面目に動いてくれなかったりするのがこの手のものの常なので、結局LEDやら空きポートにロジアナを引っ掛けての調査が大半で、このためには作成したファームがダウンロードできさえすれば良い。
     ところが、である。ダウンロードがなかなかうまくいかない。デバッガは何故かフルスクリーンでしか動かないし、モニタの応答待ちだとかいうダイアログがしつこく出続けるばかり。とにかくやっても消えない、終了させようにも終わらないし、画面は占拠するしで、イライラが募る。それでもなんとかなだめすかしてやっているうちに何故かまともにダウンロードできるようになってきた。
     どうもこのところ変なこと続き。MSNのチャットも「お待ちください。サーバーに接続中です...」のメッセージが出たまま全く動かないということが続いているし。
04月29日(みずのえ さる:3月28日:三碧赤口)
  • なだめすかして
     なんとかARMをなだめすかして動かすことに成功。なんとか動いてくれたようだ。最初、割り込みが入りっぱなしになってしまって分けの分からないことになっていたのだけど、理由が分かってしまえば簡単なこと。なるほどね、このCPUの割込コントローラってそういうアーキテクチャだったのか。
04月30日(みずのと とり:3月29日:四緑先勝)
  • でっち上げの行方
     さて、一段落ついたようだ。ところで、イラクがウランを購入したとする文書がでっち上げだったことは既に2ヶ月もまえに明らかになっているわけだし、その後名前を変えた大量破壊兵器とやらもさっぱり見つかってない。そのうち医薬品を毒ガスの原材料だとか言うだろうということも全然不思議ではないわけだ。
     目的はただ当地に米英が駐留し、更に原油その他の経済的な資源を独占したいという植民地政策のようなものとしか私の目には見えないのだけど、おおっぴらにやっては角が立つだろう。
     このでっち上げによる侵略行為の行方がどうなるのか。ご近所のアフガニスタンが経済的に豊かになったとか、治安が良くなったなんていう話もトンと耳にしないのだけど、どうなっているのかな?

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