イゼルローン日誌
宇宙・・それは人類に残された最後の観光地である



 

2003年12月
12月01日(つちのえ さる:11月08日:七赤赤口)
  • 横浜
     横浜でセミナー。まぁ、今回はだいたいわかっていた範囲内のことでだいたい納得。まぁ、試行錯誤でやっていたところを一応整理して教えてもらったという感じ。
     ダークブラウンのシャツの上にオフタートル気味のノースリーブセーター、シャツジャケットにジーンズという、ラフな格好をしていったら少々浮いていたような感じ。
     帰りに崎陽軒のシウマイを買って帰る。真空パックバージョンならそこらにもあるのだけど、そっちだとヒョウちゃんが付いてないんだよね。
12月02日(つちのと とり:11月09日:六白先勝)
  • ギターがやってきた−2
     さて、借り物のギターもそろそろ返さないととぼんやり思っていたのだが、低周波音源として結構便利でもあるし、なにより買ってしまったアンプやらなんやらのセットがそのまま寝てしまうのももったいない。安くても1万円かぁと思って以前セットを買った店を眺めていたら、表に中古扱いで6千円なりのものがある。これならハードオフで買うより安い。物は9800円なりのものと同じらしいけど、どうせ「ド」が3桁ほどついてもいいくらいの素人なのだからこんなものでも十分だろう。
     ちょっと財布は厳しかったが、この際とばかり購入する。雑誌記事向けの低周波音源として使うってことで経費にするとするかと考えて、とりあえず部材として領収書をもらうことにした。
     「但し書きはどうしましょうか?」「部品代でお願いします」「え・・・部品代・・ですか?」「はい」「・・・」。店員さんの頭の中では「タイムボカンシリーズ」のラストシーンよろしく、バラバラになったギターが星となって消えていったことだろう。
     ソフトケースに入れてもらって手渡されたのはいいけれど、これを担いで歩くというのもなかなか照れくさいものである。弾けないんだよ、俺は。これはただの音源なんだよ。
     とはいえ、やっぱり手元にあればなんとなくいじってみたくなるものだ。家で少しコードを押さえてみたけれどやっぱり難しい。図を見ながらコレとコレ・・ってやっていって「ジャーン」はいいのだけど、これを何種類もリアルタイムで切り替えなくてはならないというのはきわめて難しい。タスクスイッチングの時間が長すぎて定周期動作が不可能である。
     最初は誰でもこんなものかもしれないなと思いながら、挫折の「F」。うーむ、やはり人差し指が痛くてたまらない。しばらくやっていたら左手人差し指の左側(親指より)のところが弦でできた凹凸とともに真っ赤になってきた。この調子だとFタコができるんじゃなかろうか。コツのようなものがあるのかもしれないけどね。
12月03日(つちのと とり:11月10日:五黄友引)
  • 知られてはまずかった?
     外交官が襲撃され、亡くなられたとのことであるが、米軍が現場を保存せずに片付けてしまったというところが腑に落ちない。うっかり片付けたわけはない。軍隊は上意下達な世界であって、下っ端が恣意的に行動したとなれば大問題だが、そういうこともないということはないだろう。
     片付けたということは片付けざるを得ない何かがあったに違いない。知られてはまずい何かがあったに違いない。
12月04日(かのと い:11月11日:四緑先負)
  • VBAでI/O
     今まで簡単なサンプルはVBで作っていたのだが、そういえばVBAではどうなのだろうと、試してみることに。なにぶん何も知らない状態だったので、検索エンジン頼みで遊び方が書いてあるページを眺めてみる。単にシートを選んでコード表示すれば良いらしい。やってみると、なるほどVB風味な画面である。新規のフォームをこしらえてVBの時と同じようにコントロールを貼り付けてコードを書いておく。実行のさせ方も最初わからなかったが、結局標準モジュールの中にAuto_Open()を用意して、その中に書いておけばワークシート読み込みと同時に起動されることがわかる。ついでに終了のときはAuto_Close()とのことだ。
     ためしに以前作ったUSBターゲットをアクセスするようなVBアプリを持ってきて標準モジュールを組み込み、ボタンを二つほどつけた単純なフォームを作ってUSBターゲットのLED点滅をやってみたらあっさり動いてしまった。なるほど、単純だ。
     ところで、VBAだとドライブリストボックス等が用意されていないのだな。もともと想定している用途が違うからそんなものなのだろうか。ファイル名の取得などはできるのだろうから、自前で作れば良いのだろうけどね。
12月05日(みずのえ ね:11月12日:三碧仏滅)
  • レンタルサーバー
     さて、メール関係でpastelmagic.comが駄目な理由がわかってきた。理屈の上では何も悪いことはないのだけど、どうやらスパムメールと勘違いされて中継途中で弾かれてしまうことが原因らしい。
     とりあえず、このままではどうしようもないし、メールボックスも小さい。何度か手を滑らせたように、ホームページスペースも非常に狭くて窮屈になってきていることでもあるので、思い切ってレンタルサーバーを借りることにした。多分来週中には手続き完了となるので、お引越し作業となる筈だ。もっとも、引越しとは言っても当面は単なるホームページ転送とメールサーバーにする程度なので、pastelmagic.comで来ている人には影響ないし、メールも今のnewebの方に送ってもらっている分はまったく関係ない。唯一影響がありそうなのは、pastelmagic.comのIPアドレスを直叩きしている人だろうけど、さすがにそういう人は滅多にいないだろうから、実害はない筈。引越し作業に伴う、DNS情報の変更が行き渡るまでの間はちょっと変なことがおきるかもしれないけど、それは仕方ないだろう。
     これで無事稼動すればメールボックスは一気に大きくなるし、メールアドレスも山ほど作れるし、CGIなどの制限も無いようだから掲示板なども自由に置けそうでもあるし、これからいろいろ遊べるはず。Perlの勉強もしなくてはならないかな。
     ・・と、ここまで書いていたら、23:33になってメール到来。「サーバーの設定が終わりました」とのこと。ずいぶんと素早いな。ためしに今のページをそっくりコピーしてみる。DOSプロンプトでftpするのは面倒。ftpツールを使えば良いのだけど、どうせ文字コードの問題があるわけでもないので、IEでURLにftpをいれて、いつもの共有フォルダ感覚でコピーしてみる。さすがにnewebからいきなりコピーというのはやらせてくれないようなので、一回ローカルディスクにコピー&ペーストしてそこから再度全部ペースト。一応どうってこともなく終わったので、テスト用のURLをたたいて表示。久しぶりに自分のトップページなんて見たな。2年も放置したままというのが改めて眺めて妙に気恥ずかしい。やっぱりそろそろ更新すべき時期だよな、うん。
12月06日(みずのと うし:11月13日:二黒大安)
  • ApacheとPerl
     とりあえず試験運用できるようになったページに試しに掲示板のCGIを置いてみた。いくつか手を滑らせていたのを修正したら無事に稼動。これで遊ぶことはできるということはわかったのだが、毎回毎回アップロードして動作確認してだめならまた・・というのでは面倒でしかたない。一応手元でチェックできたほうがいいに決まっている。
     何か手はないのかと思ったら、Windows下でApacheを走らせることができるということ。  Windows版のバイナリもApache.jpに転がっているようで、Apache2.0.48とやらをダウンロードしてインストール。Perlの方はというと、ActivePerlとやらが必要ということで、ここに行くと、emailアドレスなどの入力が要求される。本当にこれしかないのかな?と思いながらさまよっていたら、ここで指定されたリンクだといきなり落とせる。ためしに裏窓URLらしきものをを叩くとディレクトリ丸見えになるということ。まぁ、そんなものだろう。JPerlのパッチも入手して、これでPerlな環境も整った。
    Apacheを入れたら、http://localhost/で「あなたの予想に反して、このページが見えているでしょうか?」というお茶目なメッセージ。Apacheに関する文書で、マニュアルもでくるから、これを読めということらしいけど、とりあえずそこらで検索した情報に従って、httpd.confに
    UserDir "c:/homepages/user/*/public_html"
    とかやって、適当な誰かさんのpublic_htmlの下が「/~誰かさん」で見られるようにして、
      < Directory "C:/homepages/user/*" >
        Options +ExecCGI
        AddHandler cgi-script .cgi
      < /Directory >
    
    とかいう感じにしてやると、誰かさんのディレクトリでもcgiできるようになるらしい。
    あと、
    #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
    のコメントアウトをはずして、ついでに、
    #AddOutputFilter INCLUDES .html
    も追加すればいいらしいので従っておく。
     これでいいはずなので、Apacheを再起動(画面右下のタスクトレイ(とか言うのか?)にApacheが居座っているのでRestartを選ぶだけ)。
     試しに適当なhoehoeディレクトリをこしらえてhtmlファイルを置いて、
    http://localhost/~hoehoe
    としてみたら見える見える。ふむ。CGIではちょっと手間取ったけど、スクリプトの一行目を
    #!c:/perl/bin/perl
    とする程度で無事稼動である。
    外に向けて公開するつもりはまったくて、デバッグで使いたいだけなので、スタート=>コントロールパネル=>管理ツール=>サービスでApacheを「手動」にしておく。
    あくまでプライベートにしか使うつもりはないけれど、サービス稼動中は他のPCから直接IPを叩いても見えるわけで、やってみると案外面白い。具体的に何に使うかと言われてもあまり用途らしい用途はないのだけども、とりあえずこの日記ファイルでも自動生成するようなものでも作ったらいいのか。本文を入れてSubmitしたら、ファイルを更新する程度のことはできるだろう。ついでにftpまでやってくれたら楽といえば楽だな。
12月07日(きのえ とら:11月14日:一白赤口)
  • 振込み
     先日申し込んだレンタルスペース(共用状態だから、レンタルサーバーというよりレンタルスペースという方が妥当らしい)の代金振込み。2万円弱なのだし、銀行で振込みしても良いなと思いながら、そういえばATMだとどうなるのだろうかと検索。以前から思ってはいたけれど、コンビニATMを使った方が安い。でもさすがに休日は・・と思ったのだがやっぱり安い。24時間振込み可能だし、手数料も安上がりとくるならばわざわざ窓口に行く必要があるとすれば、通帳に送金した分の引き出しを記録しておきたい程度のことである。
     これが法人ならきっちり財布は分けないとまずいところだけど、個人事業でもあるし、このあたりは事業主借りということで始末してしまえばいいかと割り切って、振込みに行くことに。手続き終えて、出てきた明細にしたがって送金した旨の連絡を入れる。
     これで、DNSの設定情報などが来れば良いのだな。
12月08日(きのと う:11月15日:九紫先勝)
  • お知らせ到来
     先日の振込みは無事に済んだようで、本格稼動のお知らせ到来。DNSの設定情報も送ってきたので、これを今のレジストラのところで登録すれば完了となるらしい。もっとも、DNS情報を変更してもしばらく行き渡るまでには数日程度かかるのだろう。それまではメールのSpam勘違い状態も続いてしまうので、早く行き渡って欲しいところである。
     とりあえず自分でもわからないと面白くないので、レンタルスペース側のホームページスペースではnewebの中身をフレームとしてはめ込むことにして、http://www.pastelmagic.comを開いたときにURLがnewebに飛ぶなら更新前、URLが同じまま見えたら更新されたということでわかるようにしてみた。これでうまく行ったら、メール送受信もやってみることにしよう。
12月09日(ひのえ たつ:11月16日:八白友引)
  • 記憶器IC實践活用法
    「記憶器IC實践活用法」なる本が5冊ほど届いた。ちなみに台湾バージョンだと、こんな感じ(要フォントインストール)
     著者は私である。白中和さんという方が翻訳されたらしい。この書籍の通販サイトで見ると出版は2003/4/4とあるから、こちらがずっと知らなかっただけか。(ところで、著者がYE YA YANとあるのだけど、これは訳した人の名前かな?)
     題名からわかるとおりのCQから出させてもらった「メモリICの実践活用法」の翻訳本なのだけど、左上に「工業用書」とあったり、出版が建興文化事業有限公司というあたりもなかなかこそばゆい。本はCQから出ているもののような立派な感じではなくて、いわゆるペーパーバック。大きさはA5版である。お値段はwebサイトではUS$12.68だけども、本の奥付には300元と書いてある。486全盛期に台湾に行った時は確か1元が4円程度だった記憶があるので、そんなものなのだろう。
     世の中に山ほどある書籍の中で、私の書いた本が選ばれて、翻訳され、あちらの国の書店に並び、あちらのエンジニアの卵たちが手にとり、読んでいる姿を思う。ほんとうに些細なことに過ぎないけれど、自分というものが国の枠を超えて役に立ったのかと思うとちょっと嬉しい気分である。
12月10日(ひのと み:11月17日:七赤先負)
  • 掃除
     床が見えないほどに物が散乱している状況にさすがに耐え切れなくなってきて片付けることにした。修理の時を考えて後生大事に保存していたダンボール箱もたたんで全部捨てることにして、すでにゴミでしかなくなっていたようなものも破棄。ほんの1、2時間程度でもあるけれど、出てきた箱だのゴミだので部屋の入り口がバリケードである。その昔学生運動の時もこんな感じだったのかいな。うずたかく積もったダンボールの壁を蹴破って突入・・いや、部屋の中からだから脱出か・・すれば、V(体積)はS(底面積)×H(高さ)というのか、面積を高さ方向に積分すりゃいいというのか、いずれにしてもHを低くするならSが大きくなるのだということが如実に表れて、これまたしばし呆然というありさまである。
     とにかくゴミ袋を取り出だして畳んでは縛り、ちぎっては投げして出てきたものが二抱えもあろうかという塊になった。
     それにしても、これだけ引きずり出してもぱっと見た目の印象が大して変わらないこの部屋って一体。年末までにあと2、3回は同じようなことをしなくてはならないのだろうか。
12月11日(つちのえ うま:11月18日:六白仏滅)
  • ホームページビルダ
     DNSの情報も行き渡ってきたようで、pastelmagic.com宛のメールもぼちぼち届くようになってきた。サイトもそろそろ更新しなくちゃなぁと言っていたら、とある人から「使ってないから」と言ってホームページビルダをいただいた。とりあえずインストールして、マニュアルを眺めていたのも最初のうちだけで、結局読まずに試行錯誤でやってみる。雛型を元にいじったらいきなり表示のときにIEでエラーメッセージが出るとか、「なんじゃこりゃあ!」な世界でもあったけれど、結局雛型の割り付け方法とGIFファイルを拝借しながら改造していくことを覚えるとそれなりに面白くなってくる。ただ、なにぶんセンスがないので、なんだか手を加えるほどに格好悪くなっていってしまうのが悲しい。
     表紙の雰囲気つくりと、一通り自分でやりたい範囲のことはほぼわかったので、今日のところはこれで良しとしよう。
12月12日(つちのと ひつじ:11月19日:五黄大安)
  • 参加することに意義がある?
     そこに欲しいものがある国が民主国家でないなら「民主化」ということを錦の御旗にし「非民主的な部分を正すためだ」ということだけで、証拠をでっち上げ、国連の承認もないまま一方的な侵略まがいの行動をとり、町を破壊し、民間人を殺し、インフラをズタズタにして勝利の凱歌をあげる。民主化されて、喜んでいるのだという図をしきりに報道し、自分がボロボロにした街を自分たちの国の息のかかった業者を使って復興とか称する土木工事に従事させる。傀儡まがいの政権を作って自分たちの恒久的な利権を確保する。某国の理屈によればこれが許されるのだということらしい。
     それで、復興のための青写真はいったいどうなってるわけなのだろう?○○を作りますっていうハコモノ行政のような事を言うのは得意だけど、それを実際に作るのは?自衛隊員?それを維持管理運営する職員は?そもそも何をどれだけ、どれだけの期間で作るの?なにより、その作ろうとしてるものは現地の人が本当に何を置いてもまず大事と望まれている類のものなわけ?「計画」って言うからには何よりまず先にそっちの方の検討が大事なんじゃないのかな?と思うのだけど、まず自衛隊員を行かせるということが先になっているということは、実は復興事業の実態なんてどうでも良くて、単に「参加することに意義がある」のだろうな、きっと。
     誰かは憲法の前文を引き合いに出してきたようだけど、総理大臣ともあろうものが、憲法の前文を事前に「読む」とは何事だ。そんなものそういう立場なら暗記していたあたりまえだろう。前文にはこうも書いてあるのだ「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した」。さて、平和を愛する諸国の代表とも言えるような立場の国連の常任理事国は何をやっているのだ?
12月13日(かのえ さる:11月20日:四緑赤口)
  • 手帳
     手帳を買う。それほど出番は多くないし、たくさん書くことがあるわけでもないので、かさばらない小ぶりなもの、それでいていざ書くときにあまりにもせせこましいと都合がよろしくないので、それなりの大きさはほしいということで探すと、ちょっと細長いタイプがお手ごろとなる。
     そんなものの中でいかにも男性向けっぽいものをと探すとこれがなかなか難儀である。全般に大きすぎるものが多くて中身もなんだかスーツ族向け。毎日一生懸命書くことがある人向けにできている感じがあって今ひとつしっくりこない。確かに営業さんなら書くことはたくさんあるだろう。そうでない人でもスーツの上着の胸ポケットは結構大きいのでこの程度の手帳でも十分突っ込んでおけるのだが、私のようにウエストバッグに放り込んでいたり、あちこち突っ込むにはこれでは少々かさばりすぎる。
     というところで、結局ここ数年使いつづけているものとなる。結構評判は良いらしく、今年のはじめころの日経ビジネス誌の手帳の評価ランキングでも結構上位にいたものである。ただ、このシリーズの手帳、実は概観は同じでも中身の構成が違っていて、ある構成のもので色違いというのが置いてないのがいつものことである。つまり、中身を選ぶとカバーの色が決まってしまう。カバーの色を選ぶと中身は選べないのがちょっと残念なところではあるけれど、それはそれで仕方ない。手帳は使うものであって見せるものではないのだからと、中身優先でいつもお気に入りのタイプを探したらカバーの色は去年はエンボス加工な赤、今年は半透明な赤というのか濃いピンクという感じのものになってしまった。
     ちょっとは元気が出る色ということだと思っておくことにするか。
12月14日(かのと とり:11月21日:三碧先勝)
  • カレンダー
     そろそろカレンダーをと思っていたら新聞屋からもらった。あまりもらいもののカレンダーを下げるというのは好きではないのだが、これはさすがに各家庭に配るだけに金はかけてないというべきか、実用本位というべきか、絵も写真も無くただ日付が並ぶだけというシンプルなもので、とりあえず書き込みしておくのにはちょうどいい。気に入らなければ下の新聞屋の名前欄だけ切り取ってしまえばいいだけだ。ついでだからミシン目など入っていると潔いと思うのだけどね。
12月15日(みずのえ いぬ:11月22日:二黒友引)
  • FPGA設計
     以前からごそごそやっているC言語ベースでちょっとまとまったものを作ってみることに本腰を入れる。だいたい、こうやって本気になるのはどこからかの開発案件でやることになったか、あるいは雑誌や書籍がらみだけど、今回は後者。
     FPGAの内部メモリをためしに使ってみようと、ざっくりとした仕様を決めて後はどうせCだし何とかなるだろうと書きなぐってとりあえずフィッティングしてGO!とやってみたら動かない。できたものが動かないのではないし、いわゆるコンパイラ部分が動かないのでもない。そもそもコンパイル自体は10秒もかからないで終了するのだ。問題はその先で生成されたVHDLをFPGAに落とすところ。これは各デバイスベンダが出しているツールにかけることになる。今回はALTERAなので、Quartus-II。ところが、これが途中で苦しみだす。10分・・・20分・・・終わらない。そのうちメモリが足りないと言い出してきた。
     こんなくだらないもので何でこんなに時間を食うのかさっぱりわからず、ソースをどんどん簡略化したけど結局駄目。メモリが1Kバイト程度なら何とか苦しみながらも終わるのだけどな。結局あきらめてMegaWizardを使って内部メモリ用のマクロのようなものを生成させて、それを使って生成したものをモジュールとしてC側とくっつけることにした。言うなればアセンブラのライブラリを取り込むようなもので、それほど難しくはないのだけど、もともとMegaWizardはCとのリンクなど考えてないので、若干の小細工をしてリンク。
     今度は5分やそこらであっさりと終了である。さて、予備実験は終わった。ここからは一気に突き進むだけ・・だな。
12月16日(みずのと い:11月23日:一白先負)
  • CRTC
     昨日作りかけたものが大体うまくいったので、試しにCRTコントローラでも書いてみることにする。VGAタイミングに準拠させるのだけど、ドットクロックが全然違うので、全部完全に同じというのは無理なので、とりあえずささやかなものにしてみることで計算。Excelで適当な表をこしらえてあぁでもない、こうでもないとやってからとりあえず決定。なんとなく昔PCGを使ってやったグラフィックみたいになりそうだけど、まぁいいとしよう。
     タイミングを順次考えていくのだけど、細かい部分でついはまる。たとえば初期アドレスを0にしていると、表示前にインクリメントすれば1からの表示になってしまうし、表示後にインクリメントすることにすると今度は最終カラムのときにはインクリメントして、その次からはやらないということになる。冷静に考えたらあたりまえのことだけども、ざっくりといい調子で書いているのでつい引っかかってしまった。  その他にもドットクロックのどこで何をするかというのも決定していって、ざっと書いてシンクロでタイミング確認。どうやら動いているようなので、CRTとの接続ケーブルをつくってつないでみたら、同期がかかってなにやら表示された。ちょっとまだ変なところはあるけど、今日はこれで良しとしよう。
12月17日(きのえ ね:11月24日:一白仏滅)
  • 描画
     昨日に引き続いて描画ルーチンを書いてみる。とりあえず任意の位置にドットを打つことから始まる。これが結構すったもんだ。変なところに表示されてしまう原因がわからず悩みに悩んだ挙句にわかったのはアドレスのクリアに失敗しているということと、表示アドレスの制定が間に合わない時があるということ。FPGA自体は一昔前のそれしか知らなかった私には唖然とするほど速いのだけど、Cの方の記述でうっかり1クロックで終了すべきところを2クロック消費するような書き方になってしまっていたという、情けない話である。
     これを修正してとりあえずドットが打てるようになった。ここまでくればしめたもので、ラインルーチンも作っていく。ソフトの時だったら馬鹿らしくてやらないようなアルゴリズムであっても、並列実行できるようにすれば全部まとめて1クロックである。たとえばFPGA自体を10MHzという、あくびが出るような低速クロックで動かしていても動いていても、たとえば、K=A+B+C+Dという演算でさえ、Aのロード、B,C,DとのADD、Kへのストアという5命令分。もし、B,C,Dがレジスタになければそれぞれロードが必要で、さらに3命令で計8命令。式ひとつで10命令必要として5行あれば50命令。これがハードウェアでやってのければ1クロックなので、実質50倍速で500MHzのRIS-CPU相当という皮算用。
     ということで試しに書いてみたのだけど、実際にはそこまで並列性を見出すのは結構たいへんで思ったほどではなかったけれども、それでもX座標、Y座標をあたえてから1ドットうつのに数クロックしかかからない。ためしに直線をぐるぐる移動させて、一周描画したら今度は一周消して・・というのを繰り返してみたけれども、速すぎて画面全体がちらついているようにしか見えない。同期との関係でか、風車のような影が移動しているように見える。ほんの少しチューニングして消費クロック数を減らしてやったら、風車の回転も速くなって、確かに高速化されたらしいことが見て取れる。これで、動作クロックは昔の74シリーズTTL全盛時代?と思うような周波数なのだから、FPGA恐るべしである。
     それにしても、簡単だ。パパッと作ってとにかく動かしていきたいというのにはこんなに便利なものはない。VerilogやらVHDLでこんなものを書いていたら、面倒くさくなってきて途中で放り出しそうになるけれど、Cならこんなもんか?ととりあえず試して動かせてしまう。VC++を使わずともVBでそこそこのアプリケーションは作れてしまうのにも似ているのかもしれない。カリカリに性能を出すのは無理としても、そこまで必要ないものならとにかく思いついたら作って動かしてみて、そしてもう一度考えて修正。場合によってはコマンドラインのCコンパイラやら文法がそこそこ似ているawkあたりでざっと検証してそれをフィードバックして検証。このサイクルの短さやソフト/ハードのシームレスな考えに慣れてしまうと、ほかの方法を考える気になれなくなるのが困ったものである。
12月19日(きのと うし:11月26日:三碧赤口)
  • 紅茶とブランデーと
     紅茶とブランデーを買う。どっちも高価なものではない。スプーンの先にほんのちょっと取った紅茶の葉をお茶パックに入れてカップへ。お湯を入れて発泡スチロールのカバー(といっても、ほとんどカップラーメンの容器みたいなものだけども)をしてしばし放置。ここにブランデーを少々垂らして軽く香りがたったところでほっと一息つく。
     実は紅茶の葉も置いてはあったのだけれども、飲む機会はあまり多くなくて、ずっとコーヒー党。それが少し変わったのはアップルティーのティーバッグを買ってからのことである。スリランカ産とある黄緑色の箱に「Regent Garden Tea」とある。カップに放り込んだティーバッグにお湯が触れ、ふわりと浮かぶその香りについ惹かれながら一息つく。こういう気分もずいぶんと久しぶりである。
     おいてある紅茶を入れてみるとやはり少々物足りない。本当に高価な紅茶ともなれば違うのだろうが、私が買う程度のものではこんなものだろうか。何らかの香り付けをすれば良いのだろうと出かけた先でケーキ関連のところを見ていて手に取ったのがブランデー。ケーキ用という小さいボトルで300円なりである。早速買ってきて入れてみるとこの香りが気に入った。やはりそこは酒である。甘くはないがコーヒーのようなどこかWildさを感じさせるような香りでもない。
     残っていた紅茶の葉も減っていって、ブランデーも葉の残りも底をついたので本日の購入である。あんまり入れると飲酒にあたるのだろうからほどほどに、ほどほどに。
12月20日(ひのと う:11月27日:四緑先勝)
  • Rouge - COSMETIC CM SONG COLLECTION -
    RougeなるCD。二枚組み。曲名リストを見てわかるとおり懐かしい。曲名を見ていて一番懐かしくなるのは一枚目の1980年前後というところか。「燃えろいい女」など思わず車の中で叫んでしまう。不景気だなんだというけれど、なんだかんだと言いながらも、株価も何も1980年頃と比べれば大差ないのだし、当時と比べればはるかに悪知恵も良知恵もついているのだし、妙な人間とも知り合っているのだし。ここで心機一転新たな気分でスタートだな。
12月21日(つちのえ たつ:11月28日:五黄友引)
  • デジャヴ
     FPGAで演算回路を作ろうと思って、とりあえず基本のsin、cosだなと思っていじり始めて躓いた。sinテーブルを作るのは良いとして乗算がうまくいかない。正の数同士なら問題ないのだが、負が絡むととたんに妙な感じになるという、あまりにもありがちな現象に散々悩まされる。ロジカルに追うと特に問題はなさそうなのだが、どうしてもうまくいかない。
     と、このあと日付も変わろうかという時刻になってやっとわかったのは、ツールのバグらしいということ。式がちょっと複雑になってくると無視してしまうようだ。その昔のMS-C(マイクロソフトのCコンパイラ)がよくやってくれたなと、デジャヴ。
12月22日(つちのと み:11月29日:六白先負)
  • ビール
     久しぶりにビールをケース買いする。ずらりとケースに並んだビールを見ているとこれだけ飲むのかと思うけど、気が付くと飲み干してしまっている
12月23日(かのえ うま:12月01日:七赤赤口)
  • プログラム掲載
     付き合いしているニッコー電子から、今年のインターフェース誌に載せたプログラムのダウンロードサービスをしたいのだがという問い合わせ。そういえば、自分で書いたプログラムなのだし、ダウンロードサービスしたところで問題はない。今まではスペースが非常に狭かったので、とてもそんなことはやっていられなかったけども、今度は200Mバイトほどあるので、ソースコード類なら何も問題なく入るし、掲載した回路図なんかも公開しておくのもいいことか。空虚なSHOPの下にでもぶら下げるかな。
12月24日(かのと ひつじ:12月02日:八白先勝)
  • PLL
     ALTERAのStratixでPLLを扱ってみることにする。とりあえずMegaWizardを立ち上げてPLLを選択。単にクロックを引き上げたいだけなのでイネーブルもLock出力も不要なのでどんどん削除して結局入力と出力クロックがあるだけの状態に。周波数を50MHzに設定してソースコードを生成させる。
     さて、これをメインのモジュールとつなげば良いのだが、果たしてうまくいくのか。そもそも、動作クロックとしてPLLの出力をどうやってHandel-Cで記述すれば良いのか少々悩む。とりあえず、思いついたのは
    • 空のモジュールをひとつこしらえる。こちらの動作クロックは外部ピンから受け取るクロックにしておいて、ここにInterfaceでPLLを取り込むと、PLLの入力はこのモジュールのクロックになる。
    • メインのモジュール側ではexternal Interfaceにして、PLLを外部にあるよと宣言する。そして、set clockでPLLの出力信号をクロック信号だと言ってやる。
    こんなやり方が通用するのかと思ってやってみたら、なんとエラーが出ない。本当にうまくいったのか?と不安になりながらシンクロで波形を測定。電卓を叩いてみると、確かに50MHz動作になっている。簡単である。PLLで好きな周波数で動かせるのか。これはますます便利である。
12月25日(みずのえ さる:12月03日:九紫友引)
  • CRT成仏
     ちょっと所用で出かける間、ディスプレイの電源だけ切って戻ってきたら画面がおかしい。ピンクな業界でもあるまいに画面が青と赤と紫な世界になっている。緑が出ていないので、これはケーブルでも抜けたかとチェックしたけれども問題なし。中継ケーブルがあるので、これのせいだろうか、あるいはディスプレイアダプタのせいかと中継の先をサブディスプレイにつなぐと正常表示なので、いよいよディスプレイ側の問題と判断せざるをえなくなった。
     だいたいTVでもそうだけれども緑が壊れるということは割と多いように思う。映像の増幅段、それもCRTの根っこにあるあたりのが壊れることが多くて、こいつを適当なトランジスタと交換してやれば治るはず・・・ではあるのだが、問題は今まさに仕事のために必要だということである。こんなピンクの画面を見ている気にはなれないし、サブはサブで必要だ。メールも、追加の原稿も書かなくてはならないこの時期によりによって何でだと絶叫モードであるけれどもとにかく早期復旧のためには買うしかない。
     電気店に行くとCRTはすっかり肩身が狭くなっていて、あっちもこっちも液晶である。どうせ高いんだよなと思って改めて価格を見るとずいぶんと安くなっていることに驚かされた。もちろんCRTも引きずられて安くなってはいるのだけども、これなら液晶も悪くない。そんな中でかなりお安い17インチの液晶につけられた3000円下取りキャンペーンなる札に目にとまる。なんでも今使っているCRTや液晶のディスプレイを3000円なりで下取りしてくれるらしい。家電リサイクル法とやらでディスプレイも捨てるのに4000円程度かかるということなので、差し引けば7000円お得ということ。それならいいではないかと、いったん家に帰って壊れたディスプレイを後部座席に載せて再出動してお買い上げとあいなった。当然経費にするしかないのだが、耐用年数は何年だったかな。減価償却が必要か。
     ディスプレイがあったところをちょっと掃除して、設置してみる。薄い・・・あたりまえだけども薄い。画面がずっと奥まで行って、机が広くなったのはいいことだけど、CRTの上に載せていた時計やハブの置き場がなくなったので、結局有効スペースはあまり変わらないのが悲しいところ。
     ケーブルをつないでPCのスイッチを入れる。1024x768のいつもの表示が妙に大きい。どこか間が抜けて感じられるほどの大きさである。
     続いて解像度を1280x1024にしてみる。ちょっとブレたあと自動的に追尾して表示が出る。これでなんだか見慣れた大きさのアイコンや文字。そしてこれまた印象が違う。今までの15インチとは別世界の広さである。しかも見やすい。エディタにせよ、ワープロにせよ、全画面モードにすると、少々戸惑う位の広さに感じられる。
     年末のこの時期に少々手痛い出費ではあったけれども、これなら金を出した甲斐があったというものか。とりあえず、今年一年がんばった自分へのご褒美と思っておくことにしよう。
12月26日(みずのと とり:12月04日:一白先負)
  • 素通り?
     イランで大きな地震のようで、かなりの被害が出ていることだろう。さて、地図を見ればわかるとおりで、日本からイラクに行けばだいたいイランのあたり、それも被災地近辺を通過することになる。しかも災害救助なら国内でもいろいろやって経験値も高いだろう。にもかかわらず、瓦礫の山の下敷きになっている人の横を素通りかい?
     ところで、イラクでは仕事が無くて困っているというのだし、やはりアラブのことはアラブでという風土があるならば、給料払って資材は供給して被災地の応援に行ってもらうというのは、二国間の関係のためにも悪くなのではないかと思ってしまうのであった。
12月27日(きのえ いぬ:12月05日:二黒仏滅)
  • 仮眠
     C合成関係の原稿を書くことになって、作っておいたサンプルに少々手入れ。動いているのを見せるだけだしと、白黒モードで作っていたのだけど、やはり少々物足りなくなってきたのである。ハードは極力単純にということで、昔懐かしい8色モードにする。書き換えはどうということも無く簡単に終わり、ピンを固定して動かしてみる。やはり色がつくと白黒とは雰囲気がまったく違う。VRAMの出力はあと1ビットあるから輝度ビット分をとることもできるし、容量もあと2倍あるので表裏切り替えもできるはず。まるで昔の8ビットパソコン時代を思い出させるような表示である。
     さて、ここまでできたし一安心とPCに向かっていたらなんだか眠い。ちょっと仮眠・・と思ったのが、机に突っ伏して完全に寝込んでしまい、TVからの爆発音で目がさめた。いつしかアクション系な映画になっていたようだ。サブモニタの上では寝込む前に作っていたデモ画面が見られる人も無いまま黙々と動きつづけている。
     無事に動いて気が抜けたか。今年も残すところあと4日。何とか年内に片付けてしまいたいところなのだが。
12月28日(きのと い:12月06日:三碧大安)

  •  原稿を書いているのだが、どうも熱く語っているうちに前の章を書いている人の内容と激しくバッティングしそうな気がしてきて、該当部分をばっさりと切る。少し頭を冷やしてこのところどんな風な報道がなされていたのか、検索して眺めていると、結構いろいろなところで行われているようでもある。雑誌のバックナンバーのタイトルを見ていると、確かにすごいことだけど、にわかに信じがたい。プロパガンダのような感じだなと思って読んでいたのを思い出す。
     それが今になって読み返してみれば、「何をあたりまえのことを言っているんだ、そんな低レベルな話、わざわざ記事にするほどのことか」ということになってしまうのだから、人間変われば変わるものである。
     さて、私がこうなった以上、普及し始めれば業界全体がこうなることは明らかである。ではその先にあるものは何だろうかといえば、論理合成から動作合成へのパラダイム・シフト(この言葉、ずいぶんと久しぶりに使うぞ)である。今までは面倒くさくてやっていられなかったようなものが、とりあえず動かすところまでは持っていける可能性が出てきたのである。これはまた面白い時代の到来であろう。
12月29日(ひのえ ね:12月07日:四緑赤口)
  • 乗算
     乗算回路をちょっと組んでいた。正攻法でシフトと加算で組んでいたのだけど、ためしに1クロックで乗算するように書いてやったらエラーもなくいきなり落ちている。50MHz程度で動かしても平気な顔をして正常動作するので調べてみたら、使用ゲート数まで激減である。一瞬何が起きているのかわからず、改めて眺めていて気が付いた。このFPGA、中に乗算専用の回路を持っていたのだ。シフト+加算じゃなくて乗算として定義したから、自動的に乗算回路がアサインされたというわけ。悩んで損した。お粗末さま。
12月30日(ひのと うし:12月08日:五黄先勝)
  • 小掃除
     どうも寒い。机の下には冷気がただよっている。一番の原因はファンヒーターからの温風が入らないデッドな領域になっていることにある。前面と側面は壁。反対側面は3台のPCが壁をこしらえている状態であって、これではそもそも空気の入れ替わりがおきようがない。
     入れ替わらないどころか、壁というか窓の方から霊気・・もとい・・冷気が流れ込んでくるわけで、対抗措置としてアンカを買ってきたり、ひざ掛けを使ったりとしていたのだけども、根本的な解決にはなってない。なっていないことは分かっていても足の踏み場しかないようなこの部屋ではファンヒーターの移動もままならぬとそのまま放置していた。していたものの、やはり堪忍しきれなくなるときはあるもので、今日がその日だったようだ。思い切ってステレオ関係が置いてあったところからアンプ、チューナー、CDプレーヤー(これも既に20年使ってるな)を下ろして床に積まれていた本を移動。空いたスペースにファンヒーターを移動して、机の中に吹き込めるように再配置。
     いままでファンヒーターがあった場所があくと、結構あれこれ目につくものである。結構邪魔くさかった、幅70cmくらいはあろうかという版画も箱から引っ張り出して、壁に掛けてみた。既に読まなくなっていた雑誌だのなんだのも全部集めて、行き場のないガラクタ類も全部ゴミ袋へ。
     結局こうしてできたゴミ袋で再び床が覆い尽くされてしまったのであった。とりあえず、年内の小掃除はこれで終わりとしよう。
12月31日(つちのえ とら:12月09日:六白友引)
  • 年越し
     どうにかというべきか、やれやれというべきか、どうにか年越しである。結局年越し仕事になってしまってなんだかなぁというところではあるけれど、どうせ市中の商店も正月元旦から営業があたりまえとなり、初売りのはずが福袋売りの日になっただけというところなのだから、ご同輩というところか。
     さて、そんな中でどうにも1年の最後の最後まできな臭いのがイラク関連。ニュースで「戦争で壊れた電気や水道、学校の修復」と言うのはなぜだろう。まるで戦争が自身や台風のような自然災害であるかのような言い方である。ごまかしはいけない。子供にもわかりやすいようにはっきり言うべきだ。「米英軍によって破壊された電気や水道、学校を修復する」と。あくまでも「戦争で壊れた」のではなく、「米英軍が壊した」「米英軍によって壊された」のであろう。戦闘行為の後だったとしても、一方的な根拠なき言いがかりをつけて暴力をふるいにきたのは紛れもなく米英軍である。原因も責任も米英軍にあることだけは間違いない。それなのになんで地震台風雷並みの扱いなのだろう。あぁ、不思議の国ニッポン。
     さて、そんなこんなでムードも雰囲気もへったくれもない年の瀬のニッポンであるが、とりあえず日誌もこれで今年1年分終了である。よいお年を・・って、まだ紅白で浜崎あゆみが歌っている程度の時間だけどもね。

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