2004年2月
02月01日
01月11日
二黒大安
ちょっと面白半分にHandel-CでCPUを書いてみようかと思い立つ。とりあえず簡単そうなところでPICをターゲットにしてみた。WDTだのタイマだのはとりあえず関係ないのだけども、レジスタがバンクになっていたりと少々面倒くさいが、ぼちぼちと実装。
まだ最適化とか、クロック使用効率なんて考えないで、ざっと書き殴るのだが、やることといえば14ビットの命令コードを引っ張ってきてビットパターンで分岐してそれぞれの処理をするという、中間言語のインタプリタみたいなもの。
ベースにしたのは以前書いてみたターミナル入出力で、とりあえずGキーを押すたびに1命令実行ルーチンを読んではレジスタの値をターミナルに表示するようにしてみた。これで、仮のプログラムをRAMにセットしておいて、実行してみようという按配である。手始めにGOTOと、CALL、RETURNに、MOVLW、ADDWF、ANDWF、MOVWFあたりを実装して動かしてみたのだが、なんということもなく動いてしまった。Gをたたくたびにプログラムカウンタが進んで、ちゃんとGOTOやCALL/RETURNもやっている。このまま無限ループにすれば、CPUらしきものになるわけだ。あとは命令を追加していくだけでとりあえずCPU一丁上がりとなるはず。
こんなのでいいのかな?いいんだろうな、動くんだから。動いたら効率を上げることを考えてみよう。

02月02日
01月12日
三碧赤口
少しはアナログっぽいところをおさらいというわけで、昔使っていたSpiceを引っ張り出して少し動かしてみる。こちらもちょっといじっていたら使い方を思い出した。ついでに伝送線路だなんだという話も少しシミュレーションできるような環境があるといいなということで、少しチェック。とりあえずトラ技の付録程度でも使えそうな感じなので、これでいいとしよう。
これで一息ついて、昨日やっていたPICと命令互換CPUもちょっと命令を追加する。はっきりいって単純すぎる。パイプラインにしていないからというのが一番大きいけれども、基本的なロード/ストア関係さえできてしまえば、あとはANDだろうとXORだろうとCLRだろうとわずか数行である。
ただ、生成されたものを見るとさすがにロジック・エレメントを使いすぎという感は否めない。多分このあたりは共通部分を纏め上げて関数化してやるのがいい手になるのだろう。
というわけで、バイト系の命令は終わり。あとはビット系の命令と、コントロール系を少し追加すればできあがりだろう。これだけやっていたら1日仕事だろう。
立ち読みするには少々恥ずかしい表紙の「CPUの創り方」などという本まであってるようだけど、こういう正攻法なやりかたがどうにも面倒で近寄りたくなくなってしまう。良いことなのか悪いことなのかわからないけれども、「楽なものは効率が悪くても普及する」のがこの世の習わしである。

02月03日
01月13日
四緑先勝
節分
電磁界シミュレーションということで、昨日見つけたトラ技付録のSNAP/SUITE Liberal Editionをインストールしてみる。最初とにかく使い方がさっぱりわからないし、本誌にも操作説明が無いというわけで、インストールしたときに入ってきたマニュアルの「チュートリアル」が手がかり。
ところが、このチュートリアル。急いで作ったのかもしれないけれど、どうにもわかりにくい。この手のものはとにかく右も左もわからない人が相手だからきちんとステップを踏んで「ここのこれで・・」と手取り足取りするものだろうけども、変なところでスポッと説明が抜けている部分があって、「このメニューはいったいどこ?」が頻発する。せめてOrCADのチュートリアルあたりのレベルには達して欲しいところ。
そんなチュートリアルに腹をたてながらもいじりだしたら、これがなかなか面白いのである。雑誌や書籍で反射がおきてこうなるから、電流分布がこう・・といわれてもパッとしないけれども、波が動いていくのを見るとまったく印象が違う。少々大きくなるけどもトラ技サンプルそのものをシミュレーションしてみた(QuickTimeムービーで2Mバイト位あるので、ご注意)太いパターン(14.5mm×2mm)が二つあって、その間がキュッと細いパターン(3mm×0.5mm)でつながってるところに7GHzの信号を端から突っ込んだ例である。基準面が0Vで上下に振れるので、裏側にも飛び出していく。これが3Dグラフィックスよろしくぐるぐる回して見ることもできる。
こうしてみると、本当に電気信号も波そのものだなという実感がわく。細くなったところで波がグワッともちがあがるところや、反射が起きてしまっているところなどはまさしくそのものである。
各所の波形として見る機能があるのかどうかなど、まだわからないところは多いけれども、イメージとしてどういうことになってしまうのかというのがつかめるというのがいいところだ。
もっとも、仕事としてこういう世界の製品設計ということになったら悲鳴をあげてしまいそうだけども。

02月04日
01月14日
立春
卵が立つ立春だとか。昨日の続きでいじっていたら、回路図で入力する側にして、Spiceよろしくパルス電源を設置してやると線形波形解析とやらで、波形を確認することができるらしい。こういうのも昔はずいぶんと大げさで高価なものだったのだが、私のような個人レベルでも机の上でホイホイと遊べるようになってしまったというのは確かにすごいことである。
試しに基板のパラメータを入れて、デバイスの入力容量だけ設定してシミュレーションしてみると、なるほど複数のデバイスがぶら下がりだすと結構ひどい波形になってくる。ためしにダンピング抵抗を入れてみるとだんだんおとなしくなってくるのも見て取れる。
昔、そういえば昔こういうことをやってなぜかうまくいくっていうのを不思議だと思っていたりしたっけなと、改めて思い出しながら試してみると確かに当時のパラメータを入力してみるとなるほどそれなりで、過去の経験が裏付けられた格好となった。

02月05日
01月15日
八白先負
PSoC関係の準備。ライター販売などを考えているのだが、細かい方針変更などもあって、右往左往。Cypressにはいつも悩まされるんだけども、それでもなんとか落しどころを決定。まぁ、これでいいかという感じ。ちょうど種銭も手に入ったので、これでちょっと頑張ってみることにしよう。
そんなことを思いながらCQ出版に赴いたら、いっせいにお声掛かりで昼飯に拉致されてしまった。考えたら多重原稿債務状態だったんだよなぁ。早く原稿仕上げなくては。

02月06日
01月16日
七赤仏滅
DOSモードでI/Oをコントロールしていて、どうしてもほしくなってくるのがms単位位のディレイ。BIOSのワークエリアを覗く方法をつかったりもしていたのだけども、どうにも気に入らない。何かいい手はないかなと思って気づいたのはビープ音用のタイマ。
これのモード設定を変更して、カウント値を調整してやると1ms程度のカウントはすぐできる。これをタイムアウトで停止する、モード0にしてステータスをPORTBから読み出しておけばいいはずだということでやってみたら、確かにうまくいった。あとはカウント値をいじったり、このカウントをループでまわしてやれば、それなりの精度のmsオーダーのディレイが得られる。
それにしても、今更8253/54のマニュアルを読むことになるとは思わなかった。

02月07日
01月17日
八白大安
ダイソー文学シリーズとやらを買う。以前読みかけで行方不明になってしまった「たけくらべ」と、なんとなく気にはなっていたものの読む機会もないままだった「人間失格」が読みたくてのこと。
装丁も使っている紙も安っぽいし、ちょっと難しいと思われる語句が赤くなって二色刷りでルビがついて脚注が入るとか、話の粗筋がつくといった、どうにもお勉強臭さはあるけれども105円でここまで読めるならと思う。
元来文庫本というのはこういうものだったはずだ。文庫の最後のページには必ず発刊の言葉のようなものがついているけれど、岩波文庫にせよ何にせよまずは皆の手元に安価に届けたいというのが一番だったのではないか。いつしかそれが値上げ値上げとなり、とうとう文庫でも1000円札が簡単に消えてしまうのが珍しくなくなってしまった。
そんな中で確かに見かけは安っぽいとはいえ、中身は立派な作品で埋められ、200ページからの本が105円である。すでに著作権切れだから間違いなくパブリック・ドメイン・データであるこれらが105円で提供される。
文庫の原点ここにありといったところか。

02月08日
01月18日
九紫赤口
USBキーボードを購入。別にキーボードを新調しようというのではなく、USBキーボードを調べるためのリファレンスである。ふらりと立ち寄った先で並んでいるのを見たらなんだかゼロが一個多い。国産らしいけども1万6千円なりのキーボードを誰が買うんだろうと思ってみると結構山になっているから売れるものらしい。
 その横には1000円程度のものもあったりするのだから、いったい何がなんだかというところだけれども、なるほど、ある程度行き着くところまで行き着くと差別化したものは売れるのだという見本なのかもしれない。既に電卓は100円で買える時代になっているけれども、一方では1万円を超えるものもある。100円のと1万円なりのもので、どれだけ製造原価が違うかと言われたら、100倍、200倍も変わるものではないだろう。
価格は抑えながらも利益をだしていくのか、ある程度上乗せしてニッチな部分をきちんと狙っていくのか。前者だと体力がいるが、後者だと知力がいる。両方ないなら・・・・・商品の怪しさ・・・・妖力か。

02月09日
01月19日
一白先勝
電子辞書入手。
電子手帳に興味はあったのだが、以前見たときは英英が入っているものがほんのわずかで、しかも結構な値段であきらめていたのだ。それがふと通りがかったついでに見てみると、英英なんてあたりまえ。とにかくあるはあるはの辞書の塊。やれ○十冊分とか言われても、いったい何に使うのかと思うくらいの詰め込みよう。
これはもう買いなんだろうなと思って調べ始めると意外と難しいものだ。辞書を使う場面というのが専門用語やそれに近いものが多いので、英和と英英はある程度大きいものが欲しい。単に収録語数が多くてもあまりにもあっさりしているポケット辞書のような説明では物足りない。
ということで、あちこち見ているとジーニアスの英和大辞典が割とよさそう。英英はだいたいLONGMANとOXFORDで決まりという感じだけども、こればかりは実際につついてみるしかない。とりあえず店頭に行っていじり始めると、単に単語をひくだけでなく、単語を元にほかの辞書に飛ぶのも簡単。単語を英英で引いて、説明文中の単語をさらに引いて、その先で英和にうつって、ものはためしと英和の中の単語を拾って和英で引くというのも簡単。
そして決めたのがSEIKOのSR-M5000収録辞書は9種類と控えめだけども英和大辞典とOXFORDを買ったようなもの。ついでに広辞苑、逆引き広辞苑も、漢字林というあたりがありがたやというところで、これだけ入れて大きさは名刺2枚分より一回り小さい。
早速マニュアルでなんとなくわかっちゃいるけどちょっと引っかかるようなものをあれこれひいてみる。とにかく早い。辞書をひくより断然早いし、さらに追いかけて検索したいときも確かに簡単で、面白がって使っているうちに本文を読むのを忘れている。しばらくはいいおもちゃとしても遊んでいられそうだ。
欲を言えば以前買ったWordPowerも入るといいのだけどもな。

02月10日
01月20日
二黒友引
関数電卓
延々と使ってきた関数電卓だが、時々表示が薄くなったりとだんだん調子が悪くなってきていた。なんとかだましだまし使っていたのだが、手元に少し現金ができたこともあって、新調することにした。関数自体は三角関数と対数計算に平方根程度ができればほとんど用は足りてしまう。要するに計算尺並でいいということである。
絶対欠かせないと思うのは16進演算や基数変換、そして前回入力した式を呼び出せる機能である。店先を見ているとCASIOのものが圧倒的だけども、CASIOの場合基数変換の機能が非常によろしくない。いままで散々使うたびにイライラさせられてきたのだが、某所でSHARPのはいいと目にして、そちらにシフト。あれこれ見ていくうちに行き着いたのがプログラマブル電卓のEL-5120
BASICのサブセットという感じの言語を採用している。
これ以外で面白いのがソルバ機能で、式を入力したあと、ある変数以外の値を入力してやると、その変数の値をニュートン法で自動的に逆算してくれる。たとえば、三角形の面積Sと底辺Aと高さHでS=1/2*A*Hであるけれども、ここで面積と高さを入力してAの値のところでSOLVEとしてやると一生懸命求めてくれる。きっと制約は結構あるのだろうけども、何かの時に使えるかもしれないな。

02月11日
01月21日
三碧先負
建国記念の日
ジーンズ購入
このところ買い物ばかりが続いている。いいかげんくたびれてきていたブーツカットなジーンズを一本捨てて買いなおし。しかし着物を着ていた頃は自分のサイズなんてぜんぜん気にしていなかったのだが、洋服とは不自由なもの。服を体に合わせるか、体に服を合わせるかの違いである。

02月12日
01月22日
四緑仏滅
とりあえずひとつ片付けたのだが、一難去ってまた一難。仕事があるのはいいことだけども、重なるときはみんな一度にくるものなのだな。
02月13日
五黄大安
日系エレクトロニクスは「彫らずに刷る:身軽で機敏なモノづくり」ということで、印刷で回路は無論のこと、半導体までこしらえてしまおうというもの。
有機トランジスタはようやっと1MHz動作できるところまでというので、まだまだ使える範囲も限られるけれども、そのうちなんとかなるのだろう。
おそらく実用性ということになると、目では見えないような集積度になるのだけれども、あえてそれを落として「動く回路図」というのも面白そうだ。回路図を書くとそのまま印刷されて、そのまま動いてしまう。
こうなってきたら、次は昔々の「子供の科学」にあった夢の「付録の折込ラジオ。はさみで切って糊で張り合わせればほら動きます」な世界。メモリやらディスプレイと太陽電池も印刷できるなら、雑誌の折込広告もページを開くと動くということになるのだろうか。そこらに置いておくと、複数のページがチャカチャカと動いているという様子を想像すると、面白いというよりも不気味という方がよさそうでもある。
もっとも、そんなものが出来たとしたら、かつてのVTR、そしてCD-ROM、DVDと同様に真っ先に飛びつくのはアダルト系なんだろうけどもね。

02月14日
01月24日
六白赤口
三りんぼう
近くにセルフ方式のガソリンスタンドがオープンするというチラシを目にしたのだが、ちょうどガソリンも空になってきていたことでもあるので行ってみる。できたばかりのスタンドで、まずプリペイドカードを購入。普通なら事務所であろう建物に入るとオープン記念で箱ティッシュとチョコレートのプレゼント。とりあえず3000円のカードを買う。3000円ちょっと分になるらしい。これで給油装置に行ってカードを入れて、レギュラー/ハイオク/軽油ボタンを押してから給油口に突っ込んで引き金様のものを引いていれば給油されて、あとはノズルの先までくれば勝手に停止する。
いつもだいたい3000円位になるので、全部使い切るかと思ったら使い終わらない。少しノズルを引き上げ気味にしてチョンチョン・・と追加して満タンにしたつもりだけど結局30リッター弱で、カード残額が150円ほど。
ついでに灯油も調達。こちらもセルフになっていて、同じ要領で自分で給油。1000円分のカードを買い足して、先ずさっきの余りを使う。4リッター程入れたところで残額ゼロ。「カードの継ぎ足し」とか「二枚挿入」には対応していないので、いったん終了にして再度1000円のカードを入れて、残り14リッターを入れる。18リッターで680円程度だからいつものところよりも結構安い。
ふと見渡せば、確かに外にいるのは一人だけで、使い方の説明をしている。あとは、ティッシュとチョコ配りの姉さんが一人いるだけである。
人件費の削減にもなるであろうし、価格も下げられるというのはいいことかもしれない。24時間営業もされるわけで便利なことにも違いない。
が、これでいいのだろうかという気持ちがふと湧いてきた。スタンドというのは車好きな奴の格好のバイト先ではないのだろうか。そういえば、かつてY編集長は秋葉原で一本釣りをしてライターの卵を拾ってきては育てていったと聞く。すでに仕事も何も決まってしまっている大人の都合、大人の利便性、大人の収益基準に合わせすぎてはいないだろうか。次の人はどうやって育つのかを考えていないのではなかろうか。
そんなことを思っていっているうちにメータも約14リッター。さっきの4リッターとあわせて、灯油缶も満タンである。
給油機に表示されたカードの残額を見ながら、「でも安いのはありがたいよね」とつぶやいてしまう一般消費者に戻った自分なのだった。

02月15日
01月25日
七赤先勝
模様替え兼掃除
どうにも物が増えすぎて落ち着かなくなってきた。机の上に16cmのバックロードホーンスピーカーが並んでいる上に棚板を渡して上にどかどかと物を積んでいたのだがどうにも圧迫感がある。おまけに液晶ディスプレイになって画面が奥に引っ込んだものだからまるで穴倉の中を覗き込みながら作業しているようである。
何をしていても、どうも具合がよろしくないので、思い切って模様替え。スピーカーを移動させて上に乗っていた箱のたぐいは全部処分。持ってはいるけれどまったく使わないものも思い切って捨てることにした。物置代わりの衣装ケースの中もACコードのようにいつでもすぐ安価に手に入るものは一部を残して破棄することにして、周囲を占領していた基板類もそこに集結。
机の上の空間が広々として、引越しで出て行く時のガランとした部屋のそれにも似た頼りない空間が広がっている。
もっとも、横を見れば市の指定の燃えないゴミの大袋が2枚分のゴミが排出されたにもかかわらず、相変わらず大量のガラクタ物があるという現実もまた存在しているのだが。


02月16日
01月26日
八白友引

掃除は続くよ
ということで、古いステレオ一式も全部破棄することにした。16cmバスレフのスピーカーユニットも破棄。とはいえ思い入れの強い20年前に買ったCDプレーヤ(当時定価14万8千円なりで安いほうだった)と自作の真空管アンプは温存。その他の諸々も破棄決定でずいぶんすっきり。
あとはX68000関係をどうしたらいいものか。今後動かすことはまず無いといって良いだろうし、さりとて売り払うのも気が引ける。一式引き取ってくれる人がいれば、周辺まとめて差し上げてしまおうかという気になってはいるのだが、さてどうしたものか。試作品のX68000とかもどうしたものか。
結局もらい手が無くてこのまま静かに時が流れるだけ・・かな?ボストンのComputerMuseumみたいなところがあれば寄贈してしまうのだが。

02月17日
01月27日
九紫先負
アンプ、FM/AMチューナー、音声多重チューナー、16cmバスレフスピーカーをハードオフで売却。とにかく古い物なのでほとんど値はつかず、700円なり。
さて、これで軽くなったことだしと、ミニコンポでもと思って店を眺めにいったらTEACのCR-L600というマイクロCDレシーバが目にとまる。CDプレーヤとチューナとアンプが内臓されたもので、CDラジカセならぬCDラジというところか。モデルチェンジのための生産中止のためか、今は方々で安売りされたらしくてここでは19800円なり。
いいなと思って買おうとしたら、在庫切れで次の入荷は2月末という程度でまだ不明だそうだ。
さて、帰ってきてから見渡すと残っているのは温存したCDプレーやと真空管アンプ、そして16cmバックロードホーン。とりあえず、これでCDを聴くことだけはできるということで、清掃しなおして接続。スイッチONというより点火という感じで終段のフィラメントが明るく光り(直熱3極管のVT-62なので、フィラメントが黄色っぽく光っているのが良く見える)そしてボリュームを上げていくと懐かしい感じの音。1、2時間くらい音を出していたらずいぶん落ち着いてきたようだ。
改めてじっと聴いているとこれはこれでなかなかいいではないか。サラウンドとか色物効果はまったくなし。トーンコントロールもなく、音量を左右独立のボリュームで調整できるだけだけども、ジャズなどをかけるとなかなか艶かしい。

02月18日
01月28日
一白仏滅
Jazzだのクラシックだのポップスだのをランダムにかけながらの原稿修正。考えてみると4月号ではずいぶんあちこち登場である。
昨日引っ張り出したアンプはずいぶん調子が出てきたのか、だいぶいい感じである。本当は電解コンデンサもそろそろ交換してやったほうがいい時期だろうと思うのだが、しばらくはこれで我慢。
某所を眺めていたら「真空管でDCアンプは作れないのか」といった事を書いているのを見かける。真空管が完全に温まるまでの間はどうなってしまうのだろう。

そういえば、確定申告もしなくては。今週末に領収書整理して、再来週にでも提出かな。

02月19日
01月29日
二黒大安
雨水
燃えないゴミの日
燃えないゴミの日でとにかく全部捨てた。大きな袋二つが占拠していた床はがらんとしたスペースになり、ずいぶんとすっきりである。まだまだ捨てるものはあるのだが、まず第一陣としてはこんなものだろう。残るガラクタのうちひょっとしたら欲しがるのがいるかもしれないと思えるものについてはとりあえずヤフオクででも売ってみるか。
そういえば、ショップの準備もそろそろやっておかなくてはならない。来月10日がいよいよスタートである。

02月20日
02月01日
三碧友引
郵便貯金センターからの郵便物。「配達記録」と赤字で書いてあるのがなんとも珍妙である。何かと思ったら、先日頼んだホームサービス、つまりインターネット経由で残高や入金の確認、電信振替やら、デビッド決済、そして居宅送金(口座から現金を引き出して、指定先に配達してくれる)といったこともできるというものである。
せっかく来たのだからとためしに使ってみる。郵貯のサイトから入っていって、IDとパスワードを入力。残高を確認してみると、なるほど確かに見慣れた金額が入っている。あとは試しに入金してみてどういうふうになるか確認すれば良いのだな。今度入金してみることにしよう。
ついでにeBANKにも登録しておいてみる。こまごましたものはヤフオクで売り払ってみようという腹積もりである。ここへの入金は郵貯からならば無料というのもいいところであるし、口座維持手数料がかからないけど、ATM使用も無料だったりとか、アイワイバンクとの連携とか、その他諸々でなんとなく便利そうというのがその理由なのだけども、確かLiveDoorとゴタゴタがあったような気がする。
ところで、eBANKに申し込んでみたら勝手にNICOSカードがついてくるらしいのだけど、果たしてこのような状況にある私が審査に通るのかどうか興味津々である。なにせ信用調査をしたら、個人でブラブラやってるだけな人間なんてアテにならないことは確かである。「まことに申し訳ございませんが」と言ってきたら、さて、eBANKの方はどうなるのだろうかというのもちょっと見物である。とりあえずそれなりの個人情報は渡したのだけども、私の表層的な情報など集めても屑同然だろう。
無事に口座開設できたらヤフオクでいろいろと売り払ってみることにしよう。

02月21日
02月02日
四緑先負
確定申告の準備である。まず領収書を全部A4の裏紙に貼り付けて日付順ソート。続いて銀行の通帳入力である。普通は仕訳帳で入力するものなのだろうけども、諸口の処理など、結構こまごましたところで気が利かないのでいつもどおり全部振替伝票を使って処理してしまう。相手勘定は事業主貸、事業主借、そして自動引き落としの通信費が大半だけども。
だいたい収入の多い時は通帳の行数も増える傾向なのだが、今回はそのセオリどおり昨年よりも行数が激増である。前半は細々だけども後期一気に盛り上がってきているのがわかる。
さて、そんなこんなで終了。明日は領収書の入力である。
02月22日
02月03日
五黄仏滅
領収書入力終了。これまた昨年より結構多かった。とにかく細かいものがたくさん。交通費もずいぶん使ったものである。タクシー代、駐車場代が増えているのは帰りが遅くなったパターンが結構あったためか、あるいは悪天候で駅までの往復で難儀したためか。そういえば、こんなものも買ったななどと、領収書を見ていると去年1年で起きたこと、やってきたことが思い浮かぶ。
昨年後半から伸びてきたのだし、ここで一気に「リフトオフ」を目指そうと、試算表を眺めながら思ったのであった。さて、来週末にでも申告書を作成して3/1提出というところかな。
源泉徴収分があるから、それなりに戻ってくると思うのだが。

02月23日
02月04日
六白大安
物はためしと郵便局から自分の口座に振込みをしてみる。
窓口で「振込みしたいんだけど」というと「どちらの口座に?」と問われたので「ここに入れてどういう風になるのか知りたい」と言ったら苦笑しながら用紙をくれた。用紙に書いて振込み手数料を支払って終わったら「記帳してみましょうか?」と。
お願いしますと、やってみるとなるほど用紙に書いた自分の名前が入っている。当然だけど住所などは入らないのだな。帰ってきてインターネットのホームサービスでチェック。こちらも名前だけ。まぁ、いちおうわかることは確認できたし、いいことにしよう。

02月24日
02月05日
七赤赤口
とりあえず原稿一本仕上げ。明日からは特集原稿でもてがけないとまずい。
事務用品関係の通販のASKULのカタログが到着。早速ダンボール箱の小さいのを注文してみようと思ってホームページを訪れたら、パスワードを要求。はてな?と思ったらFAXで通知されているものとのこと。そうか、先日入っていたFAXはこれだったのか。しかし今うちのFAXはカートリッジがNGで打ち出せない。しょうがない、カートリッジごと買うかと、電器店へ。残数1になっていたカートリッジ3500円弱を買う。ついでに眺めたら先日売り切れていたマイクロCDレシーバが再入荷したようだ。そういえば、20年越しのCDプレーヤーも最近ローディングにしくじったりするし。ラインアウト端子も付いているけど、こいつから真空管アンプにつないでサラウンドすることもできるのだろうか。
音が気に入らなくてもあの値段なら単なるアンプつきチューナーでCDプレーヤがおまけと考えても良さそうだしな。
02月25日
02月06日
八白先勝
というところで、CDレシーバ19800円+消費税なりを購入する。当然領収書はしっかりもらっておく。「但し書きは如何いたしましょうか?」と聞かれたので「音響機材」と言ったら、一瞬詰まったあと「響」が書けないらしくて、周囲の店員に聞いている。あっちのフロアに電子辞書が売ってるから持ってこようか?と言いたくもなろうというものである。そういえば、巣鴨の駅そばの喫茶店で「CQ出版」で領収書をもらおうとしたら「版」の字が書けない。自分自身、つまらない字が突然出てこなくなったりして困ることもあるして、あんまり人のことは言えないけどもね。
さて、持ち帰ったCDレシーバを開梱したら、恐ろしく軽い。中身が何もないんじゃないかという軽さ。机の上を一時占拠していた真空管のアンプと20年越しで使っているCDプレーヤをどかして設置。スピーカとの配線やらアンテナの接続も終えていよいよ音出しである。
電源が入って、一曲目から驚かされる。16cmのバックロードホーンが今までとまったく違う表情を見せた。D級アンプらしいけども、もともと定価で4万円程度だし、音質についてもそれほど評価が高いとも思えないものだったのだけども、結構な音でドライブしてくれる。
曲によってはなるほどサラウンドも面白い。MUSICモード、HALLモード、THEATERモードと切り替えてみると部屋に音が広がっていく感じもあってなるほどこういうデッドな部屋には意図的に反射音相当のものを作るのもいいのかもしれない。
ラウドネスをONにするといささか低域が下品になりすぎるきらいはある。これはおそらくかなり小型のスピーカー+スーパーウーハーあたりを使うことを前提にしているからだろう。どうもホーンが鳴りすぎてボコボコ言っているような感じがする。ここはトーンコントロールで逃げた方が得策のようだ。
このスピーカーと自作真空管アンプの組み合わせではだいたいジャズが気分良く聞けるようになっていたのだけども、このCDレシーバと組み合わせると以前ほどにはソースを選ばないようだ。確かに八方美人的なつまらなさはあるのだけれども、毎日BGM代わりに鳴らしておくならこれでもいいか。
さて、机の上から移動したアンプとCDプレーやは本棚に引越しである。本棚の古い本もはじき出されてしまった。さて、こいつらも売り払うかどうするか。ゆっくり考えよう。

02月26日
02月07日
九紫友引
CDレシーバとビデオをつなぐ。TVの音声もバックロードで聞けるようになって、なかなかいいムードである。サラウンドと併用するとこれがまた結構な按配。そういえば、昔音声多重チューナーを使ってこんなことをやっていたなと思い出す。CATVの映画などを眺めていても、音が広がるのが面白い。ミニチュアホームシアターというところか。
ついでに原稿の校正。よく考えると来月あたりは原稿の一斉公開という感じである。ショップの本格開店ともども収入面でも一息つければいいのだが。

02月27日
02月08日
一白先負
FAXがおかしい。送信しようとしたら、紙をフィードできない。実は以前蚊取り線香の灰がたまった容器がひっくり返ってFAX電話の上に落ちたのだ。当然FAXは灰まみれ。あの細かい灰が中まで入り込んでしまっているらしい。一応見えるところはブラシと掃除機で片付けたのだが、だめらしい。
どうせダメモトと、カバーをはずして掃除を試みることにした。見える部分のラッチをはずしたのだが、なかなか取れない。無理やり捻ったら「バキッ」という音と共に外れた。よく見たらラッチのつめをへし折ってしまったらしい。まぁ、別に折れても実害はほとんどないからいいかと、思いながら、中を見ると、思ったより構造は単純で、灰が入った部分もそれほどひどくない。ローラーに灰がついてしまったのが原因らしいので、アルコールを染み込ませたコットンで拭いておく。
再組み立てして使ってみたら、一応動くものの、なんだかおかしい。音がしないのだ。これでは留守番電話にならないではないか。
もう一度カバーをはずしてみると、なんとカバー側についていたスピーカからの線が切れてしまっている。やむなく電線を継ぎ足して再組み立て。今度はうまくいった。
それにしていも、これで壊れたら今度FAX送るときに困る。探していてみかけたのはブラザーのMFC-100
FAX、カラープリンタ、フラットベッド型のイメージスキャナ、FAXモデム、カラーコピー機能がついて、実売価格で18000円足らず。これはいいと思ったら、電話機能がない。留守番電話機能もある上位のMFC-150は4000円弱といきなり2倍。留守番電話をつなぐでもあるけれども、FAXと留守番電話自動切換にならないしでなかなか不自由である。子機までつくので跳ね上がるようだ。単純に通話と留守番機能だけでいいから、この中間くらいにならないものかな。

02月28日
02月09日
二黒仏滅
レンタルCD&中古屋にいく。以前家電量販店があったところで、なぜか修理依頼はいつもここからと決めていたところの跡地に入った店である。
レンタル100円&セル2割引きというキャンペーンをやっていたためか店内はごった返している。眺めていたら特価コーナーで100円CDが並んでいる。タイトルを見ているとずいぶんと懐かしいものがあるのだが、その中で麻倉三稀のCM・主題歌集を見つける。1988年のものである。
スクール・ウォーズの「ヒーロー」に思わず握りしめてしまった。ほかにも乳兄弟のRUNAWAY、スチュワーデス物語のWhat a feeling。こちらはフラッシュダンスと言ったほうがいいか。
そういえば、フラッシュダンスであの曲が流れながら一人で練習しているシーンがあるけども、あれってカットごとに別々の人が演じていて、なんと中には男性もいるということを恥ずかしながらついこの間知った。
さて、帰って真っ先に聞いてみたのはやっぱり「ヒーロー」。ドラマのオープニングのシーンとともに、モデルになった京都伏見工業高校という名称が頭に浮かぶ。
そういえば、私にもあったはずの高校生時代、いったい私は何をやっていたのだろうとふと振り返ってみるのだが、そこはすでに霞の向こう霧の中である。「振り返って(re-)見る(spect)」といえばrespectで、尊敬するといった意味になるけれども、私が尊敬するものはいったい何だろう。

02月29日
02月10日
三碧大安
確定申告書の作成。いつものことながら面倒なものだ。特に用紙の書式が変わってから書きにくくて仕方がない。赤青緑って信号機じゃないだろうし、説明書のレイアウトはほとんど素人作品。
この際トラ技の編集部あたりにでも持っていったら二色刷りではるかに分かりやすいものを作ってくれることだろう。
さて、そんなこんなで書き上げてみると今回は経費が多かったこともあってか思ったより課税所得は多くない。とりあえず源泉徴収分でまかなえそうなので、戻ってくる方向である。
さて、書き上げてから郵便局へ。実は昨日不在の間にeBANKからの口座開設用の仮パスワードの通知書類が来ていたらしいので受け取りである。受け取って、いそいそと開設手続きをとり、一応口座はできた。とはいうものの当然のことながら残高は0円である。入金方法を調べたら、銀行から振り込むか、eBANKカードで入金するか、または郵貯からの振替という方法になるらしい。
まず、口座はあいていない、カードはまだ審査が終わってないらしくて届いてない、そして郵貯からの振替なのだけども、これがあらかじめ登録した上で、届けられた書類に郵貯開設の時の印鑑を押して戻さないと駄目とのこと。
つまり、郵便居とeBANKの間の送金というよりも、口座からの自動引き落としのような手続きになるらしい。
結局本日日曜日ということで、入金手段は全滅ということになるようだ。仕方がないので、この郵貯からの自動引き落とし型送金の手続きをとっておいた。
本格的に使えるようになるのに、なんだかんだで一ヶ月位は覚悟しておいたほうがいいということなのだな。