2004年3月
03月01日
02月11日
四緑赤口
全国火災予防運動
確定申告
時折行き混じりになる雨の中を申告書の提出に向かう。さすがに3月に入ったためか、あるいはこの天気のせいだろうか、並ぶ人はいつもよりも少なく、それでもしばし待たされた後で申告書を提出。本当に数字を見ているのかいないのか、受付印を押して控えにも押して「還付は二ヶ月くらい後になります」とのこと。
帰りにCDを研磨してくれるところに寄る。先日80円で買ったCDの一曲目と二曲目でどうしても音が飛ぶところがあって、よく見たら傷。これを研磨してもらえばいいかということで行ったのだが、見かけによらず結構深い傷が残っているようで、結局完全には復旧せず。一応税込み210円払って店を後にする。
本日購入のCDはジャズ。スタン・ゲッツ(アルトサックス)とファッツ・ウォーラー(ピアノ)。いずれもダイソーで200円なり。

03月02日
02月12日
五黄先勝
CD研磨
昨日のCDを試しにWInCDRで読み出してみる。やはりというべきか一曲目、二曲目はかなりのダメージのようでエラーレポートである。こうなったらせめて生きている曲は全部データとして吸い上げてCD-Rに焼いてしまおうと考え、ほかのトラックの曲を全部WAVデータに変換しておく。
さて、この傷をどうするかである。とりあえず磨く以外にないわけで、ダイソーで爪磨きを購入。3段階で磨けるようになっている。荒いもので削っていったら消えたようなので、続いて中くらい、そして最後の仕上げ用と進んだのだが最後に良く見るとまだトラック方向に伸びる傷。試しに読み出してもやはりエラーで停止する。これを何度か繰り返しているうちにあるところから状況がひどくなってきた。半径方向の傷には強いのだが、それがいささか度を越してきたらしい。
何か無いかと工具箱を漁っていて見つけたのが#1000から#2000までの耐水ペーパーとタミヤのコンパウンド。
まず#2000の耐水ペーパーで磨いておく。続いてコンパウンドである。薄手の木綿の布があったので、これにつけてあまり力をかけずに延々とこすっていたらかなり見た目がきれいになってきた。これでひょっとしてと思ったら無事に読めた。出来上がったWAVデータを聞いてもとりあえず音が明らかに飛んでいるということもない。これで欠落していた曲を吸い上げて、先ほどのと合体。あとは一気にCD-R化。

eBANKから郵貯口座登録の用紙が来る。単に印鑑を押して返信用封筒で戻すだけ。手続きに数週間かかるらしい。やはり運用できるまで一ヶ月はかかるのか。
ついでにウイルスバスターの更新のお知らせ。2004年版へのアップデートか。最近はあまりウイルス付着なメールは来ていないけども、やはり注意はしておくべきなのだろうな。一応更新の申し込みをしておく。

03月03日
02月13日
六白友引
ひなまつり
昨日買ったジャケットを着てみたのだが、ちと寒い。とはいえコートは結構細身なのでジャケットの上から着るといささかきつい。ジャケットをやめるかどうするか悩んで結局上からショールを羽織ることにしてしまった。風が止まるだけでもずいぶん違うものだけど、周囲を見ればダウンジャケットをはじめ思いっきり防寒着したものばかりだな。

03月04日
02月14日
七赤先負
eBANKカードの発送手続きを開始しましたとのこと。あれはクレジットカード一体なので、信販会社の審査に通ったということなのだろう。こんな不安定きわまりない状態でもカードって一応発行されるものなのだろうな。以前はクレジットカードを作るなら会社員のうちにしておけということは良く聞いていたのだけども。
さて、ところで、先日元満開のK氏からメールがあった。FM音源に与えられている周波数は3.579545MHzではなくて3.580000MHzではないかとのこと。実は3.579545MHzというのはNTSC方式(日本/米国式)カラーTV放送波のカラーバースト信号の周波数、つまり色情報を送っている基準の周波数である。どうしてもこれが頭にあって書いてしまったのだが、実際には有効数字7桁もの精度の発振回路を組むなんていうのは容易なことではないので、水晶の表記もせいぜい小数点下3桁だから四捨五入されて3.580MHzとなるわけで、確かにそちらのほうが正しいだろうな。というところで、手元にOUTSIDEががある方は修正お願いというところか。

03月05日
02月15日
八白仏滅

原稿書きをしていたら校正依頼到着。チェックしていたら、非常につまらないミスを発見する。
mov a,PGA1_HIGHPOWER
となるべきところが、何を間違えたか
mova,PG A1_HIGHPOWER
となってしまった。なんとも恥ずかしい。

本日購入のCDは「ラッキーセブン(森高千里)」「藤子(tohko)」

03月06日
02月16日
九紫大安
10日発売のトラ技にあわせてショップの開店準備である。と言っていたら、トラ技とDesign Waveが到着。今月号のトラ技はH8ボードが付録添付。おまけにちょっと前からのPIC連載ということで、H8とPICにはさまれての連載スタートである。さて、果たして目をとめてくれる人がどれだけいるのだろうか。
ちょっと期待、ちょっと不安。

03月07日
02月17日
一白赤口
とりあえず作ったページの確認である。それにしても肝心のCYPRESSから物が入ってこない。これではサンプルだけで材料が何も無いラーメン屋である。一ヶ月位前にお願いしているのだけども、どうもドル建ての決済をどうするのかですったもんだしているらしい。確かにあまり例の無いことをやっていることは確かなのだろうけれども。
とりあえずできたページをアップロードして確認しておく。ちょっと異様にでかくてバランスが悪いけども、まぁ書くべきことは書いたつもりなので勘弁していただくことにしよう。

03月08日
02月18日
二黒先負

髪を切る。ずいぶん久しぶりである。軽くなったのはいいけど、どうも気に入らない。次はどうするか考え中。イメージをうまく伝えられない私が悪いのだろうけども。\3500なり。
切った後に、近所の激安店へ。先日最終処分ということか、ウール100%の薄手のセーターが300円なりで入手したのだが、一方でそろそろ春物のパンツ(ズボン)も欲しいというところで入ってみたのである。さすがに激安系なので、それほどいいものがあるわけでもないのだが、なんとなく穿き心地の良さそうなベージュのものが1000円。この店にしてはやや高い部類で、隣にあった500円の綿パンと最後までどっちにしようか悩んだのだが、結局1000円の方に。税込み1050円なり。

というところで開店準備であるが、とにかく物が届かず、CYPRESSに泣きつく。とりあえず開店に間に合わせるのはきつそうなので、「近日発売」にするしかないか。物が手元にないのに注文受け付けるわけにもいかないし。
03月09日
02月19日
三碧友引
明日トランジスタ技術とデザイン・ウェーブの発売日。
PSoC関係が結局発売日には間に合わなかったのが残念。USBの時もそうだったけど、こうやって発売日に間に合ってないと、記事見て気分が高まってWebを見にきた人が「なーんだ」と冷めてしまいやすいんだけどなぁ。
と、ボヤいていても仕方ない。あとはこまめにCypressをフォローすることにしよう。一応Cypress本社からGoサインを出してくれているのだから、サクッと動いてさっさと送って欲しいものなのだけど。

03月10日
02月20日
四緑先負
ウエストバッグを使っていたのだけども、少し薄着な季節になってくると、どうももたつく。シャツをインしているなら、ベルト代わりというのもあるだろうけど、アウトにしていると、ウエストバッグの上からシャツがくるとモッコリして変だし、シャツの上からというのもどうにもおさまりがわるい。
大き目のバッグは持っているしで、とりあえず財布やらペーパーバック、電卓、電子辞書程度が入る程度の小ぶりのものを探していたのだが、今日たまたま寄った先で手ごろな大きさで、しかも見た目の割にポケットも多くて使いやすそうな物を見つけた。唯一の欠点はいまどきのバッグのくせに携帯電話を入れる場所が外側についてないということだけども、それ以外は特に不満もなさそうな感じなので入手。
ウエストバッグの中身を全部移して、出かけてみたがどうも肩がこる。ベルトが滑りやすいからかな?

03月11日
02月21日
五黄仏滅
たまにファミレスでノートPCを広げている。頼むのはケーキだのつまみのようなものにドリンクバーというのがお決まりで、おおむね700円以内。こんなもので何時間も粘るので、一応他のお客さんのこともあるので、ランチ時のピークははずして、かなり空席が目立つ時間帯にしておいて、自称空席穴埋め係りである。
近頃最近昔の日本人よろしくあまり昼食をとらず一日二食パターンというのが多くなってきているのだが、やはり脳の唯一のエネルギー源たる糖質くらいは補充してやろうというのと、ちょいと気分を変えてというところでもある。
こんな程度でも、なんとなく気分が変わる。自分で何か意識しているということもないのだけども、別に誰と話すというのでもないし、そもそも会話というのはさして得意なほうでもないので、人付き合いは苦手なほうであるくせに、そこはやはり「群れ」として暮らして万年オーダーの時間をかけて先祖様から受け継いだものがあるようで、周囲に人がいるというのはそれだけで安心できるものがあるのだろう。
ノートPCのバッテリ残量がだいぶ減ってきたころを見計らって退出である。

03月12日
02月22日
六白大安
そういえば、書き忘れていたけれども、eBANKのカードが先日到着した。NICOSとVISAがついているのはいいのだけども、通常のキャッシュカードと同じ向きに入れるとクレジットカードになるというところがなんだかなという感じでもある。やはりクレジットカード会社優先ということなのだろうか。とりあえず残高0のままではさびしいので1万円入れておく。IYバンクと郵便局ATMでほぼ24時間365日手数料ゼロで出し入れできるわけで、お財布代わりに便利に使えそうである。

さて、大安吉日だからというわけでもないだろうけれども、本日から注文が続く。物が手元にないのであくまでも「予約受け付け」ということになるのだけども、こういうことをするのも初めてということで、メールも書きなれず、すべてが手探り状態である。だいぶ失礼な書き方があったかもしれないけれどもお許し願いたいと自分で書いたメールを読み直して思ったりもする。
そういえば、複数注文されたときのために諸口の処理も必要だし、在庫も管理しないといけないし同時に入荷しなかったときはどうするかとか、これからハラハラドキドキが続きそうだ。
ところで、代理店制度を取っているこの日本で商社に喧嘩売ってるのか!とも言われそうだなと思うけれども、こちらはあくまでも「個人事業」であって、法人ではないのだし、商社さんが相手にしているような企業さんとの直接取引、それもデバイスの販売なんてまず「ありえねぇ」世界なのだから、呼び水係として大目にみてくだされ。

03月13日
02月23日
七赤赤口
PSoCが意外に好評なようだ。結構ややこしい石なので、なかなか飛びついてはもらえないだろうし、半年かけて20〜30個も売れれば御の字だろうし、とりあえず欲しい人が入手できるルートだけ開いておくかと気楽にいたのは誤算もいいところだったようだ。ひょっとすると即座に追加発注などということになるかもしれない。

ふと気付いたらジャケットのインで春に着られそうなものがかぶり物ばっかりになっていたのでちょっと立ち寄った店でシャツを一枚買う。少し細身のオープンカラー。そういえば、スーツも一つ持ってないと駄目だな。今週探しに行くとするか。多分フレッシュマンフェアとか称してお安いのも出回っていることだろう。問題は、私に合うようなサイズがあるかどうかだな。

03月14日
02月24日
八白先勝
古いCDが一斉に出てきた。あぁ、こんなものも聞いていたっけと、改めて聞いてみる。どこで買ったのかすら覚えていないCDの裏の日付を見ては当時の自分が何を思っていのだろうと、あのときアジトと呼ばれた六畳一間と共に思い出す。
と、書いていて、考えたら今の部屋も十分アジトだな。

03月15日
02月25日
九紫友引

ファミレスへ。デザート&ドリンクバーを頼んでノートPCを広げて原稿書き。項目はたいしたことはないのに、何でこんなに書くことがあるのだろうと思いながらも増殖していく文字列がとまらない。「仕事は寂しがり屋さんだから・・」というのは昔どこかで聞いた台詞だけど、「文字ってお互いに引力があって、ある臨界を越えて集まりだすと一気に凝集しだすんだよね」というのもありそうだ。集まりすぎて融合すると今度は爆発か。

とりあえず、一項目分書き終えて、出たついでにくスーツでも探しておくかと、某店のスーツ売り場へ。どれもでかいなと思いながら眺めていたら、店員急速接近。「来たな・・」と心の中で身構えていた私に彼はこう言った。
「リクルートですか?」

夜某氏よりメールをいただく。ネットバンクから送金されると送金者が銀行名になってしまうという間抜けな仕様になってるから注意書きしたほうがいいよとのこと。とりあえず、電信払込を利用くださいと書いておくことにする。

03月16日
02月26日
一白先負
昨日のスーツ店へ。とりあえず買っておくかと見に行ったら昨日あったものの片方が売れてしまっていた。残っていた黒のスーツ購入。それにしても、若いのにしっかりした店員だ。まだ硬さはあるけれども。

それにしても米国Cypressのおっとりしたところは何とかならないものなのだろうか。対応のまずさが目に付いてしょうがない。「そのくらいのこと、サクッと答えてくれればいいじゃないか」と思うのだが。待っている方にもこれ以上迷惑をかけられない。割高になるのは覚悟で別ルートでの手配をかけておく。手間をゼロ円としても結構きわどいことになってしまった。梱包などもぎりぎりまでケチらないといけなくなりさそうだな。

03月17日
02月27日
二黒仏滅
掲示板でも書いたのだが、某巨大掲示板を見たら、やはり銀行口座があったほうがいいようなので、開設にいく。いつも利用していた信用金庫のすぐそばにATMが設置されているということや、最寄駅のそばにも支店があるということで、東京三菱銀行に作ることにした。
さて、屋号で口座を開いてそこに「東京三菱ダイレクト」の設定をすればいいのかと思ったのだけども、これは個人向けのサービスで、個人名以外だとビジネスなんとかとかいう、法人向けサービスになってしまうらしい。こちらは月2000円以上黙っていてもとられてしまう。
高々ネット上から明細を見たいだけなのに、それはないだろうと、行員のお姉さんと頭を捻っていたら、いい方法が見つかった。
個人名義の口座と屋号名義の口座を二つ開いて、個人口座に「ダイレクト」の設定をする。実はダイレクトでは設定した口座以外に「サービス口座」と称して一緒に他の口座も取り扱うことができる機能があるのことなので、ここに屋号口座を登録してしまうという手である。
つまり、ログイン用のIDなどは個人口座で入って、サービス口座に設定した屋号口座を見ることができるようにしてしまうという手。
さて、ここからが面倒である。
実は私ははるか昔の三菱銀行時代のカードだけ持っている。通帳も印鑑も当然どこにいったかわからないような状態である。近年のドタバタで同一名義人で複数の口座を開くのはあまりオススメしない状況である。よって、
・旧口座の通帳の紛失の届
・通帳を再発行せずにこの口座を解約
・新規の個人口座開設
・新規屋号口座を開設。
・新個人口座にダイレクトの設定の申し込み(屋号口座をサービス口座に)
・旧口座の残高を新口座に移すため、受領書(一回受け取った格好にする)の作成
とまぁ、こういうややこしいことになった。うれしいことに屋号でもキャッシュカードがもらえるらしい(信用金庫は駄目だった)
調子に乗って、両方ともスーパー普通預金にしてみた。この場合残高が10万円未満で、しかも利用金額が10万円未満だと口座維持手数料が毎月かかってしまうのだが、逆に50万円以上あったり、外貨貯蓄や投資信託をしているとATM時間外手数料が無料となるとのこと。まぁ今の調子なら10万円を切ることもないだろうと、とりあえずスーパーにしておく。
少し余裕ができたら外貨預金してみるのも面白いのかもしれない。海外とのやりとりとなると、外貨預金口座も必要になるかもしれないのだし。これはリスクヘッジとなるのだろうか。

03月18日
02月28日
三碧大安
まだ入荷していないので「しばらくお待ちください」なのだが、予約注文が相次いで、嬉しい悲鳴である。もともと事務処理は不得手・・思い切り苦手な方なのだが、そうも言っていられないわけで、awkスクリプトをなおしなおししながら自動文面作成である。
もちろん、ここでSMTPサーバーを直接叩きに行くようにすれば自動メール送信までできるのだけども、さすがにまだそれはミスがあったときが怖い。
こうなってくると、以前は何が大変なのか実感としてわからなかった在庫管理とか受発注管理というものが結構大変なことであると思い知る。
ルーチンワーク的な部分というのはまぁいつもの流れだからいいとして、そこから外れてなにかトラブルがあったときの対応は本当に大変そうだ。今回も「なかなか入荷しない」という状況があるわけだが、
・注文受け付けましたメール
・入荷しました&代金の支払いお願いメール
・入金確認しました&発送します/取り寄せ品発注しましたメール
・取り寄せ品入荷&出荷しましたメール
とまぁ、だいたいこんな感じで必要になるのだろう。すでに入金している人に入金お願い・・を送ってしまっては失礼千番でもある。

在庫品もあるので、在庫品の発注&出荷&残数の管理やら、注文品の発注/受け入れやらと、メール連絡などが絡み合うのである。
と、ここまで考えていくと、結局それぞれの商品とそれぞれのお客さんをステートマシンと考えると良いのだろう。どのステートからどのステートに遷移するのかという条件をつけていけば割とすっきりと管理できそうでもある。最後は「完了ステート」で終了して、プロセスそのものが消滅するというイメージだろうか。
とりあえずExcelとawkに活躍してもらっているけれども、このあたりも考えていったほうがいいんだろうな。
それにしても、昔はこういうものを全部手作業で紙と筆でやっていたのだから、なるほど「番頭さん」は相当な切れ者でなくては勤まらないだろう。そういえば、日本では江戸時代には既に複式簿記で、世界に先駆けて先物取引まで行われていたのだからたいしたもの。なるほど、商売人さんは、エラい!

03月19日
02月29日
四緑赤口
宅急便で「荷物でーす」と届いたのが期待のミニディベロップメントキットと、別ルート手配分のデバイス。40cm角のサイコロ二つがディベロップメントキット。やっと正規の実物を拝むことができて外形寸法がわかったので、早速発送方法を検討。送料全国一律1000円だけども、遠方になると宅配便も1000円を超えるし、ゆうパックでまとめてお安くしてもらってもいいとこ800円くらいだろう。梱包材にかけるお金はあまりないわけだけども、とりあえずダンボールと静電防止型のプチプチくらい必要だろうということで、A4が入る大きさで60サイズで送れるものを選択。これで2個+デバイスくらいなら十分入る。帯電防止プチプチの方は小口が見つからなくて、結局120cm×42m(cmではない!)という巨大なものを買わざるをえなくなってしまった。どこに置くのかが一番の問題になりそうであるが、無くてはしょうがないので手配する。置き場所は来てから考えよう。
さて、とにかく手軽な方法はということでまず宅急便の営業所へ。ところが営業がいない。どの位の割引率になるかもわからないということで、とりあえず連絡先だけ置いて、郵便局へ。
どういう手がいいか、実物を見せて候補を出してもらった。
・定形外
・冊子小包(昔は本だけだったけど、今はCD-ROMやパンフレット、カレンダー等も可)
・ゆうパック
ときたのだが、定形外は安いけど追跡調査ができないし、冊子小包ではデバイスなどは不可。ゆうパックかと思って頭をひねっていたら、「EXPACK(エクスパック)500」なるものがある。指定の袋を500円で買って、この中につめ放題。全国どこでも500円均一である。あとはポストから投函するなり窓口にもっていくなり、はたまた集荷してもらうなりすればいい。袋に張り付いている荷物番号のシールをはがして手元に保存しておけば、この番号で追跡できるというすぐれものである。東京からだと、四国本州全域(多摩地区からだと山口は除くらしい)が翌日配達エリア。これなら梱包資材(テープだの、プチプチだの)を使う分も捻出できるだろう。
ところで追跡ってどういう風にでるのだろうと、ちょうど同時に出したゆうパックを郵政公社のサイトで追跡してみたら、配達完了をメールで通知してもらえるらしい。追跡画面でメールアドレスを登録しておくと、配達完了時にお知らせが届くということで、ためしに登録しておいてみる。

03月20日
02月30日
五黄先勝
春分の日
プチプチとダンボール、続いてデバイス到着。
デバイスの方をあけてみたら静電シールド袋の中で生のものが飛び出している。あわてて開封してみると、短いスティックにいれていたらしいのだけど、スティックの端のゴムをちゃんと入れていなかったらしくて輸送中んはずれて中身が散乱したらしい。3割くらいが被害を受けてしまった。足が曲がってしまったのもあるし、そもそも散乱したようなのは出荷するわけにいかないだろうから、これは自家消費に回すしかないだろう。事業主にキズモノ処分セールして売ればいいのだ。
プチプチはさすがにでかい。直径40cm以上、高さ1.2mのピンクの塊である。片手でも簡単に持てる程度の重さだけどもさすがにかさばること。あけておいた部屋の隙間になんとか押し込んでおく。
さて、いよいよ梱包開始であるが、これがなかなかきれいにいかない。3個ほどむりやりという感じで封をしたけど、いささか格好悪すぎる。
しばらくサンプルの袋をもとにあれこれやっていて、マチを作るように折ってみると、かなり格好良くなった。問題ははがきの切手部分のようになったところが半分折られてしまうこと。ここを折らないようにすると、どこか無理がくる。
料金表示部分は読めるので、消印を押すことはできるはずだけども、これでいいかどうか、これは月曜日に郵便局で聞いてみることにしよう。

03月21日
閏02月01日
六白友引
書き忘れたけど、昨日雪が降った。かなり大きな塊だったので、途中で解けて合体したようなもので、さすがに積もりはしないものの、思い切り寒かった。
昨日梱包したもの4点を眺める見栄えの悪い3点はおそらくEXPACKで想定されていた形状、残る1つは文句を言われる可能性もあるきれい目形状である。
さて、どうなるのかと思って月曜日になるのももどかしくなって、配達をする郵便局へ。配達する局なので土日も荷物の授受はやっている。きれい梱包を見せると担当者の顔が曇った。「中身が膨らんでいる分にはいいんですが・・加工したものはちょっと・・」と。「いやぁ、むりやりやってみたんですが、こんなふうになってかえってヤバそうだったんで・・」と泣きつきモードでトライしてみる。
ちなみに、箱に注意書きとして書いてあるのは「袋が著しく破れているもの、切削加工したものはお引き受けできません」である。破れていないのはいいとして、問題は後半である。「切削や加工」なのか「切削加工」なのか。後者なら、「切削加工」、つまり切ったり削ったをしているわけではないので関係ない。前者の場合だと箱を折ってテープで箱状にしたのが「加工」にあたるのかどうかである。
中身が膨らんで()状態になるとやはり具合が悪いから、中身にあわせて折り目をつけて[]になるようにするというのはそれほど妙なこともないのではないかと思うし、一応補強用のテープを貼るのがかまわないのは「封を補強するための粘着テープ等は料額印面その他の表示部にかからないようにご注意ください」という文面からも読み取れるのだし、だったら「形状固定用のテープ」くらい許されるだろう・・というのがこちらの理屈。
「ちょっとお待ちください」と中へいってしばし待たされたあと「お引き受けします」とのこと。「今回は特別だよ」という意味なのか「これでもかまいません」ということなのかはあえて聞かなかったけども、後者だということに解釈してしまおう。次からは「前例あり」で押せばいいのだ。

03月22日
閏02月02日
七赤先負
入金の確認で銀行と郵便局へ行く。
丁寧に、メールで「振り込みました」と連絡をいただいていた方が数人おられたので、そのくらいの人数だと思いながらATMに突っ込んだら、どっかの監督の名前のようなジーコ、ジーコという音をたてながら、なにやら結構書いている。吐き出されてきた通帳を見たら、結構な行数である。結局両方あわせて二桁。こりゃたいへんだと、雪まじりのなか、郵便局窓口に行ってEXPACKを追加購入。
ついでに、昨日顔が曇った試し折りパッケージを持って窓口で改めて「こういうのでもいいですか?」と聞いたら「あぁ、まったく問題ないです」とあっさりとした返事。要するにあれを「材料」にして作り直したりしなければどうでもいいということか。
帰ってきてからいよいよ本格的に梱包作業。管理用のEXCELのリストで入金いただいた方の名前を鍵にして注文番号を確認。入金日を入れて、通帳に番号を控え、出荷リストに転記。
終わったあとに出荷リストからEXCELデータを引っ張ってきてawkで出荷先と内容物のリストを生成させて、これをWordにコピペして、ラベル作成。
あとは、このラベルを見ながら中身を用意して、エアーキャップ(プチプチ)でくるんで、箱型になって屋号スタンプを押したEXPACKにつめて、ラベルを貼り付ける。
あとは、箱の下にある発送控えラベルに注文番号を書いて控え用紙に貼る。
明日一気に発送だな。

03月23日
閏02月03日
八白仏滅
彼岸明け
太陰暦の3月3日が彼岸前後とは知らなかった。
というところで、話は変わって出荷ついでの記帳である。今のところ不慣れということもあるけれど、とにかく「お待ちください」期間が長かったこともあって一気に出荷になって対応でアタフタ状態。対応の遅れ、まことにあいすみませんというところ。
 郵便局に持っていくときに通帳に記帳して、帰ってきてから記帳内容を元に注文番号を検索して、入金確認メールの送信、そして梱包作業と、これで一日が終わっている。
一日でも早く入手したい方のことを考えると申し訳ないと思う一方で、これだけの人があの記事を見て、興味をもってもらえたということにちょっとこみ上げてくるものがある。
なにせ一時は消えかかっていた企画でもあるし、編集部内でさえ「本当にこのデバイスが読者にウケると思います?」という疑問符がずっとつきまとっていたものなのだから。

03月24日
閏02月04日
九紫大安
三隣亡
ヤマト運輸の営業担当が顔を出す。ある程度の価格を出して欲しいところだけども、なにぶん実績が無いというのがあるので、なかなか難儀である。それでもそこそ頑張ってくれたようなので、明日から郵政公社とヤマトの二本立てでいくことにしてみた。
こうなると面倒なのが台帳の方で、仕方が無いので欄をひとつ増やしてどこ経由で送ったのか分かるようにしておく。これに応じてawkスクリプトも見直し。まぁ、こちらはたいしたことは無いのだけども。スクリプトのミスで間違えメールを数通送ってしまったので、あわてて訂正メールを再送する。冷や汗3滴。

03月25日
閏02月05日
一白先負
とりあえず、ヤマトを使ってみる。電話をしたらすぐ集荷にきてくれたので渡したのだが、そろそろ日付が変わろうかという時間になっているのにまだ伝票が未登録のままになっているのはどうしたことか。通常の受け入れルーチンとは違うパスを通っているか、あるいは卒業/新入学シーズンなので、そちらの荷物が多くて後回しになっているのかよく分からないけれども、金が絡んでいるものだけにややもって不安である。明日の朝登録されていなかったらクレームをつけてやろう。どうせ、営業所も歩いていけるくらいの距離だしな。

03月26日
閏02月06日
二黒先勝
寒い。もう4月も目前だというのにこの寒さと強い風はいったい何だろう。何か軽く羽織っておけるものをということで、カーディガンをひとつ買ってきた。ちょっと羽織るもよし、袖を通すも良し。

帰ってきてから受注と出荷状況のチェック。受注数と出荷数の差がだいぶ詰まってきた。とりあえず一息つけそうなのは良しとして、そろそろミニディベロップメントキットの在庫がさびしくなってきている。この調子だと来週中には「完売御礼」である。もう少ししたら「在庫僅少」を掲げるべきだろうか。第二ロットが果たして入手可能なのかどうかも良くわからない状況であるので、一応不良返品用である程度は取り置きしておかなくてはならないし。さて、第二ロットもよろしくとなるかどうか。

03月27日
閏02月07日
三碧友引
銀行のインターネットバンキングである、三菱ダイレクトのカードが届く。カードの裏には表が書いてあって、数字の羅列がある。まずwebページにアクセスして、ログイン時にカードに書かれているログインIDと申込書に書いたパスワードを入れる。すると、表の中のこのセルの値はいくつ?と聞いてくるのでカードの裏に書いてある表の該当するセルの数字を入れるとログイン完了というものである。
さて、早速入ってみる。取引明細を開くとちゃんとサービス口座として登録した屋号口座があることがわかる。屋号口座を見ると、取引内容が全件表示されているのはうれしいところである。郵貯の場合には記帳済みのデータは削除されるようで、オンラインでは見られなくなるのだが、そこはなるほど銀行である。
記帳の時はここに書かれているデータの並び順でそのまま記帳されるのだろうから、通帳に鉛筆ででもメモ書きしておけば、ATMでの記帳が「清書」のような感じで使えるのだろうか。多分、通帳の何ページ目の何行目まで記録しているかということを通帳記録面の画像処理でやられたらアウトだけども、汚れることもあるだろうし、さすがにそんな間抜けなことはやっていないだろうと信じて、念のために月曜日に行って試してみるとしよう。


03月28日
閏02月08日
四緑先負
さて、六本木方面の回転扉の事故。絶対起きるだろうと思っていたら、案の定。救急車で搬送された例までいくつもあったのに「対策は難しいからやらない」と言ったメーカーとそれを聞いておとなしく引き下がったビル所有者と。マスメディアとしては叩きたい放題であるけれども、そもそも、原点に立ち返ってあの回転扉、それも自動的に回転するあれは何と失礼な機械なのだろうか。
回転する扉。さぁ、その隙を狙って入れというのだ。入ったら、さぁ扉は回るぞ、さっさと歩けというのだ。歩かなければ後ろからぶつかってくるというのだ。過去をさかのぼってもここまで身勝手な機械というものを私はほとんど知らない。
エスカレーターは勝手に動いてはいるけれども、乗ろうとして立ち止まったとしても、勝手に人の体を挟み込んだりはしない。エレベータや自動ドアはは勝手に閉まるけれども、少なくとも、扉の厚さ分だけまたげばそれ以上後ろから押したりはしない。少なくとも反対側のステップにいれば開いているのが普通だし、ある程度離れてから閉まるものだ。
自動回転扉はどれとは違うまるで人間を家畜か何を搬送するかのように追い立て、さぁ、歩け、さぁ、外に出ろ。さっさとしないと挟み込むぞというのだ。
いくら安全装置をつけると言っても、この根本的な構造と考え方は変わらない。安全装置ももちろん大事な要素だけども、それ以上に大事なのはあんなものを堂々と使おうと考えるその神経である。大きな事故に至らなければいい、安全装置がちゃんと働けばいい、ぶつかっても戻ればいいなどという問題ではないだろう。来訪してきた方を「人」として見ているかどうかという精神の問題である。どうしても自動回転にこだわるならば、エレベータよろしく人が入ったら扉が閉まって、床ごと半回転して開くようにでもすればいいのである。
あのような無礼で躾のできていない機械の存在を私は絶対に支持しない。

03月29日
閏02月09日
五黄仏滅
昨日の自動回転扉。どうしても使い続けたいならとりあえずの対策として信号機をつけて間欠動作にすればいいだろう。青信号なら入ってよし、黄色になり、赤になったら「モシモシ亀よ」とでも鳴らしながらゆっくりと半回転させる。そのくらいなら安物のシーケンサーでも十分対応できるだろう。

と、つらつらと思いながらCardBus対応のUSB2.0アダプタを買いにいく。現状USB2.0を持っているのが実験用PCだけなので、何かと不自由すること、ヒロテックさんからいただいたUSBプロトコルアナライザがUSB2.0接続なのだで実験用PCで兼用するわけにいかないということもある。これで、実験用PCで走らせてノートで取り込むこともできるようになるはずである。
とりあえず買いに出た道すがら、近所にハードオフ系列でBOXSHOPなるものができていることを知る。ガラスの1コマ分の棚というのか箱を借りて、そこを自分の店として使えるというもので、自分で好きなものを入れて値付けすれば、あとの現金の受け渡しは全部BOXSHOP側でやってくれる。定額のBOXの家賃(?)と売上の10%をマージンとして取られるのだが、とにかくお手軽な「店舗」ではある。試しにミニディベロップメントキットとデバイスでも置いてみたらどうなるだろうかとちょっと考えてみた。

というところで、おかげさまで、ミニディベロップメントキットが好評のうちに完売御礼である。当初の腹積もりでは短くても数ヶ月、長ければ連載終了まで持つだろうと思っていただけに、信じられないペースにCypressの担当者ともども驚いている。次回はいつ入るのか、そもそも入荷するものなのかどうか。

03月30日
閏02月10日
六白大安
編集部よりTEL。「あのー・・原稿・・」「え”・・しまったぁ!」というところで、在庫切れで次回入荷まで一息などと言っている場合ではなくない。当初書いた原稿がCY8C26シリーズベースなので見直しが必要になったのは言うまでもないのだが、それ以上にこの反響で急遽方針転換である。とにかく最初はH8やPICの影に隠れてひそやかにやっているうちに気づいてくれる人が増えるだろうと思っていたのだが、いきなりステージ中央に引きずり出されたようなものである。
当初の予定ではUSB経由のPSoCライターを自作しようということで、既にバラックで作ってライターソフトもできていたのだけど、ミニディベロップメントキットがこれだけ出回るとさすがに立場がないのであって、この回は土蔵の奥で鑑定団待ち。
とりあえず、今まで使っていたPSoCデザイナーをアンインストールして、ミニディベロップメントキットの環境に移行する。ちょっとお試しのプロジェクトを作ってInvention Boardに書き込んでみたら動かない。波形がぜんぜんまともに出ない。どうしたのかと散々悩んで小一時間。ふと手元を見たらシンクロのプローブとテストオシレータのGND端子がPSoCボードから外れて落ちている。つないだらちゃんと波形が出ているではないか。あまりにもあまりにもなミスに脱力。この調子では今日はこれ以上やってもくだらない間違いをするばかりになりそうだからやめておこう。
一応締め切りを少し延ばしてもらったことでもあるし、明日から少し走らなくては。
「連載は忘れたころにやってくる」
03月31日
閏02月11日
七赤赤口
というところで、何とか動作確認して一安心。それにしても改めてPSoC関係のドキュメントって読むのが辛いな。とりあえず形になったからいいようなものなのだけども。
ひとまず完成したし、明日から原稿書きだな。