2004年5月
05月01日
03月13日
二黒先負
とりあえず、パラレルポート経由のライターコントロールソフトの高速化ができた。超高速というわけにはいかないけれどもそれでもずいぶん速くなった。一応アルゴリズムとしてはこれで正しいのだろう。チップのIDだけでなくレビジョンも読めるようになったようでもあるし、これから他のデバイスに対応させていくこともできるだろう。
さてと、そんなことを言っている間に年金まで訳の分からないまま採決してしまったらしい。かの方々は「改革」という名称が好きなようだけど、やってることはどれをとっても「改変」であろう。支え合いを標榜するなら報酬比例という考え方事態がおかしい。昔多くを負担したからといって多くの分け前を持って行くという、「富める者に負い銭」が果たして社会保障制度として妥当といえるのかどうか。
なんか、そういう所は誰も何も言わないというのも奇妙なこと。勝ち組/負け組などという、下品で貧相きわまりない言葉がすっかり定着してしまったようでもあるし、やはりこの国は階級社会を目指して動いているのだろうか。
私はといえば、勝ち組でも負け組でもなくて、ただの落ちこぼれ組だけどもね。

05月02日
03月14日
三碧仏滅
世間ではすっかり連休である。こちらは連休とは言っても特行くところがあるわけでもなく、それでいてやることはいろいろあるので、結局生活パターンは普段とまるで変わらない。ただ、とにかく人の集まるところがいつもよりも圧倒的に混雑している。駐車場も「満」の文字が赤らんでいる。毎月給料受け取れる恵まれた身分なんだし、休みの時くらいこんなところでウロウロしてないで、遠出すればいいのにとも思うけれども、一斉休暇なものだから、どこもかしこも人の山。
近所にホームセンターが開店したので前を通ってみたら、しっかり渋滞である。ちょいと買い物で車ででかけたら、直進レーンがずらりと渋滞。渋滞の先には信号があり、信号の先にはこれまた大型ホームセンター。どちらも行ったことはあるけれども、別段これといって何があるわけでもない。
近所のホームセンターごときでこの調子であるから、観光スポットなどはすごいことになっているのだろう。物見遊山とは言うけれども、これでは物見渋滞というところか。

05月03日
03月15日
四緑大安
憲法記念日
三りんぼう
憲法記念日とやらで、あっちこっちと特集。9条は目玉になるようだけども、どうしてこうも曖昧模糊とした言い方しかしないのだろうか。仮に自衛の為の戦力が必要だという言葉は受け入れるとしても、それならそれで、どういう戦闘行為を想定しているのか明確にしてもらいたいものだ。仮想敵国がどこで、そこがどういう風に攻めてくるのか明確にして、数字による裏付けとその計算の前提条件と算出結果とともキッチリと示してもらいたいものなのだが、そうした基本的な部分が全部すっぽ抜けて「必要だ」としか言わないのでは「欲しい〜」とおもちゃ売り場でだだをこねている子供と一緒である。その程度の数字も示せないような人間に国家最大の暴力集団である軍隊の指揮権を預けられるわけがない。
ということを以前も書いたように記憶しているのだが、その後何か出てきたようでもない。出てきたわけでもないのだが、情緒優先でなし崩し的に物事を進めていってしまっているようだ。

05月04日
03月16日
五黄赤口
国民の休日とかいうことだ。そういえば昨日5/3はやっぱり「ゴミの日」というのがいいんじゃないか。
というところで、少しアクティブフィルタのおさらいをしておこうと思って手元を眺めると、そういえばそういう類のことを書いてある物がない。
やむなく書籍を探しに出かけたのだが、見事というほど何もない。知りたい所はごく単純なのだが、サラッと逃げられてしまう感じである。電子回路系な本をざっと当たってみると、どれもこれもよく似た章構成で中身も同じようなもの。どうしてここまで同じような物しかないのだろう。考えられるのはこれらの本は教科書であって、大学でのカリキュラムに沿っているからということか。
それにしてもおもしろみが無い。簡単な事をあえて難しく書いているような気がしなくもない。そして何より自分が知りたいことがろくに書いて無いという不満三兄弟。これは結局自力で何とかしろと言うことなのだろ。自力で何かするための足がかりが欲しかったのだけれどもな。

05月05日
03月17日
六白先勝
こどもの日
一息ついて古本屋へ。何となくめにとまって買ってしまったのが「微分方程式で数学モデルを作ろう」というもの。中身はといえば、人口増減、薬の吸収、アルコールの吸収と事故危険率、ロケットの非行、広告に対する売り上げ反応、個人の消費動向、惑星の運動、軍備競争の力学などのテーマから微分方程式をたてて解いてみようというもの。
中身はそれほどややこしくせずになるべく平易に書こうというのが好印象だが、まだ真剣に読んではいないので、果たしてどこまでうまく書けているのかはよく分からない。
まぁ、つらつらと眺めていくことにしよう。

05月06日
03月18日
七赤友引
ようやくサイプレスの担当者とコンタクトがとれた。こちらでは手も足も出ない話なので、とにかく何とかしてくれと言う以外に無い。困ったものだが仕方ない。とりあえず来たメールにはゴメンナサイメールを返しておく。

05月07日
03月19日
八白先負
一息ついて連載の原稿修正。連載が始まる前に連載終了までの原稿は全部できてしまっているのだが、当時CY8C26443をベースに考えていたので、それをCY8C27443用に修正というところである。全く違うなら間違えようもないのだろうけれども、かなり良く似ていて微妙に違うというのがうっかりしやすいところだな。

05月08日
03月20日
九紫仏滅
日本歴史占いだそうで、やってみたら「石川五右衛門」と出た。
「変わっているうえにマイペース。世の中の尺度なんて眼中になく、自分にとっての善し悪し、好き嫌いで生き抜くはぐれ者。」
だの
群れるのが嫌いな一匹狼。たいていは一人、あるいは気心が知れた身内と一緒に過ごすことが多い。一旦、「コレだ!」と決めたら、回りの視線や評価など気にせず、トコトン突き詰めていく。」
だのと。要するに会社員には向かないということだな。

05月09日
03月21日
一白大安
何とも言いようのない写真が数々流出である。虐待を加える一方で人道支援の顔をして復興のお手伝いというのだから、一体どういう心理状態にあるのかということを疑いたくなってくる。あの顔をして、別の所ではにこやかに復旧活動などをやっていたり、支援物資の配給などをやっていたのだとしたら、一体そいつの頭の中はどうなっているのだろう。何を考えてやっていたのだろう。「こいつを裸にしてこういうふうにしてやったら面白いだろう」などと思いながら市民と接していたのだろうか。
「上官の命令に従っただけだ」というけれども、それなら「上官の命令だから仕方なく支援活動をしている」とも言えるのであって、「民主化」と言う言葉をずいぶんと薄汚くしてくれたものだ。
しかも「捕虜だ」などと言っているけれども、ジュネーブ条約発足当時の捕虜というのは明らかにそれと分かる戦闘員を想定していたのではないだろうか。怪しいからというだけの理由で誘拐・拉致した市民が「捕虜」にあたるのだろうか。一般市民を令状もないまま逮捕監禁して、弁護士も付けないまま虐待を加えるということが米国では許されるのだろうか。
裏の世界の事はよく知らないけれども、こんなものがぞろぞろ出てくるということは、そろそろその世界での主役交代が近いということなのだろう。

05月10日
03月22日
二黒赤口
原稿一本仕上げ。とりあえずこれで連載原稿の修正終了だろう。実のところ、ミニキットの供給状況がこんなことになってしまったおかげで、気分はすっかり萎えてしまっていて、、細々と自家用プロセッサとして便利に使える程度でもいいかという気になっている。当初話をしていた物は結局いつまでたってもリリースされない、連載開始には間に合わない。無くなった後の追加製造は延び延びになった挙げ句に動かないものが入ってくるというのだから、匙を投げて超能力ごっこでもやっていた法がマシというものだ。
もっとも、せっかく興味を持ってもらった方にそれでは申し訳ないので、手を打つことにした。ここまでやらなくてはならないというのもしんどいところだし、持ち出しの方が多くなりそうだけども仕方がない。

というところで、話は変わってOPERAである。HDD換装したあと、すっかり放置状態だったのだが、即座に拡大/縮小できるというのが欲しくなってサイトを訪れてみる。いつのまにかVersion 7.23。インストールして少し動かしてみたけれども、256色モードだと結構悲しい表示になるのだな。

ついでにExcelで整理している受注の台帳に手を入れる。いままでほとんどただの表としてしか使っていなかったのだが、やはり手作業故の面倒くささもあることや、後から注文の取り消しやら追加が発生するとなかなか面倒くさいということもあって、一念発起してVBAで簡単に小計や請求金額の計算や、表に1件ごとに罫線を入れるなどということを全部自動でやらせられるようにしてみることにした。これがヘルプ探検隊である。サンプルに書いてあるプロパティやらメソッドやらがいったいどこに説明があるのか、ヘルプを検索してもなかなか出てこない。散々探し回ってやっと見つけるということを繰り返してようやく完成。書けてしまえばたったのこれだけかというところ。ここまで分かってしまえば後は品数を増やしたり、いずれディスカウントの設定をすることもできるようになるだろう。

05月11日
03月23日
三碧先勝
ふらりとでかけた先で目にした中古CDは「ジュリア名TOKYO」。そんな時代もあったねと、確かに笑える日が来ているわけだ。新品だったときにはジュリアナTOKYO入場チケット付きだったらしい。当時パンツを見せながら踊っていたおねぇちゃんも、鼻の下を伸ばして出かけていたオニイチャンオニイチャンも今はいい年をして子供に説教垂れているのだろうか。
そんな当時のディスコミュージックをBGM代わりにつらつらと本を読んでいるうちにうたた寝。ちょと疲れているのかな?

05月12日
03月24日
四緑友引

先日目を付けた本をもらった。ついでにデジタルオシロをおねだりしてみたら、何とか入手できそうな雰囲気である。とにかく今後いろいろやっていく上ではやはりアナログオシロだけでは厳しいところなので、ここらで入手させてもらうことにしよう。
ついでに秋葉原で少し部材を入手ついでに買ってきたのが手回し式の携帯電話充電器。手回しというか、ニギニギすると発電されるというもので、白色LEDがついていて懐中電灯にもなる。
こんなものはだいたい東南アジアか中国製だろうと思って裏を見ると「Product of JAPAN」とある。偽日本製かとも思ったけれども、モールドもなかなか綺麗でそれほど乱暴な作りという感じもない。本当に日本でもこんな物が作られるようになってきたのかどうなのか。

05月13日
03月25日
五黄先負

どうやら次回ロットの入荷が見えてきた。ただ、再び前回のような落とし穴が無いと言い切れないのが辛いところである。とりあえず祈りを込めて柏手でも打っておくことにしよう。

05月14日
03月26日
六白仏滅

書籍の検討。とにかく項目があふれんばかりということになりそうで、あんまり調子に乗っていると1年仕事になってしまう。そういえば、これまた休眠状態になっていた書籍の話もそろそろ目覚めそうでもある。こちらも最終的な動作確認をとらないといけないものもある。
というところで、入荷に期待しているところに試作用の部品到着。Tracking#を調べたら明日には同時に手配した機材も到着しそうである。来週はいろいろと忙しくなりそうだな。

05月15日
03月27日
七赤大安
散々待たされたミニディベロップメントキットが入荷した。今度こそ間違ってないだろうなと一個開梱して動作チェック。IDは正しい。プログラマソフトでもちゃんと認識されてリードも良いようだ。試しにToyScopeを書き込んで動作確認。これも問題なし。どうやら大丈夫そうだということで、予約待ちになっていた方にメールを送ることに決定。銀行は月曜日から稼働だろうから、それから怒濤の出荷作業ラッシュとなるのだろう。

05月16日
03月28日
八白赤口
オンラインストアから購入した某デバイス用プログラマが到着。試しに動かしてみると、動かない。ブランクチェックでエラーになるし、書き込みもいきなり戦闘バイトでエラーになってしまって先に進まない。
どうしたものか、不良ということで返品するかと頭を抱えながらプログラマに取り付けるアダプタ基板を眺めていたら、どうも0.5mmピッチのコネクタの半田付けが怪しい。ルーペで拡大してみると、イマイチ半田のノリも悪いし、1本に至ってはどうも半田が付いていないようにさえみえる。これはさすがに駄目だろうということで、全ピン半田ゴテであたり直すことにした。
ヘッドマウントルーペ代わりに使っている100円老眼鏡をかけていざ出陣。久しぶりの0.5mmピッチということもあって、ちょっと手が滑ったりもしたけれど、何とかクリアして、基板に残ったフラックスを例によってマニキュアの薄め液(主成分のイソプロパノールは実際に基板洗浄用としても使われている)で洗浄。拡大鏡で確認して、さてリトライ。ブランクチェックも正常。いざプログラム!何事もなく終了。ベリファイもOK。
ということで、結局アダプタボードの半田付け不良だったという結論であった。秋月キットじゃないんだから、半田付けの黙視確認くらいして欲しかったな。

05月17日
03月29日
九紫先勝
机の上に散乱し続けていた物を整理。いったん全部段ボール箱に移してみると、良くもまぁこれだけの物が机の上に乗っていた物だと呆れるくらいの量になってしまった。一つ一つはたいしたことはないのだが、これだけ集まると壮観だな、などと関心している場合でもない。
ちょっと実験して置いたままになっていたケーブルやら電線の切れ端、実験で使った抵抗だのコンデンサだのも出てくる。無くなったと思っていた物がひょんな所から出てきたりするのだから、まったくもってブラックホール&ホワイトホールな状態である。

というところで、やっとこさ片づいたので、いよいよ発送開始である。久しく出荷作業をしていなかったので、以前どんな風にやることにしていたか忘れてしまっている部分もあって、以前のメモを見ながらの再開。
夕方から始めたのだけども、梱包材料の事をすっかり忘れてしまっていた。EXPACKの在庫切れというのも今頃気付いているというのが情けない。とりあえず中身だけ作っておいて、明日まとめ買いすることにしよう。

05月18日
03月30日
一白友引
PSoC Developer.comにFORTHがあることを知る。そうか、そういえばM8って比較的素直な8ビットマイコンでもある。RAMは256バイトしかないのだけども、何とか遊べるらしい。スタックとワークエリア専用と考えて、プログラム本体も本体もすべてROMということにすれば確かになにがしかのインタプリタ位は動かすことができるのかもしれない。どのみち制約は極めて厳しいので、機能的に欲張りようにも欲張れないのだから、軽く温故知新なマイコン遊び用に使うのも面白いか。

というところで、ちょっとわけありで「新産業創造戦略」なるものを眺める。用紙の大きさくらい統一しろよ!というのは置いておくとするか。とりあえずどこかで耳にしたとおりで、先端的な新産業分野が「燃料電池」「情報家電」「ロボット」「コンテンツ」というあたりということになるそうだ。昔の感覚からすると、ずいぶんと丸くなったものだ。燃料電池は自動車や家庭用、ロボットも介護やら災害対策、警備ということで、どうもここ半年一年ほどちょこまかと小賢しかったのはこういうことだったかと納得する面もある。
ただ、燃料電池やら情報家電はどうにも個人で何かをやって遊ぶということにはなりそうにない。燃料電池は理科実験のレベルならいいのだが、それで何か継続的に楽しめるかというと、少々厳しいものがある。「月刊燃料電池」なんていう雑誌で読者投稿記事を募るのも少々厳しいだろう。情報家電は中身やら動きとしては面白いし、おもちゃとしても面白いことはできそうだけれども、考えてもみれば簡単に外部から操作できてしまっては危険きわまりないわけで、当然のように暗号化だ相互認証だということになるのだろう。これではアマチュアとして手を出すのはいささか荷が重そうだ。
となると、スタンドアロンで勝手なことができるのはロボットかコンテンツというところだ。いずれもそこはかとなく「アイデア一発」で何か生まれてきそうな感じもある。ロボットならばとりあえずSONYだHONDAだといった勝手にやってよロボット方面はあっちの部屋に行ってもらっておくとして、ワンチップマイコン的BASICロボットというのも出てきてもいいのかもしれない。
とまぁ何でこんな事を書いているのだろうと思うと、やはりラヂヲ少年上がりの身としては、やはり小中高校という段階で興味をもって飛びついて、継続的に遊んでいけるかということを重視したいのだ。理科離れ対策で「興味を持ってもらうように」と言う。でも理学系はともかく工学系というのはやはり、自分の手を使い、頭を使ってやってみなくては面白くない。理屈は大事だけども、まず自らの手で作ってみる、動かしてみる、時には失敗もあって涙目になるといった経験を積んでいくその過程が大事なのだ。
とすると、次世代育成を担うのは田宮模型かということになるのだろうか。

05月19日
04月01日
二黒仏滅
基板でも作ってみるかと調べてみるのだが、なかなか手頃なところがない。有名どころと言えばブルガリアにあるOLIMEX。国内ならP板.COMやらPBあたりは簡易見積もりもその場で出てきて参考にはなるのだけども、少しまとまった数を作る事を選定にするとちと高い。もう少し探してみることにして、とりあえず基板のアートワークでもやってしまうことにするかな。
05月20日
04月02日
三緑大安
先日、品切れ状態となっているミニディベロップメントキットの代替え手段をCypressと相談した。すったもんだとした後の結論として、CD-ROMとUSBデバイスのセットを出すことにした。ミニキットと違ってまとめて作っていない分原価も結構割高についているのだけども、やはり値段はそこそこにするしかないだろうな。とりあえず明日にでもページを更新しておこう。

05月21日
04月03日
四緑赤口
とりあえず、インベンションセットという形で最低限使える環境だけ提供。デキる人にはこれでも充分だろうと思うことにしよう。

05月22日
04月04日
五黄先勝
そんなところで読んでいたのは古事記である。因幡の白ウサギと思っていたのは実は「素ウサギ」だったり、思金神(おもいかねのかみ)は高御産巣日神(たかみむすひのかみ)の子で知恵者として名高いそうで、なるほど、これがあれかと思ったり。
所詮神話だという頭があったりしたのだけども、改めて読んでみると一つ一つの話はすごく短い昔話のダイジェストのようなもので、それらが連鎖的に連なって一つの物語を作るというところ。1話ごとに一応完結しながら全体として話が進んでいくという連続ストーリー物の原点はこんな所にあるのか。
そういえばその逸話でワニも出てくるようだけど、実はこのワニというのは実は方言でサメのことだというのもこの前知った。知っていたからと言ってどうと言うこともないのだけども気付くと結構恥ずかしい間違いというものの類だな。

05月23日
04月05日
六白友引
ポチポチとPCB設計CADの使い方を勉強。チュートリアルがあって、どういうものかと興味はあったもののなぜか動かなくて諦めていたら、メーカのWEBサイトの片隅に修正版が置いてあるのを見つけた。
少しマニュアルを読みながら進めていったのだが、一番肝心の部品の作り方と基板の層数の指定が良くわからない。今回両面程度で充分なので、内層が作られてしまっては困るのだけども、そういうのはガーバーを作るときに省略すればいいのか。
とりあえずねっとりストを読み込んでラッツネットが表示されて、部品を置いて配線を動かしていくところまではたどり着いたけれども、なんだかややこしい。
ついでにフリーの基板設計用CADのPCBEもインストール。こちらは以前ちょっと使ってみたことはあったので、しばらくいじっていたら使い方を思い出した。基板の設計ガイドラインはNECさんの基板設計ガイドに準拠させてみる。これって以前WEBからダウンロードしたものなのだけども、基板部門を切り離したためか、今は見つからない。こういう死に体になってしまったドキュメントを再掲載するのは問題あるのだろうかな。結構わかりやすくコンパクトにまとめてあってとても良い資料だと思うのだが。
そういえば、ソフトでも同じことが言える。既に忘れられてしまっているようなものでも、改めて使ってみればそれなりにお役立ちだったり楽しめるものは結構あるはずだ。かつては結構な価格のものだったけども、既にサポートも打ち切られていたり、メーカーそのものが無くなってしまったものも多々あるはずなのだが。それらが死蔵されているというのもなんとも勿体ない。

05月24日
04月06日
七赤先負
「言われるまでやらない」というのは悪いことのたとえだけども、実はこの世のたいていのことは言われてからやっても間に合ってしまう。そのかわり言われてからのピーク値は目を覆わんばかりになってきて、それはそれは並大抵の事ではなくなるのだけども、たいていの場合それでも何とかなる。
だいたい焦っている時はあおる側も焦っているので、早めに動き出す。逆に緊急度が低ければそれなりに後回しになるわけだ。であるからして、実は緊急度に応じた負荷がかかるようになっているのだろう。
よって「明日できることは今日やらない」ということになる。当然「明日できないことは今日何が何でもやる」ということでもある。と、結構長い間思っていたのだが、最近逆に明日のことを先に片づけてしまって明日は楽をしようということもまた良しだなと思えている。
とかく自営業というか、自由業に近いこんな仕事っぷりだとメリハリというものがまるでない状態に陥るのだ。綱に何かをやっている。何かをやっているのだけども、具体的な成果としては上がっていない。とどのつまり「何かをやっている」状態にいないと落ち着かなくなる。これが非常にまずい状態なのだ。他の事に頭がいかない。直接関係ないことに手を出す余力が無くなる。まるでどこまでも半クラッチのようだ。
そういえば日本と米国のビジネスマン比較などがあって、米国人は寸暇を惜しんで集中して仕事しているのに、日本人はだらだらと・・・と言われるけれども、日本の場合自営に近い家の延長感覚という人が多かったのだろう。終身雇用年功序列で会社全体家族同然という形態で、何となくそこの組織に従属して、仕事をしているという状態にあれば安心できるものがある。生産性が悪いとも言われたけど、実はこういう「のどかな時間」を仕事時間としてカウントするから全体として生産性が低く見えるということでもあるのだろうか。
一見楽な状態が実は半クラッチというのでは、そのまま続けては昔の渋滞で良くあったようなクラッチ丸坊主である。やはり止まるときは止まる、走るときは走るということは明確に分けた方が結果的に楽ができるのかもしれない。

05月25日
04月07日
八白仏滅
基板設計である。結局PCBEで描いてみることにした。まずは部品作りで、使う予定の部品を検索して大きさ調査。大きさがmmピッチにしても半端な値、インチにしたらもっと半端な値というところでなかなか格子に乗ってくれなかったりする。いっそ尺で測ればいいのかと嫌みの一つも言いたくなるものだけども、穴径を考えたらピンが穴のセンターに来ないというだけで良さそうなので、ほどほどのところで妥協。明日はパターン設計に入るとするか。

05月26日
04月08日
九紫大安
何となくTVを眺めていたら自閉症の子供を扱ったドラマだった。そういえば、最近その手のものがボチボチと流行のようだ。まぁ、こういう弱者物というのはだいたい自分よりより苦しい立場の者の姿を見てそれよりは良いよねという心の安寧を得るという一種のセラピーだったりするという側面もあるで、良い事半分、そうでもないなが半分。
さて、そうとはいうものの、果たしてそんな物がどの程度のドラマになるのだろうかと思って見始めてしまった。ドラマに仕立てなくてはならないのだし、健常児の子役が演じられなくてはならないという制約の中で制作されるのだから、当然のように結構軽度だなというのが第一印象。親の側もあれではまるであの年齢の自閉症の子供がある日突然降ってわいたかのよう。
言うまいと思えども、やはり実際に自閉症、ダウン症などの子供たちをいろいろ見ていると言う程度の私でも、「実戦はこんな生やさしいものじゃない」と、何かの台詞のように言ってみたくなってしまうのだった。

さて、そんなところで夜中になったらやっていたのがサンダーバード。オープニングを見たらタイトルは「ThunderBirds」。そりゃそうか、複数形だもんな。とすると、あの歌も英語版だと「サンダー・バーズー」なんだろうか。で、何となく検索して見つけたのが「サンダーバーズ・オンライン」壁紙もあるけど、Web上からグリーティングカード式でメールも遅れるようだな。

05月27日
04月09日
一白赤口
PSoC Designerを立ち上げてみたけど、使い方で途方に暮れている人もいるようだ。メーカーさんで使おうというならば、やはりそれなりにみっちり腰を据えて製品に使えるレベルなのか評価しないといけないだろう。となれば飛びつくいて遊ぼうというのは学生さんが多いに違いない。となれば時間はあるだろうし、この程度のものなら自力で何とかするだろうといわば風が吹けば・・の乗りでタカをくくっていたのだけどもどうもそうも行かない様子。
自分自身細かい所まで全部知り尽くしている訳ではないけれど、とりあえずFirstStepガイドでも作るかな。

05月28日
04月10日
二黒先勝
0基板のアートワークがほぼ完成。ただ、実際に版下を出してみるとベタパターンと信号線の間のギャップが何となく気になる。信号線同士であれば全く気にならないような値なのだけども、相手がベタとなるとどうも見た目に窮屈に感じられてしまう。目の錯覚と言えばそのとおりなのだが、やはり気になるものは気になるというわけで、1格子ずつ隙間を空けることにして変更。
別に難しくもない基板なので信号は片面で簡単に回ったけども、このままだとやっぱりグランドが弱そうだ。どうせ裏付けの部品があるから両面スルーホールにせざるを得ないわけだし、表面をベタアースにしてしまえばいいか。

05月29日
04月11日
三碧友引
PSoCチュートリアルページを作り始める。サンプルプロジェクトをこしらえてあとはひたすら画面のキャプチャである。正面から説明しようとすると著しく面倒くさいというのがPSoC Designerだなと、改めて思いながら進展。たぶん、明日には終わるだろう。

05月30日
04月12日
四緑先負
とりあえずPSoCチュートリアルをアップしてみた。ベースになっているのはCypressがTele-Trainingとして出しているものなのだけども、そっくりそのままというのはシャクだし、何となく間違えているんじゃないかと思える所もあったので、コンセプトだけ頂いて中身は勝手に作ってみた。
GUIにはありがちなことで、いわゆる「Windows入門本」なんかでもそうだけど、操作している時は別に難しいとも面倒くさいとも思わないのだが、改めてキャプチャ画面を取りながら説明していくとかなり面倒くさく感じられるものである。
とりあえず一通りの道筋だけ分かったら後は適当にあちこちクリックしてみるが吉なのだが、どこまでやってみようという人が現れるかな?

05月31日
04月13日
五黄仏滅
アクセス履歴を眺めていてもチュートリアルへの反応はいまひとつ。検索エンジンで引っかかるようになるとだいぶ違うのかどうなのか。
一から十まで全部お膳立てしてもらわないと駄目という人なら、あれこれ書いてみたところで、あれがない、これが書いてないとボヤくだけ・・いや、そもそもそういう向きならばPSoCよりPICの方に行ってしまうに違いない。一方で、自力でやる人は結局自力でなんとかしてしまう人には別にあんなもの無くても何とかなるのだろう。ということで、チュートリアルというのは釈迦に説法だったのかな?