2004年6月
06月01日
04月14日
六白大安
三りんぼう
つまらないことがふっと分からなくなる瞬間というのはあるものだ。あとで考えると何でそんなことで悩んでいたのかすらわからなくなってきて苦笑する。
そんなつまらないことに引っかかっていた時の事を思い出してみるのが、不思議なことに考えの道筋だけはあっている。道筋が間違っているならば余計なことを考えていたのだなと理解できるのだが、道自体はあっているのに悩んでいるのである。「何でそんなつまらないことが理解できないの?」というのはちょうどこんな感じなのであろう。そこにある障子紙一枚の壁がなぜか破れない。実は押していたのが障子紙ではなくて障子の桟だということなのかもしれない。
そんな状態で散々悪戦苦闘しているとどうなるかといえば、たいがいそういうものだろうけども「眠くなる」のである。うとうととして起きたときにすっきり分かるようになっているということはないのだけども、その後しばらくすると「何で悩んでいたんだろう?」状態になることが多いように思う。つまらないから眠くなるのではなくて、眠ることで余計な外部の事象とのつきあいをやめてその情報だけを整理しようとするのかもしれない。100%ではないけれどもおおむね片づいたところで再起動するのだろうか。

「勉強」とは「頭のスポーツ」だと思えば漫然と練習していても進歩しないのは当然ということになるのだろうか。運動だとへばる位のストレスを与えてその後は休息するというスタイルが多いということを考えると、「成長」のためには本当に眠くなる位、頭を疲れさせて寝てしまうということも良いことなのだろう。

と、本日とある場所の待合室で少し勉強がてら本を読んでいるうちにうたた寝をしてしまったことへの言い訳なのであった。

06月02日
04月15日
七赤赤口
先日反応が無いなぁと思って設置したカウンタが結構な勢いで伸びているのに今頃気付く。OCNが倒れていた余波もあったのか。そんな中、某氏より「動いた!」というメール。結構喜んでもらえたようである。書いた甲斐があったと、ちょっと喜びモードに突入してビールを開ける口実である。

というところで、某事件絡みで、ネットでの文字だけのコミュニケーションが問題だのなんだのと言っているのがラジオから聞こえた。本当にそうだろうか?本当はちゃんと喧嘩をさせてこなかったのが問題なんじゃないかと思うのだが。頭だけではなくて、体で覚えるコミュニケーションというものだってあるのだ。
人間関係でごたごたするのは大人とは違う時間軸で生息している小学生(小学生の1時間と大人の1時間はかなり違うのだ)の世界では頻繁に起こりえることであるので、当然のように細かい争いが絶える事はないのが普通であろう。おまけに文字だけともなれば、あれこれとトラブりやすいのは大人でも同じこと。だからこそ、「正しい喧嘩のやりかた」は体で覚えさせなくてはならないのではなかろうか。
みんな仲良く、喧嘩はいけません、暴力なんてもってのほかっていうのは大人の論理であって、子供なんて取っ組み合いの喧嘩をしながら成長するものだ。
それを認めず、押さえつければ当然「外面(そとづら)だけは良くする」ようになっていくだろう。でも、感情はやっぱり高ぶることはあるのだ。それを硬い外面(そとづら)で覆えば、当然のことならが卵レンジ状態になるのが当然である。

06月03日
04月16日
八白先勝
考えてみると結構やることが溜まってきている。順次処理していかないとまたオーバーフローしかねない。こういうときは全部ホワイトボードに書き出すのがいつもの手。実は机の周囲の壁に何枚もホワイトボードが掛かっていて、気が付いたときに適当に使う。
結構悩んでいるようでも書き出してみると話はシンプルである。なんだ、これだけのことかということで、適当にプライオリティをつけて処理。とにかくとっとと片づけてしまおう。

というところで、ふと在庫状況を見たらインベンションキット用のUSBコントローラが底を突いてきた。急ぎで在庫僅少メッセージをSHOPに出すのと共にDigi-Keyあたりで入手しようとしたら在庫数0ときたものだ。別ルートで探してみるとするかな。

06月04日
04月17日
九紫友引
今度は64013かい!という状況である。どうもWorld-WideでCypressのUSBコントローラ全般が品不足らしい。別メーカのUSBコントローラを使う手もあるけれども、さすがにベンダIDをCypressのものにしてはまずいだろう。となると結局レガシーポートにつなぐよりない。パラレルは一応出しているけれども、直叩きなので、DOSモード、あるいはWin9xのDOS窓程度でしか使えないのが難点。
仕方ない、シリアルポート経由のライターでも作ってみるとするか。

06月05日
04月18日
一白先負
窓越しに見える月を眺めながらこの日誌を書いている。
シリアルポートを経由で書込する為の手頃なインターフェースチップということでぐるりと見渡して部品箱を探すまでもなく目の前に転がっていたのがPSoC。デジタルPSoCブロックでシリアル入出力を行って、パラレルポート経由のライターではソフトタイミングで稼いでいた時間もタイマーを一個貼り付けて、タイムアップしたら停止するように設定しておけば正確で簡単である。
ということでタイマーとUARTを貼り付けて、UARTのマニュアルを読んだら、一文字入出力は当然として、一行単位でのメッセージ出力や、逆に一行単位で文字入力して、入力された文字を区切り文字(スペースが一般的か)で分けて1ブロックずつ渡してくれるというAPIまで用意されている。
これを使うとホストから
byte 0 length 100
などと入力したら、byte、0、length、100という単位で順次読み出せるというわけで、コマンド処理が非常に楽になる。ただ、行単位の編集機能までは無いようなので、行単位で送信するようなモードを持ったターミナルソフトを使うか、あるいはGUIでボタンをクリックしたらコマンドとパラメータをASCII文字列で渡すという使い方が前提なのだろう。
それにしても便利なものには違いない。

というところで、実に久しぶりのユニクロである。Tシャツでドライとか何とか書いてあって、べた付かずに良さそうな書きっぷり。とりあえず買ってみる。ずいぶんと種類は増えたようだけど、やっぱり「あぁ、ユニクロだ」と分かる人には分かるのだろうな。
06月06日
04月19日
二黒仏滅
今更だけども「オトナ語の謎」を買う。そうそう、確かに改めて考えるとちょっぴり可笑しいオトナ語である。「ポシャる」「焼く(コピーする)」色を付ける」・・・そういえば、「ゼロックスする」なんていうのもあったな。なぜかトレーシングペーパーのようなものにコピーした物を第二原紙と呼ぶこともあったな。あれは青焼き時代の名残だったのだろうか。
そんな、ちょっとおかしいけどみんなオトナになるのと共に何気なく使うようになって、世代と時代を超えて使われているオトナ語とその解説を並べたこの本で、自分のオトナ度も分かるのかもしれない。

06月07日
04月20日
三碧大安
そういえばクレジットカード決済でどれだけ買っているのか分からなくなってきて発注状況を確認。気が付いたらずいぶん買っているものだな。もちろんほぼ100%仕入れであって浪費分ではないのだからどうでもいいようなものではあるのだが。というところで、インベンションセットがデバイス在庫切れで打ち止め。仕方ない、次の手を考えるとするか。
06月08日
04月21日
四緑赤口
事件がセンセーショナルであるほどに憶測と想像が飛び交うのは、当然であろう。ただ、大方の場合周囲が予測していたことは的はずれなのだ。だいたい「これが原因に違いない」というのは本当の原因ではなくてそうであったら良いという周囲の(そして報道する側の)願望であり、要望なのである。
固い信念などによって突き動かされているような物でもない限り、その瞬間にその行動に走らせてしまったもの、その原因なんていうものは「何でもない」のだろう。「魔が差した」という表現があるけれども、恐らくはその行為に傾いたきっかけなんていうものは本当に些細なものであって、後で考え直しても何でそういう行動に出たのか分からないということがほとんどでは無かろうか。
それでも周囲は、そして当の本人も「原因」という名の小箱を見つけてそこに理由を押し込まなければ気が済まない。そしてそれらしい物を密sけて無事に押し込むとそれで安心する。
そんなことを今までどれだけ繰り返してきたことか。

06月10日
04月23日
六白友引
インベンションセットが無くなって、代替えを考えていたのだけども、どうしてもDIPパッケージは入手難。SOPパッケージで何とか頑張ってもらうしかないだろうな。

06月11日
04月24日
七赤先勝
部品を注文したらクレジットカードが使えないとのメッセージ。何のことかと思って限度額を調べに行ったら、なんと利用枠がゼロ。利用金額を計算していたら、どうやら〆の日を勘違いしていていたらしい。もともと限度額の小さいカードなので仕方ない。支払い方法の変更をメールしておく。

06月12日
04月25日
八白仏滅
以前作成したA/D、D/Aコンバータボードのチェックをしようと電池を買ってきた。2電源必要だということもあって、006Pが2個必要。100円ショップで韓国製二個組みで100円なりを見つけてきて、いざつないでみたらまずD/Aの出力電圧がおかしい。
どうしても予定の電圧が出ない。DACが壊れたかと思ったけどもどうも様子がおかしい。行き着いたのがなんと電池の電圧である。新品で公称9Vのくせに4.6V程度しか出ていない。2個とも仲良く同じ程度の電圧ときている。
006Pの中身って確か6個シリーズになっているようなものの筈なので、3個分しか入っていないような感じだろうか。自己放電にしても変であるし、おおよそ製造の時に何かしくじったのだろうか。
わずか100円とはいえ、一応はと思って店に持ち込んで交換。今度は中国製2個100円にしてみた。こちらは無事。
なんとなく、生ゴミ餃子を連想させられてしまった一件であった。

06月13日
04月26日
九紫大安
工作をする。半年以上前に作ったものをそのまま写真に使おうと思っていいたのだが、動作実験のつもりだったのでとにかく下手を通り越して無惨な基板になってしまっているのである。やむなく昔書いた回路図と実物を頼りに作り直し。これが簡単な割に意外と手こずる。一本配線しては一息。一息ついてはまた配線という具合でなかなか進まない。
とりあえず一日掛けてどうにか完成。さすがにミスも無く一発動作だったとはいうものの、昔に比べるとパワーが落ちたな。

というところで、先日駅の売店で買った「POPULAR SCIENCE」を眺める。綺麗だけどお安く気楽なその内容。テーマが「特選!近未来アイテム」だということもあるけれども、この雰囲気はちょうどその昔「未来の○○」とやっていた頃の感じに近い。なるほど「近未来」だろうけども、近未来像が昔の「未来の○○」のような雰囲気であることに少々悩む。
すごいことができるようになっている一方で、アマチュアは何に興味を持って何をこしらえていけば良いのだろう。秋葉原を中心として、プロとアマの境目が混然としていたのが日本の強みだと思っていたのだけども、こうなってくるとサプライヤとしてのプロとコンシューマとしてのアマという図式となってしまいそうだ。
面白そうなネタは全部プロが過去にやっていたことばかり、しかも自分で作るより買ってきた方が圧倒的に安いのでは立つ瀬も無い。
次の時債のアマの目指すテーマは一体なんだろう。

06月14日
04月27日
九紫赤口
やっとCypressの米国本社まで話しが通っていったようだ。もっとも最終的にどうするかは今後の課題なので、しばらく様子見というところではある。ミニキットやらインベンションセットやらというのはあくまでも特例ルートの物であるし、いつまでもこういう体制というわけにはいかないだろう。
というところで、ミニキット相当品を作ろうと思ったのだが、基板のイニシャル費をペイするのは大変だ。イニシャルがかからないようなところにすると、今度は基板単価が結構なものにつく。結局9000円位にはなってしまうのか。まぁ、海外のサードパーティのプログラマですら$75で8000円強はするわけで10個単位で作ったらそんなものだというのも道理だろうか。

06月15日
04月28日
八白先勝
SOP版はプログラマでVerifyまで行っているのだが、やはり動作チェックまでしたほうがいいだろうと思って、テスト治具を作るべく、ソケットを探しているうちに見つけたのがサンハヤトの特機事業部。ここに書き込み用アダプタとしてバーンインソケットと変換基板を一体にした物が売っている。それなりに高価だけどもユニバーサルプログラマ屋さんのアダプタに比べると結構安い。
ROM-28SP-28DP・・の後ろの数字が分かれて何種類もあるのがよく分からず、メールをしたら即座に担当の方から返信があって、デバイスの外形とメーカ、型式などを連絡したもらえたら探してくれるとのことで、早速返信。デバイスの公差がかなり大きいけれどもこれでいいのではないかというのがROM-28SP-28DP-115というものだった。
さて、これをどこに手配しようかと思ったら我が家から至近距離のまさに町内というところにある工具関係商社さんがサンハヤト製品も扱っているらしい。連絡を取ろうと思ったけども、何気なく「直販やってませんか?」と先ほどの担当者の方に投げてみたら、「特機関係はこちらやってますよ」とのこと。
早速見積もり依頼を出しておく。一応8500円+送料で600円、まぁコミコミで1万円弱というところか。
06月16日
04月29日
七赤友引
昨日依頼した変換ソケットの見積もり到着。消費税込みで9555円というところらしい。どうせ今後いろいろと出番はあるだろうしということで発注。さて、テスト治具の方も用意しなくてはな。


06月17日
04月30日
六白先負
久しぶりに算数にチャレンジ!!してみる。んーっ、結構解けないものだな。算数の範囲で解かなくてはならないというのも結構難しい。
というところで、秋葉原にてチップ抵抗を買う。1608タイプで5000個で1280円なり。とりあえず良く使う値を3種類。しかし、5000個もあると基板の量産でもしないと使い切れない気もするな。
06月18日
05日01日
五黄大安
某所におねだりしていたデジタルオシロがやってきた。テクトロのTDS-1000シリーズという、まぁこの道では個人で購入する方もそこそこいるという、この手のものにしては比較的安価なものではあるけれども。開けてびっくりさせられるのはやはり軽くて小さいこと。いままで使っていたアナログなオシロと比べること自体ばかばかしいほどのコンパクトさである。
これにメモリカードインターフェースを付けてもらったので、CFカード経由で波形データを移したりということも簡単である。ここまできたらUSB経由でデータ転送できれば良かったのにとも思うけれども、時代を考えれば仕方のないことか。
軽くプローブの調整をしてからあれこれいじり回してみたが、なかなか便利そう。一応PSoCで簡単な波形生成を行わせて取り込んでみたら、なるほどそれらしいなかなか綺麗な波形。
さすがにデジタルらしく、平均したりピークをとったり、FFTさせたりといろいろなことができるのは利点だけれども、まぁ、普通は単に波形を見るのにしか使わないだろうな。電源ON/OFF時の挙動がつかみやすくなるのも嬉しいポイントかな。

06月19日
05日02日
四緑赤口
デジタルオシロで少し遊ぶ。結構慣れる間では何だけども、慣れてくると、なるほど初期化すれば全部初期設定に戻るのは確かに楽だな。まだCFカードに落とすのはやって否けれどもそのうちやってみよう。
06月20日
05日03日
三碧先勝
インベンションチップとして、デバイスの単体売り。作業時間などを考えると赤字みたいなものだけども、Invention Boardモドキもそれほど余裕があるわけでもないので、要らないと言う人より欲しいという人に回る方がいいだろうということでもある。
そろそろりミニキットのような完成品も必要かな。

06月21日
05日04日
二黒友引
台風がかすめていったので車でちょっと買い物へ。CDショップでアヴリル・ラヴィーンを一枚。そういえば、こういう4桁価格でCDを買うのも久しぶり
06月22日
05日05日
一白先負
先日依頼していたサンハヤトのソケットアダプタが到着。開けてみたらいつも使っているもののような「ふた」がついてない。ギュッと押すとコンタクト部分が開いて手を離すと端子が出てきて固定されるという仕組みである。
ふた式とどっちが耐久性があるかと言ってもどっちもどっちという感じだけども、動き方を見ていると、こっちのほうが許容誤差が小さそうである。とりあえず手元の64013を入れてみたら何とか大丈夫そうである。
これで試験治具を作ろうとも思って見渡せば、そういえばインベンションセット2の例で使った基板があるじゃないか。あれの内側に300mil幅でソケットを立ててしまえば使える筈。配線はパラnすればいい。というわけで、早速改造。単にコネクタを立てて既にあるものとパラ配線するだけなので、実に簡単である。
一応配線チェックをして、リファレンスにしているインベンションチップを一つ持ってきて実装。USBケーブルを入れたら無事認識して、ちゃんとプログラマとして動作した。
それにしても、既に27443の隣には28ピンのゼロプレッシャーソケットも増設されているしで、なんだかものすごくごっつい感じの基板になってしまったな。

06月23日
05日06日
九紫仏滅
茹だるような暑さの中、打ち合わせに出かける。ビジネスでうるさい所なら当然スーツにネクタイなのだろうけども、そこは自営業どころか自由業になってしまっているので、タンクトップに麻のジャケット風なのを羽織るという、極めてラフな格好である。ほとんどリゾート気分だよなというところだが、この暴力的な暑さでは仕方ないだろうと自分に言い訳する。話は結構すんなりと終わったけど、果たして受注できるのかどうなのか。
原稿を少し書き進めて夜中に基盤のパターン図チェック。こうやって版下を印刷してみるといろいろとケチ付けたくなるけれど、まぁいいとするか。動けば勝ちだよな。

06月24日
05日07日
八白大安
ひょんなルートでDIP版の64013が入手できた。やっぱりミニキットが欲しいと言う方は多いようでもあるし、それではこれを使ってミニキットモドキでも作ってやるかと思い立つ。別にどうってこともない基板なのだけども、初物はやっぱり不安。この基板を作成するとしても、例えばP板.comあたりで頼むと一枚数千円はする。試作ならそれでいいけれども少しまとまった数を作るとなるときつい。が、普通に作るとイニシャル費が結構かさむわけで、100枚やそこらでイニシャルを割るとやっぱり基板一枚あたり数千円となってしまう。結構細々とした部品もそれなりの値段はするわけで、コストを積み上げていくと結構な値段になってしまうのだけども、果たして欲しいと言う人がいるのかどうか。
とりあえずガーバーとドリルデータをこしらえて「こんなガーバーで大丈夫でしょうか?」というメールを送ってみた。いいよということになったら試しに作ってみるかな。

06月25日
05日08日
七赤赤口
秋月で噂の湿度センサと共に、ポケットテスターを一つ購入。コンデンサの容量測定やら周波数測定までできて2100円なり。周波数カウンタとして10Hz〜10MHzというのはPSoCにおあつらえ向きでもある。買い出しついでに掲示板で教えてもらったコテライザーを買ってみることにした。ペン型でちょっと小綺麗なタイプで、半田ごてとホット・ブローと、トーチの3役である。帰ってきてから早速使いかたを見たら、なるほどガスバーナーみたいなものか。ライターで点火するのかとやってみたが火がつかない。試しにトーチにしてみたらガスの出が強すぎて点火できなかったようで、一番絞った状態で再挑戦して無事点火。
さて、これでホットブローにして、例のインベンションセットに使っている基板からの取り外しに挑戦してみることにした。加減が良くわからないのだが、ピンセットで石の端をちょっとつまんで足のあたりをぐるぐると暖めていたらいきなりズルッと外れた。なんだかあっけないほど簡単に取れてしまった。基板や横のピンヘッダあたりは結構熱くはなっているけれども大丈夫だったようだ。加減が分からずにちょっと長い時間暖めたようなところはヘッダのモールドの表面が少しだけ溶けたようだけども。もちろん周囲のチップ部品が飛ぶということもない。外したチップは当然足が曲がるようなこともない。
不器用を絵に描いたようjな自分が初めてやったにしては上出来ではないかと思う。確かにこれは部品取りするのにはかなりオススメグッズになりそうである。

06月26日
05日09日
六白先勝

昨日基板屋から「大丈夫だよ」とのメール。とりあえずその言葉を信じて試作基板発注してみることにした。近いうちに到着するだろう。うまく動いたらSHOPに載せて様子を見てみるか。

さて、そんなこんなでのPSoC。交流インピーダンスを測るのをどうやろうかと考えていたのだが、外付け無しで美味くやるというのが案外難しい。あきらめて簡単にすませることにするか。


06月27日
05日10日
五黄友引
訳あって昔のSL811のソースを引っ張り出してきた。ついでにデータシートもダウンロード。ScanLogicロゴからCypressロゴになった程度かな。PSoCとつないでやるというのもできないわけではないけれどもな。PLCCの方が実験には便利なのだが、なかなか売ってないものだな。

06月28日
05日11日
四緑先負
基板屋から製造着手のメール。さて、いよいよ自分で描いたデータで製造開始か。無事に動けば良いのだがな。
というところで、だらだらと原稿書き。今月中に片づけたいところなのだが、果たして終わるかどうか・・・

06月29日
05日12日
三碧仏滅
どうも寝違えたか首が痛い。こういうのはなまじ気にしていろいろやるとかえって悪くなると聞きおよぶのだが、どうしても気になってきてついストレッチをしようとしたり揉んでみたりとやりたくなる。
さて、痛い首を引き連れて銀行ATMで記帳ついでダイソーへ。100円CDで「ジャズ・フィーリング Vol3」を購入。ピアノだけというシンプルさ。BGMとしてはうるさくなくていいかもしれないと思ったのだが、一曲目が「故郷の空(スコットランド民謡)」。そう、私ら世代ならみんなが知ってる「だーれかさんと、だーれかさんが、むーぎばーたけ」である。どうしたも頭がお笑い方向に向かってしまう。目の前に浮かぶのは、学校の合唱コンクールで「だーれかさんと・・」と歌っているような情景である。

06月30日
05日13日
二黒大安
先日買ったコテライザーでジャンクで拾ってきた動かないAHA-1542の部品取りをやってみる。ホットブローでスルーホールが抜けるかやってみたけれどもこれはちょっと難しいようだ。一方表面実装タイプの部品には恐ろしく有効である。大きなQFPパッケージも、足の下電線通し技であっという間。半田ごてなら一本ずつそっとやるところが、ブローでぱーっとあぶりながらズルズル・・と足が上がっていく。線が通しにくい側は最後に残して、あとはこれまた全体的にあぶりながらピンセットで持ち上げたらあっけなく取れてしまった。大きめのPLCCも2列づつ面倒をみてコーナーから持ち上げればこれまた簡単。
先端を半田ごて用に交換してスルーホールに再挑戦。火力中程でROMの電源層を加熱。吸い取り器で抜いたら綺麗に抜けた。VCC側もこれまたあっけないほど綺麗に抜ける。さすが熱源が至近距離にあるだけのことはある。内層に落ちているもの以外は火力最小で充分。更におもしろがって外したSOPの石を再びパッドに載せてあぶってみたら、当たり前だけど半田付け出来てしまった。クリーム半田があればこういうこともできるのだな。
というところで、リワークや部品取り用にはなかなか良さそうである。ただ、手加減しないと部品を熱で壊しそうだけど。