2005年4月
4月1日

相変わらず鼻水。それにしても、毎日毎日抗ヒスタミン剤などを常用して良いものなのだろうか。
というところで、LSI-C86を使って割り込み処理を書いてみる。言われてみれば、DOSのINT21hでAH=35h/25hでベクタの取得やらセットやらができるのだな。試しに得て、あとはインラインアセンブラでレジスタの待避/復帰、IRET命令を突っ込んでやればとりあえず何とかなる。問題は8259に設定されてるベクタ値だけども、こちらは08hと70h。しかし割込を全部まとめたページを見ると、良くもこれだけ詰め込んだ物だと改めて呆れるやら関心するやら。

4月2日

とにかく片づけるぞと一仕事始末を付ける。さて、次のかたどうぞ・・と、あぁ、今度はPSoCか。

4月3日

Experssを少しいじる。久しぶりにいじるとだいぶ忘れているな。とりあえずこんな物かとやってみたのだがさっぱり動いてくれない。そのまま延々と数時間悩み続けて分かったのは出来そうだし、一件できたように見えるけど、実はできないという穴にはまっていたということ。出来ないことは出来ないと言ってくれよ、まったく。こういうところもらしいといえば、らしいのだけども。

4月4日

過日の新聞で高校野球の選手で繭を細くしているのが多かった高校に注意がいったらしい。「剃り込み」という表現もなかなかにしてノスタルジーである。往年の剃り込みと今の細繭は全然違うだろうと思うのだが、無駄に年齢を重ねた方には理解することが難しいらしい。
さて、ところで、それならどうすれば良いのだろうかと問う。細い繭が駄目と言われても眉毛ってそんなに伸びるものでもない。としたら繭を太く書けということになるのだろうか。とすると今度は高校球児向け眉毛テンプレートが出来たりするのか。その節は是非ともテンプレートに高校野球連盟承認の文字でも入れてもらいたいものだ。

4月5日

原稿の件で打ち合わせ。ちょっとしたサンプルを作ろうということで、いろいろと案は出たのだけれども何となくピリッとしない。どうものどごしが悪い感じ。そのまま喫茶店に流れてやはり思ったのは美味しさが見えないこと。やっぱり視点を変えないと駄目かなということで、再検討して提案してみることに。何で打ち合わせの場で思いつかなかったのかな。もうちょっとリアルタイムで考える鍛錬が必要か。

4月6日

近頃きな臭い竹島問題とやらをちょっと検索。三国志な時代に記述があるとか主張しているようなので、そんな時代にあんな絶海の孤島のような物の記述があるのはすごいと思ってみたのだ。どうやら「干山島」が竹島(独島)であるということらしいのだけども本文はというと
十三年夏六月、于山国帰服、歳以士宜為貢
于山国、在溟州正東海島、或名欝陵島、
地方一百里、恃嶮不服、
ということで、于山国が降伏して年ごとに貢ぎ物をした。溟州の真東にある島で名は欝陵島と言って、地方(四方?)100里あまりとか書いてあるそうだ。
素直に読むと欝陵島という別のもっと大きな島のことを指しているようだけども、とりあえずあちらの主張に基づいてこれが竹島のこととすると、あのやたらとTV映りの良い島に降伏したり貢ぎ物をするというほど人が住んでいたということになると驚きだ。その当時は100里もある巨大な島だったとするなら恐るべき浸食の速度となりそうだ。アトランティス大陸よろしく水没したというなら、海底を調査すると海底遺跡が出てくるかもしれないし、生活の後を示す物の一つや二つは出てくるのではないだろうか。仮に水没したとはいえ川があるような土地ではなさそうなので、定住していたなら井戸くらいは掘っていた筈だろう。遺構が出てきたらすごいことではないのだろうか。世界遺産にしてもおかしくない。是非潜水調査をやってもらいたいものである。

4月7日

ダラダラと原稿書き。深夜になってやっと最後までたどりつく。あとは締めて終わりだな。問題は図が多すぎること。ちょっと説明しようにも画面キャプチャだらけになってしまう。図の通りやれということで書く方は楽なのだけど、ページ数はふくれあがってしまうのが、ページ数制約の大きな雑誌/書籍では泣き所。

4月8日

久しぶりのツールで、すっかり使い方を忘れていた。結局自分が書いた記事を眺めてあぁ、こういう具合に使ったのかと記憶のリフレッシュ動作。様子はだいたい分かったぞと。ふと2Fの窓から外を見たら、白くかすんでみえる。一瞬何かと思ったけども、どうやら花粉のようだ。そういえば、あまりの大量の花粉飛散で、山火事だと思われて消防車が出動という騒ぎになったとかいう話しも伝え聞く。まったく意味もなく無駄にばらまきするのは公共事業費だけで充分だ。


4月9日

詰め将棋を解いていて、おかしな事に気付く。正解が間違っている気がする。しばらく首を捻ってみたけどやはり正解が間違っているようだ。ちょっと自己満足。将棋ソフトでも買おうかな。

4月10日

サンプル作成。シミュレータでとりあえず動いたところまでを実機に書き込んで見たらどうにも動きがおかしい。じっと見ていると周期が妙。これはひょっとして・・・と思ってもう一回調べてみたら案の定WDTだった。WDTを動作させたままにしていたことをすっかり忘れていた。間抜けだな。

4月11日

サンプルが動いたので、少し機能追加していたら、シミュレータの出力が腑に落ちない。いろいろ弄ってみるけどもどうしても納得できないので、調べていったら、メーカさんからの提供ライブラリのバグのようだ。じっと読んでみると、どうも途中で方針変更した名残で手が滑ったらしい。ありがちだけどねと言いながら手を加えて無事動作。実機でも確認できたので、これで良いのだろう。やれやれ。

4月12日

先月、ちょっとしたお茶会がホワイトデーだったので、ちょっとした手みやげを持っていったら、お返しを頂いてしまった。4/14がオレンジデーにしようとかいう話しもちらりほらり。

4月13日

なんとなく低コスト版の将棋ソフトを買ってみた。1400円程度ということで、電器店のポイントで買えてしまったので、支払額はゼロ。今なおバージョンアップされて売られている1万円弱の製品の2002年頃のものの焼き直しとのこと。メモリ32MB、HDD80MBというリソース要求も時代を感じさせてくれる。
何となく仕事の合間に一局二局を指してみたけど、適当にポンポンとやっていたらボロ負けした。やはり実戦は帆tんどやってないからな。適当にやるのをやめて棋力2級程度にしてからガッチリと玉を囲ってから攻めに行くと第一感指しでもだいたい勝てる。
対人間と違って時間制限があるわけでもなし、待ったもし放題というところで、煮詰まったときの気分転換用にはもってこいかな。

4月14日

何となく冗談交じりに古着屋で買ってしまったシャツは、男物離れ下ような柄。でも、合わせも男物だし、サイズ表記や袖丈見てもあきらかに男物。一応それなりのブランドらしい。面白いし、サイズも合っていたからと衝動買いしてしまったけど、着ていく所がないな、こりゃ。

4月15日

というところで、夜に別ルートで押さえたMiniProg1が若干数到着。とりあえず注残になっていた分を出荷。これで少し肩の荷が下りた感じ。あとはPSoCEval1の方だな。

4月16日

サンプル作成のための部品買い出し。久しぶりに行ったのに、しっかり顔を覚えられているな。トラ技4月号の話しになる。あれ、すごかった、NECさんも頑張ったよねと。

4月17日

車のハンドルがガタガタとうるさくなってきていた。だましだまし使っていたのだが、どうにもうっとおしくなってディーラーに持込。見てもらったらジョイント部分が緩んでいて部品交換とのこと。そんなもの緩むものなのか?わずか4年足らずでこれか。そろそろ買い換えろということなのだろうか。

4月18日

本当は今日が予定〆切だったのだけど、工作で少々手間取って終わらず。ほぼできあがっているので、明日メールで送るというパターンだな。

4月19日

どうにかこうにか書き上げて納品。さぁ、次の仕事だと思った物の、ちょっと気が抜けて脱力感。半日くらいゆっくりさせてもらおう。

4月20日

少々だらけて過ごしながら、いい加減ゴチャゴチャとたまった段ボールを潰して整理。まるで段ボール屋敷と化していた部屋にだいぶ空間ができた。今度の資源回収の日に出さないとな。
眼鏡で常用しているものだと、手元で細かい物を見るのが少々辛いので、100円ショップで細めの老眼鏡を買ってきて、二重眼鏡として遠近両用バージョンにしてみる。いろいろ試していたら、+1.0かもうちょっと弱くすると遠くの物も手前の物もそこそこ見えることを発見する。なるほど、今のでは度が強すぎるのか。一段階くらい下げた眼鏡を作れば良いのだな。

4月21日

車の点検兼ジョイント交換。とりあえずガタガタ言うのは収まった。高速走行の時にガタつくのも治ったというけど、本当かな?今度チェックしてみよう。

4月22日

ちょっと思い立って久しぶりの美術館行きのドライバー。ふと気に入って画集を買って帰る。
帰ってきたら薬が効きすぎたのか、猛然と睡魔が押し寄せてきた眠い。とにかく眠い。猛然と眠くて2時間ほど行き倒れ。

4月23日

ふと立ち寄った文房具売り場でシャープペンなどと並んで無造作に置かれている万年筆を見つける。OHTOの製品で本体価格(税抜き)1000円なりのものと1500円なりのもの(URはこちら)。キャップがされていてペン先などは見えなかったので、どうせステンレスのペン先で、水性ボールペンのようにキャップがはまるだけだろうと思ったのだけども、1000円という値段と丸みのあるデザイン(先のページには何故か出ていない)の方が良いなと購入。封を切ってみるとキャップ着脱のカチッというはまりかたがなかなか気持ち良い。ペン先はなんとも立派な形状である。18Kとかいうことがあるはずはないので、スチールに金色メッキというところか。
webを眺めてみたら、軸もプラスチックではなく、アルミか。ちょっとそこらの髪に書いてみると、そこはやはりスチールだけに当たりが固いような感もあるけど、書き味は悪くない。
愛用してきたパーカー45も最近インク漏れが起きてきてしまったし、しばらくこれをメインにして使ってみるとするかな。

4月24日

何となく久しぶりに眺めていたNHK杯な将棋。千崎学もずいぶん太ったなと思いながら眺めていた。将棋は先手の千崎の圧勝という感じで推移して、いよいよ後手もきつくなってきたその局面で事件は起きた。先手の飛車が攻めに参加して、あぁ歩が効かないんですねという解説の声の中秒読みに終われた後手が駒台に伸びる。取ったのは・・え?・・歩?・・盤面に打ったその瞬間司会の千葉涼子女流三段から「まさかー」の声。(ご存じない方のために念のため:将棋界では男女区別無く師匠(プロ棋士)について弟子となり、奨励会の三段リーグを勝ち抜いて四段になればプロになる。が、現在に至るまで四段になった「女性プロ」は一人もいない。やむなく女性だけの女流棋界を別に作っていて、ちらの方々をいわゆる”プロ”と混乱しないようにするため”女流プロ”と呼んで区別している)
なんと、後手が二歩の反則負け。飲む打つ買うな芹沢や東海の鬼と言われ、例外中の襟外でアマチュアからいきなりプロ入りした花村などが現役だった時代かららちらちらとNHK杯は見ていたけれども、見ている前で反則負けというのは初体験。やっぱりプロと言えども人の子だなと思わされた日曜日のお昼であった。某巨大掲示板で棋譜を載せてくれていた人がいたので転載。
このまま、開始日時の所からクリップボードにコピーして柿木さんのフリーソフトのページのKifu for Windowsにペーストすれば、自動再生することもできる形式。
==================
開始日時:2005/04/24(日)
棋戦:第55回NHK杯一回戦
先手:先崎学八段
後手:松尾歩五段
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀
▲5八金右 △3二金 ▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △5二金 ▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角
▲3六歩 △4四歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 角 △5三銀 ▲6八角 △4五歩 ▲3七銀 △4四銀右
▲7九玉 △4三金右 ▲6七金右 △5三角 ▲4八飛 △3四銀 ▲3六歩 △3一玉 ▲8八玉 △2二玉
▲1六歩 △9四歩 ▲1五歩 △9五歩 ▲2六銀 △9三桂 ▲3七桂 △8五桂 ▲8六銀 △9二飛
▲3五歩 △同銀右 ▲4五桂 △7一角 ▲3五銀 △同 銀 ▲5五歩 △3四銀 ▲3三歩 △同 桂
▲同桂成 △同金寄 ▲5四歩 △9六歩 ▲同 歩 △9七歩 ▲同 桂 △9八歩 ▲同 香 △9六飛
▲9五歩 △5五桂 ▲5六金 △9七桂成 ▲同 香 △6四桂 ▲9六香 △5六桂 ▲4一飛 △3一歩
▲4五桂 △同 銀 ▲2五桂 △6八桂成 ▲同 飛 △2四銀 ▲3三桂成 △同 銀 ▲2五桂 △6四桂
▲3三桂成 △同 金 ▲4二銀 △7六桂 ▲9八玉 △3二金打 ▲3八飛 △3六歩
まで98手で先手の勝ち
==================
少々加工された画像は
http://vs6.f-t-s.com/~otonavip/src/vip0776.swf
だそうだ

4月25日

何となく乗った軽ターボ。さすがにNAよりは断然速いな。あぁ、それにしても原稿が終わらない。明日までかかるな、こりゃ。

4月26日

原稿を書きながらサンプルプログラムのテストをしてたら、むむ・・動きがおかしい。なんだか訳の分からない動作である。試しにずっと前に作ったバージョンを動かしたらまともに動く。改めて最新版を動かしてみると今度はそれなりに。一箇所手を加えたところがあったので、これのせいだったかと、安心したのもつかの間。シャットダウンして再起動して動かしてみたらまた同じ現象が。いろいろ試してみたけれども、結局動いていたバージョンとの差分が多すぎて一体どこが問だったのかをトレースするのはかなり面倒である。
しばらく追いかけていたが、さすがにやりきれなくなって匙を投げて、動いているものから作り直すことにする。しばらくすったもんだとあったが、2,3時間程度でとりあえず完成。原稿にも影響が無いようだし、これで良しとしよう。

4月27日

連休直前になったこのタイミングで、以前頂いた仕様書にコレとコレとコレと・・・・追加してください。待ってよ、その「以前」って去年の11月じゃなかったっけ?おまけにその部分って結構手間なんだけども。なんで、このタイミングで言ってくるかな。もっとも、自分にとっては世間で連休でもこっちはいつも行く場所が妙に混雑する日が続くという以上の関係はないのだけどもね。

4月28日

あぁ・・このタイミングでこんな資料が来るかな、まったく。原稿見直しじゃないか。とブツクサ言いながらとにもかくにも目を通す。想像とあっていたところ、違っていたところ、いろいろあるわけだな。はぁ・・・とりあえず23:30まで粘った。残りは明日ということにしよう。
というところで、トレンドマイクロ社から例のトンデモパターンファイルへのお詫び。復旧の実費で8500円を上限に補償するとかいう内容もあったりで。これは私個人が使っているのをお友達に修復してもらったことにして、領収書を発行してもらえば貰えちゃうという、みみっちいこともふと頭をよぎったり。これでウイルスバスター離れが進むことはやむを得ないかもしれないな。という自分のところは何も被害は無かったのだけれども。

4月29日

昨日の資料に基づいて何とか原稿仕上げ。ついでに27日依頼の仕様書修正。終わらないなぁ。23:50まで粘ってあきらめる。これ以上やっていたら寝ぼけて妙な事をし始めそうだ。

4月30日

ちょっと用あって都心方面まで。土曜日だし業務用の車も少ないだろうと車で出かけた。久しぶりの中央道は500円なりでガラガラ状態。。一方で首都高で700円というのは馬鹿高いな。おまけに渋滞渋滞。結局途中で下りて下を通ったら、こちらはタクシーだらけときたものだ。途中通った秋葉原あたりも人の山山山・・・そういえば、世間は連休だったのか。駐車場探すのにも一苦労したけど、何とか確保。そそくさと片づけて帰る。やっぱり電車にすれば良かったな。