2005年5月
5月1日

そろそろ暑くなってきてTシャツなり、スリーブレスなシャツが欲しいなと思って買いにいく。2点ほど買った後でちょっと寄ってみた激安店で某大手の国産シャツ。例によって機能性を謳った繊維らしいけど、果たしてどんなものかと冷やかし買い。
帰ってきてちょっとした液晶パネルのインタフェースを調べていたけども、どうも曲者っぽい。一般的なTFTでもSTNでも、もちろんNTSCなどのアナログインターフェースでもないという何とも変わり種。さて、どうしたものかな。

5月2日

本屋で将棋世界を買う。4月号の初段・二段・三段コースの解答を眺めて自己採点。さすがに全問正解とはいかないな。なんとなく昔よりも難しくなっているような気がするのは自分の棋力が落ちたからか。

5月3日

液晶パネルのインターフェースが読めてきた。これは厄介だな。やっぱり仕様書が欲しいところ。何とかメーカー名だけでも探り当ててどこからか手を回してもらうしかないかな。

5月4日

古着屋を覗いて目についたサマーセーターを見つけた。肩幅良し、袖丈良し、着丈良し・・で身幅が45cm(一周で90cm)ほどと細めでで割と良い感じ。

5月5日

気分転換兼ねて車でちょっと相模湖方面へ。行きは中央高速で行ってみたのだが、帰りはずいぶん混んでいるような雰囲気。しょうがないから下道でいくかと走ってみたらしばらくして渋滞。だいたい先頭位置は想像つくのだが、そんなところまでダラダラとついていくのもやっていられないので、急遽別のルートに移行。良い調子で軽く山越えして出た先でしばらく走ったらまたまた渋滞。混んでいる先がわかってきたので、方向を変えて網一本南の道へ。
ここまで来るとさすがにガラガラである。しばらく走って曲がって、国道と合流するところがあるはずだが、ちょっと道がややこしそうだと思っていたところで、ゴルフ場の送迎バスを発見。どうやら同じ方向を目指しているようなので、ノコノコついていったら予定通り国道に出た。あとはそのまま流れに乗って特に渋滞することもなく帰還。

5月6日

銀行が開いてる日なので、ちょっと金を下ろしに。ついでにひげ剃りを買って帰る。

5月7日

ちょいと買いたい本を探しに。いくつかあったのだけど、その中で一番ミーハー路線な「半島を出よ」が見つからない。しばらくウロウロしていたら、新刊コーナーなのか、評判の本コーナーなのかに置いてあった。しかし、良くもこれだけの登場人物を管理しきれるものだな。頭の中が混乱してきそうだ。いずれアニメーションなり映画なりになるのだろうか。

5月8日

日曜日といっても別段これといったことがあるわけでもなく、ちょっと調べ物。わからんなぁ。やっぱり。

5月9日 やっと一息と思ったら、そうもいかないか。あぁ、参ったな。このところぼやき節ばっかりだ。

5月10日 Cypressからの突然のメールで「出荷したぜ」とのこと。Order#が見慣れない番号だと思ったら二ヶ月も前に注文していた分だった。あのですね、その前にもう一件注文しているのですが、そちらはどうなりましたでしょうか?という感じだけど、おっとりしつつも割と太っ腹にやることはやってくれるのがCypessなのだ。そういう物だよ、そういうもの。1分を節約することを焦ることもなし、ながーーい目で見ていこう。

5月11日 何となくユニクロ行ってTシャツを買っておく。ずっとユニクロからは遠ざかっていたのだけども、結局こういう物だとそこそこの値段でそれなりに丈夫だしな。問題はあまりにもあちこちで大量に出ているからどこからどう見てもユニクロというあたりか。特にこの「ユニ色」はもう少し何とかならないものなのかな。

5月12日 朝、一息ついた後に日頃の疲れか行き倒れ状態。9:00頃からウトウトして何となくTVを付けたら将棋の名人戦中継。なるほど、持ち時間の長い将棋で中継となると解説もたいへんだな。それにしても加藤さん、貴方の解説って早指し過ぎるんですけど。せっかく大盤があるんだから、棋譜でバラバラっと言わないで駒を動かして欲しい。動かす時にもイベントの公開対局じゃないんだから「こうやって、こうきます」じゃなくて「こう銀があがって」とか、あるいは棋譜読み上げながらとか。昔の原田さんとかの解説を参考にしたらどうだろうかなぁ。
というところで、忙しい時に限ってまとめていろいろなことが押し寄せてくるものである。今日はあれを片づけなくてはと思って取りかかっている所に、電話だのメールだので、「以前の、あれ修正してください/○○を入れてください」と思ったらあっちから「この件どうでしょうか」。これで終わりかと思ったらトドメの一撃ときたものだ。
入れてくださいと言われても、分かっている人なら説明なんかしなくても分かる部分だし、逆に手を付けたことの無い人あいてだったらそんなに簡単に説明しきれる部分ではない。とりあえず仕方ないので適当に切り貼りしていたら、結構な時間経過。最近こんなことばっかりだな。

5月13日 かの脱線事故。いろいろな意味で設計マージンの大切さを思い知らされる。ただ、こういう事をいうたびに思い浮かぶのは高校の時の教師の一言
「諸君らは何でも教訓として解釈したがる」
前後関係は良く覚えていないが、単に教訓読みするだけというのは簡単だが、それで満足してはいかんぞということだったのだろうか。何となく頭の片隅にいつもへばりついている。単に教訓ゴッコでお利口さんで終わらせたら駄目なんだよな。

5月14日 なんだか寒い。どうしたんだろうな。仕方がないから薄手のセーターだのカーディガンだのが大活躍。もう5月も半ばだというのに、この陽気はどうしたものだろう。でも、日差しが出ると結構きついのだよな。

5月15日 ちょっとした番組で生で歌っていたのを聞いて気になったので、シングルCDを一枚。いいじゃないか、これ。アルバムも買うかな。
家でぼんやりしながら聞いていたら、いきなりの雷鳴。続いてバラバラ・・と大粒の雨のような音。ありゃ、窓閉めていたかな・・とあわてて2Fへ駆け上がって外を見るとなにやら真っ白。「雪?」そんな馬鹿なと思ったら雹(ひょう)だった。直径1cmはあろうかという氷の粒が、つぶつぶな梱包材をぶちまけたように降っている。玄関のドアを開けたら跳ねた氷が飛び込んでくるしで、すごいことに。
しばらくしたら上がって、一面埋め尽くしていた白い氷もあっというまに消えたけども。それにしても、こんな勢いで降る雹を見たのは初めてのこと。
ニュースで見るのと実際に体験するのはずいぶん違うな。

5月16日 男なのにと言われそうだが、日傘を使うのである。なにせこのところの夏の暑さは非常識の領域に達しているわけで、直射日光と直接対峙するのではやはり分がわるい。要するに自分がいる場所が常に日陰になるようにする、「シェード・ジェネレータ」だと思えば良いのだ。
というところで、今日ふと行ったところで、表が真っ黒で裏が銀色という日傘を見かけた。最近は繊維自体を紫外線カット化して小綺麗な色にした日傘もあるようだけども、黒と銀というのもそれなりに良いではないか。以前、黒の日傘というのはやたらと暑く・・ならぬ熱くなった記憶があるのだが、裏の銀色コーティングは果たして如何ほどの効果があるものかと、何となく興味が出てきて衝動買い。

5月17日 ちょっと車で出て、ついでにいつもの服屋へ。以前にも書いた記憶があるけど、銀座のテーラーが出してるカジュアルショップ。というと、オヂサン向けをイメージするけども、全然方向が違っていて、結構面白い柄・デザインが多くてお気に入り。
かなり細身なのが主体で、個人的にデザインも面白い。値段もまぁこの手の店にしてはお手頃価格ということで結構お気に入りである。しばらくウロウロしてから、半袖のシャツを一枚購入。ウエスト部分が綺麗にシェープされていて、体にフィット。ちょっと着替えてみたけど、今日はさすがにこれでは肌寒かった。

5月18日 次世代ゲーム機なんだといって出てきたXBoxの次世代機は、ゲーム機が普通にリビングにある状態を目指した・・・つもりらしい。リビングに置くというなら置き方もデザインも考えなくてはいけない筈なのだが、あれをどこにどう置くつもりなのだろう?
機器のデザインというのも大事だけどそちらははっきり言ってチープなPCモドキ。じゃあ、使われ方のデザインはどうかというと、こちらも具体性に乏しくて、ただそこに置けばいいんだよというだけだな。

5月19日
どうも、気になってきていたのを一日延ばしにしてきた歯石取り。鏡で見ると糸切り歯の根本になにやら黒い筋。歯磨きしても取れないので物は試しと、精密ドライバで突いてみたらずいぶん硬い。ちょっと力を入れたらガリッと剥がれた。これはやっぱり歯石なんだろうな。やっぱり取らないと駄目だ。ということで、近所の歯科医に電話したら今日でも大丈夫とのこと。
事前チェックで一通りみてもらったけども、虫歯はゼロ。続いて本命の歯石取り。超音波式で、キーンという音。あぁあの昔の海賊の手のような?型のものでスケーリングするわけではないのだな。痛かったら合図してくださいと言われたけど、うーん・・やっぱりちょっとは痛い。しかし我慢できない程ではない。と言うことを続けているうちに上半分が終わり。なんだか少々ひりひりする状態で口をゆすぐと、砂粒のような物(歯石だろう)がゾロッと出てきた。続いて下・・こちらも程なく終わり。最後にチェックして手動の?な道具でちょっと落として終わり。保険が使えて約2500円なり。歯の裏側に昔歯石を取ったときのような凸凹感と歯の間の隙間が少し増えたような不思議舌触り。何となくすっきりした。

5月20日 さすがにもういいだろうということで、一気に冬物のニット系をクリーニングしておいたのを引き取り。とにかく山盛り状態である。さすがにウールが多いからなと利用したのだが、さて、これをどこに収納したものか。今度はこれを考えねば。圧縮袋によるLHAという手か。

5月21日 何となく見つけた国土情報ウエブマッピングシステム「カラー空中写真の閲覧へ」を選んで住所を入れて探してみると、なんとも懐かしい時代の風景写真である。今はコンビニのところが農地のようになっていたりで、あぁ、このあたりなんてこうなっていたのかとも。しばらくあちこち散歩してしまった。それにしても、これだけたくさん家があって、この一つ一つが数千万円なのかと思うとすごい事だなと改めて思ったりするのでもあった。

5月22日 セミナー向けでPowerPointと格闘技。しかし、単純なことであっても、改めてやるとなると図がたくさん必要だな。Word図でシコシコ書くのも段々疲れてきたな。もうちょっとドロー系の気の利いた物がお手頃にあると良いのだろうけども。

5月23日 Cypressの新製品説明を聞きに行った何者かというと、PSoCの考え方にワイヤレスUSBを内蔵させてしまったというもの。ワイヤレスとUSBとはいっても、今規格化で云々しているほうではなくて、Cypressの言うところの(商標持っているのはCypressであるので、何ら問題はない)ワイヤレス。まぁ、USBと名が付いているのはご愛敬ということで、実態はUSBとは直接何の関係もない単なる無線通信モジュールで、使い方自体はとっても簡単な模様。
アナログ側はPSoCとはだいぶ違っていて、あんなフレキビリティはないし、デジタルブロックの方はPSoCと同じようにカウンタ、タイマ、PWM、PRS/CRC等々として使えるようだけど、数も限られているので、どっちかというと単体でも使えるPSoCのコンパニオンチップとでも見た方が良さそうだな。

5月24日 なにやらドタキャンで騒いでるようだ。どういう理由があるのかは知らないけれども、自分が気に入らなければどんな暴力的な事も、どんな馬鹿げた発言も、いかに無礼な行動も許されるのだと思ってるのだとすれば、それは回り回って自分にもとってくるものだ。
靖国神社が気に入らないなら、実際に見学に行かせれば良いだろう。なにも”参拝”することはない。”見学”で良いから、一度眺めてみれば良いと思うのだがな。果たして本当に美化しているかどうかを判断するのはそれからでも遅くはない。

5月25日 どうも、車がヘタってきた感じがするので、とうとう買い換えることにして今日が納車の日。買い換えるとはいっても相変わらず軽でしかもNAなわけだが、今度はHONDAのライフ。雰囲気がだいぶ違う。とにかく今までより断然静かである。アイドリング中など、ちょっとラジオでも付けていようものなら、エンジン回ってる?とちょっと確認したくなるほど。走り出してみると変速ショックがほとんどない。ハンドルもずいぶん軽いけど、軽すぎて不安になるようなものでもない。向こうに聞こえるエンジン音はいかにもホンダらしい。ゴーッ・ッ・グーッ・ッ・コーとATがシフトアップで刻むリズムもなかなか面白い。
早速原稿用の部品仕入れで町田まで。久しぶりなのに、店の人がしっかり屋号まで覚えていてくれたことにちょっと感動。

5月26日 何となくコミックと小説購入。漫画なんてほとんど読まなかったのだけど、このところ少し手を出している。ジャンル問わずだけど、割と読み切りにできそうなものが多いな。長期連載のストーリ物で面白くいけそうなものはまだない。
さて、実験はとりあえずうまくいった。原稿突入だな。

5月27日 原稿を書いていてなんだか妙な事に気が付く。理屈が本当かどうかと試してみたけれども、一応合っている模様。
そうだよ、所詮シーケンサなんだから、たまたま成立した状態の次の状態と、それを初期状態にしたスタートをかけた次の状態は同じに決まっているじゃないか。ちょっと考えれば分かることなのに、なんだか妙に小難しく考えてしまったのだな。

5月28日 とりあえず製作。相変わらずユニバーサル基板に銅箔テープ貼り付けしたところで、長距離は電線接続。まぁ、配線自体たいしたことはないし、簡単に終わる。あぁ、ショットキーダイオード買い忘れた。手持ちで間に合わせるけども、足がちょっと錆びてきてるな。今度忘れずに仕入れておこう。

5月29日 原稿がようやく一本完成したので、メールで投げる。何となく脱力感。物も送らなくてはな。ものすごく大きな山が控えているので、これを片づけなくてはなぁ。

5月30日 ちょっと車で遠出。中央高速はアップダウンも多いけども、さすが今時の軽NAだな。上りはやっぱり少々きついとはいうものの、昔の1000ccクラスより走るんじゃなかろうかという感じだし、平地でも130km/hくらいで走っている分にはほとんどストレス無い。さすがに雨だし、舗装もくたびれてるしでロードノイズは多かった。
こんな走り方をしていたのに帰ってきてチェックしたら往復360km。燃費表示がリッター15.6kmを表示している。平地主体で100km/h前後ならリッター20kmには達するような表示だったけども、なにぶん大きなアップダウン&軽にしては少々飛ばしすぎということを割り引けばこんなもんかな。
晴れた日に走る機会があったらまたチェックしてみるか。
ちょっと気になることがあって米国てypressにメール。果たして通じるかな?



5月31日 回路設計。ずっとペンディング状態だったので、昔の資料を見ながらの再設計。基本コンセプトとして思いっきり割り切ることにしていたのだが、改めて自分で書いていた仕様を読み直しているとちょっとくらいならという気持ちが表れている。改めて考え直して、とにかくハードの分量をなるべく減らすという方針で書き直し。とりあえず必要最小限の機能は載せられたからこれで良しとしよう。