2005年6月
6月1日

部品の買い出し。少々買う物が多いので事前にwebで在庫品リストを元に買う物をリストアップしておく。そういえばその昔秋葉原に行くときもこうやってリストを作っていたものだったっけ。数量をうっかり見落として5個必要なのを1個しか買わなかったのを電車に乗ってから気が付いたりと、ほろ苦い経験も思い出す。「まぁ、こんなもんでいいか」と選べるようになったのは当時との違いか。
だいたい、最初は右も左もわからないからとりあえずそこらのお勧めに従う。そのうち知恵が付いてくるとこれはこうなっているから、こっちの方がより優れているといことにこだわりたくなるややマニアックな時代が来る。これがある程度行きついてしまうと悟りの境地というのか「まぁ、どれをお使いになられても似たようなものですが・・」となっていくのだろうが、この段階になってはやはり面白さも中くらいなりだろう。
自分自身振り返ってみても、このところこんなもんでいいや、似たような物ですが・・・が増えてきているような気がする。もう少しいろいろな物にこだわりをもてるようにしよう。

6月2日

昨日買い忘れた部品を買いだしに行く。が、道中後ろの席からドスンという音。停車して後ろを見たら鞄に入れて置いておいたノートPCが倒れてあろうことか床に落下。壊れては居ないようで電源を入れたら無事に動いたのは良いけれどもマウスが動かない。あれ?と思って見たら、USBコネクタが無惨な姿に。どうやら、ここから落ちてマウスのUSBシリアルコネクタが犠牲になって衝撃を受け止めたということになったようだ。
やむなくマウスを買い直すことに。店に行くと、既にボール式のマウスなどほとんどなくて、みんな光学式なのだな。とりあえず買ったのがロジテックのと、あとはどこか良く分からないメーカーの小さいものでいずれも光学式。両方とも1980円なり。安くなった物だ。
帰宅してちょっと使ってみたけど、小さいマウスって小さすぎて今ひとつ使いにくいのだな。ロジテックのは大きすぎるし、やや重いかとおもったけれども、実際に使ってみると適当に大きくて適度に重いというのは悪くないのだな。
さて、本命の工作開始。まず部品レイアウトを決める。今回は実に久々ぶりに蛇の目ではないIC用にパターンが這っているタイプのユニバーサル基板を使ってみる。こういうのを使うのはひょっとすると20年ぶりくらいになるのだろうか。
基板を起こすということになるとラッツネットをにらみ付けながらあぁでもない、こうでもないと動かすのかも知れないけれども、電線つないでいくのだから何となく親密度の高い物同士を近づけて配置する程度で決定。ボチボチとまずは電源ピンからだな。

6月3日

電源ピン配線が終わったので、続いて細かい接続から片づけることに。まずはクロックまわりか。とりあえず組んでみたところだけで電源を入れてみて、発信と分周を確認。あぁ、このあたりもPSoCでやらせてしまえばプログラマブル発振器になるのだななどと思いながらオシロで波形観測。”やっぱりこの波形じゃちょっと可哀想だ。ダンピング抵抗位おごってやるか”などとつぶやきながら回路図修正。
一息ついて、休憩兼ねて立ち寄ったダイソーで300円(税込み315円)なりのDVDをみかける。ヒッチコックのYoung and Innocent(邦題:第三逃亡者)。300円か。そういえば我が家のノートPCもDVD再生出来たはずだなと何となく買ってみることにした。字幕有り無しが選べて、チャプターリストからシーン選択も可か。なるほど。そういえば家ではビデオばかりだからDVDを見るのはこれが初めてになるのだな。

6月4日

半田付けに精を出す。とりあえず細かいつなぎはほぼ終わってきた。あと少しとバス周りを配線すれば終わるか。

6月5日

バス周りも思ったより手間取ったもののほぼ終わって、残るはバス5,6本分。明日には終わるだろうか。

6月6日

車を買い換えてからというもの、相変わらず無理な追い越しやこっちが直進しているのに対向車線からの危ない右折、強引な割り込み・・そして挙げ句に信号のある横断歩道でこちらが青にもかかわらず飛び出して渡る歩行者と、冷や汗ものが続く。やはり、錯覚で遅く見えるのだろうか。あるいは軽でしかも色が優しげなので、弱気な女の子ドライバーとでも思う、少々足りないのがこれだけ多いということなのか。この際、車に日章旗なり、花びら削減バージョンの菊の紋章でも付けてやったらちょっとは怖く見えるかなどとつまらないことまで思ってしまう。
つい先日もT字路でムッである。こちらは直進でTの横棒を左から右に行っている所にTの縦棒部分からまず左折ミニバンが大きく膨らんで出てきた。嫌な予感がしてちょっと警戒していたら、案の定、続くこれまたミニバンが強引に右折突進である。
続いて今日は今日でこれまたこちらが直進、左が踏み切り。踏切前の一時停止は当然踏切を越えてくるのが優先だからであるが、ここで左折で踏切を渡ろうとしたら強引に右折で割り込んできたのはタクシー。踏切前で止まってしきりと一時停止の標識を指さしている。それはあっちから来る車用だろが。どこの世界にこれを右折優先と解釈するのがいるのだろう。それでもプロか?
これには少々ムカッと来たのでまずは最寄りの警察署へ電話。「具体的な場所は?」と問われたのでここと言ったら「それだと直接そちらの管轄の方に言った方がいいですね。電話が回せるかやってみます」とのこと。結局無理だったようで、電話番号を聞いて聞いてかけなおし。
カクカクシカジカで勘違いしているのがいるみたいなのだけども・・と言ったら「少々おまちください」と地図を引っ張り出してきた模様。あれこれ話しをしたけれども、やはり右折が優先なんて馬鹿なことはない。「市道なので、担当者を行かせて判断させます。必要そうならば措置します」とのこと。「結果を御連絡さしあげた方がよろしいですか?」さすがにそこまで良いよと一言。
まぁ、一応変だな?と思ったら連絡をしておくと対応してくれるものなのだな。

6月7日

配線も終わったので、次にソフトウェア側を考えてみる。考えてみたらソフトウェア環境をまともに調べていなかったし、CPUのアーキテクチャやら命令セットもほとんど未調査。コンパイラだけは入手してあるけど、一体どうやってHEXまで持っていって良いものやら、そもそもスタートアップはどうするのかも良く分かってない。
とにかくここから始めないと駄目なので、乏しいドキュメントを頼りにボチボチとはじめてみるうちに何となく分かってきた。とりあえず考えてみたらライター側も用意しなくてはならないのだな。以前買ったHiLoのAll-11C2用の最新プログラムをサイトで見たら、しっかりWindowsXPも対応できるようになっていたようだ。早速ダウンロードしてノートPCにインストール。軽く動作チェックして、無事動作を確認する。やっぱりHiLoだと対応デバイスも多くていいものだ。

6月8日

ソフトウェア関係がほぼ分かってきた。コンフィグレーションファイルでファイル出力先をしていするわけか。出来たファイルはベタイメージのバイナリファイル。こいつを書き込めば良いのだな。
コンパイラのいじり方だの、スタートアップ部分の書き方などを調べているうちにアセンブラも少しずつ分かってきた。なるほど、シンプルだけど結構強力な使い方も出来るのだな。
とりあえず、スタートアップを書いてCで書いた物をROM化して動かす所まで到達。でも何かおかしい。しばらく動かしているとおかしくなる。これは何だろう。

6月9日

とりあえずCからROM化まで成功したものの、なんだか動きが妙である。最初は目論見通り動くのにしばらく動かしているとおかしくなる。割り込みが消えてしまったり、いきなり暴走したのか、割り込み処理しか動かなくなったりと、目も当てられない。
何か設計でミスしたかなと思って当たってみたけど決定的な物が無く散々悩んでから何となく波形を見ようとしたら現象がピタッと止まる。
あぁ、そういうことこかと、ダンピング抵抗を入れてみたら、物の見事にあれだけおかしかった現象がピタゥと止まった。なるほどね、こういうことだったのか。

6月10日

今日も朝からこのパターン。どうせサーバーにある段階でタイトルだけ見て即刻削除なので、滅多に中身は見ないのだけど、たまにはここで晒してやるかということで2件ほどメールサーバーからダウンロード。
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○○さんが貴方を希望しましたのでメールを送らせて頂きました。
『月50万円でどうですか?性に不自由したくないんです。
お金に困らせませんから!返事期待してます。』
簡単なプロフィールを載せます。30歳、自営業、
T160・B84、CカップW60、85、写メ有。
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あなた様に逆指名(逆援助)メールが来ました。
【名前】○○
【年齢】34歳
【職業】会社経営
【年収】3800万円
【目的】逆援助
【一言】家庭も仕事もあるので秘密厳守のお付き合いを希望します。
私の体と心を満たしてくれたら謝礼金をお渡しします。よろしくお願いします!

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以前は出会い系&援助希望方向ばっかりだったけど、最近はこの手の逆援助パターンも増えたな。この手で引っかかったのからは登録料でもふんだくろうということなのか。

6月11日

PowerPointと格闘技状態。それにしてもセンスの無さが身に染みる。色遣いにしてももう少し何とかならないものなのかな。我ながら趣味の悪いスライドだ。

6月12日

昨日に引き続きPowerPoint。ほぼ完成の領域まで来たと思ったところで、意外な落とし穴。あぁ、あれも必要だ、これも必要だとやっているうちに200枚はゆうに越えてる気がするな。1枚3分としても600分で10時間必要ということで、これでは永六輔並か。
さて、先日から少し手直し続きの基板だが、どうにも安定度が今ひとつ。ずいぶん良くなったとは言う物の動かしたままにしてしばらくするとおかしくなっている。さて、原因はハードなのかソフトなのか。

6月13日

ちょっと物は試しのダイナミック利コンフィギュレーションを試す。案外簡単だなと思ったところでちょっとはまったが、理由を考えればさもありなん。
というところで、不安定基板をソフト側から少し追ってみたがおかしいところは無さそうだ。これはひょっとしてあれかということで、ちょっと部品を買い出しに行って部品交換したらとたんに今までの現象が嘘のように収まった。1時間たち、2時間たってもびくともしない。むやみに高速でドライブ能力の高い石は使わないようにしましょうというところか。
後日波形測定して裏をとっておくことにしよう。


6月14日

昨日メール添付で送ったファイルが届かないとのこと。同じ大きさに分割したファイルを同じ数ずつわけて送ったのだが、最初に送ったものが届かないらしい、3回ほどリトライしたけど駄目。冷や汗ものだったのだけども、別の宅配便で送っていたものが到着した模様。なんだかなぁ。エンコードの都合でサイズがちょっとだけ大きくなったとかそういうことなのだろうか。

6月15日

今更ながらXMODEMのプロトコルが必要になって検索したらその名も「The Xmodem Protocol Specification」と書かれたページを見つけて、ふむふむと実装する。至近距離伝送だし、うまく行かなかったら人間系でリセットするなりリトライすれば良いので、エラー処理などは省略して簡単に実装してみる。
ハイパーターミナルを使ってファイル送信をすべくやってみるのだが、どうしても動かない。最初の1パケット(128バイト)は無事に到着してRAMに展開できているのだが、ACKを返しているのに次のパケットが送られてこない状態である。
これはどうしたものか。受信終わってから少し時間が必要なのか、あるいはACKのリトライまで必要なのかと頭を捻っているうちに、ACKって05hだったっけ?という疑問が湧く。
嫌な予感がして別の「XMODEM protocol」なページを見たらほら、案の定。ACKは06hだよな。ACKコードを変更したら、あっさりと動作した。なるほど「簡単じゃないか」とどこかの携帯電話モードである。

6月16日

頼まれ物の二日間セミナー講師の一日目。場所が都心を挟んで向かい側という感じ。ルートを「乗り換え案内」サイトなどを使って調べてみたけれども、時間はともかくとして、この時間に都心を通って行くとなると当然のように混雑は免れない。単なるポータブルと呼んだ方が良いようなな重たいノートPC(それでも、往年の自称ポータブルなOsborn1なんかに比べたらずいぶんと軽いわけだけども)担いでの移動はたまらない。ということで、都心をぐるりと回避する武蔵野線。始発ではないのだけども、2,3駅行ったところで座れてあとはひたすら終点まで1時間半位。ノートPC広げて、いそいそとプログラムを組んでいたらあっという間。
帰りは始発なのでこれまた座ってプログラミング。

6月17日

セミナー二日目。体中が痛くなるだろうと想像していたのだが、特に何も無し。だいたいセミナーで一日やってると、越や足が痛くなった物なのだけども、本日はどうというこもなく。特に運動もしていないのので体力がついているわけでもない筈だけども。
行きにちょっと作っていた物の仕様上でまずいことがあるのに気付く。単なるROM/RAMスワップの回路を作っておいたのだけども、単純に入れ替えただけでは駄目で、現状のRAM領域はRAMのままにしながら、ROM領域もRAM化、ROMは別のアドレスに飛ばすという方法でないとうまくない。さて、どうしたものか。ICはなるべく追加したくないなどと思案したけど結局どうしようもない。仕方ない1個奢ってやるとするか。
帰りの電車の中で回路図修正。プログラムもゴチャゴチャと組んで生成されたマップファイルとオブジェクトをチェック。とりあえず怪しいマイコンをなだめすかせる目処は立ってきたな。

6月18日

とりあえず終わった。次もあるのだけどな。昨日修正した回路図に従って基板の修正。とりあえず動作を確認してからプログラムを書き換えて、うまく行くことを確認である。
しばらく放置していた「半島を出よ」の続きをまた数ページ読む。こうやって五月雨読書というのもいつものパターンだな。読み始めれば意外とそこまでの展開を覚えているというのも面白いな。

6月19日

セミナー往復の中で作っていたプログラムの内容を反映させて動作を確認。まぁなんとかなったか。ついでに式評価部分を少し書いてみる。今まで面倒なので演算子の優先順位の処理は端折っていたのだけども、やはり2+3*4の結果が20になるのは気持ちが悪い。ここはやはり14になって欲しいところだ。どうしたら良いのかというのは、まぁこの手のプログラミング言語作成では基礎の基礎だけども、この程度のことで本を見るのもシャクなので、ぼんやりと考えてみたけれど、結局演算スタックをこしらえていくのがお手軽か。自前でスタックを管理するか、あるいは再帰を使うか。適当にやってみるか。

6月20日

優先順位処理はうまくいったようだ。若干いろいろと手を加えて一段落。なんとなく本屋でNANAの第二巻を買ってみる。第一巻でどうもザラザラとしたというのか、たどたどしい感じがあったけども、第二巻になると少し流れがつかめてきたような感もある。
夜になって仕様書書き。受け取った仕様書を元にブレークダウンしていくといろいろと分からないことやもう少し検討しないとまずそうなところが出てきてしまった。仕様書は人のためならずというところか。

6月21日

しばらくぶりでお友達とランチモード。あぁ、たまにはこういう時間も必要だと言いながら、帰ってきてまたドタバタと。それにしても3本同時進行はきついな。画面にはあっちの資料とこっちの原稿と、こっちのまとめ中のキャプチャ画面などが混在中。
エディタとワードとパワーポイントにPSoC Designerに・・・良くメモリが足りるなと思っていたら仮想記憶領域が少なくなっていますとのこと。あぁ、そりゃあそうだろう。そろそろリブートしないとまずいなと画面を閉じていったら、すっかり開いたまま忘れさられていたアプリケーションが登場。まるで大掃除や引っ越しの時に思いがけない物が出てきた気分。

6月22日

「そちらから買ったのではないので申し訳ないのですが・・」と言いながら質問をしてくる法人関係の方がちらほらと。買ったところ(商社さん?)に聞いているけどすぐ回答が来ないからこっちにという事らしい。お仲間感覚でいきなりタメ口になってくるのはご愛敬としても、内容があまりにも寂しい。「ドキュメントに書いてありますよ」「英語が苦手なもので・・」いや、私だって得意なわけではないどころか、むしろ苦手中の苦手というところなのだけどもな。
「どのあたりですか?」とか聞いてくるならまだわかるけど「苦手なもので」というのは英文マニュアルなんて読む気はないということか。別に憂国なんていう大それた事は思わないけど、そんな調子でその先大丈夫?という老婆心。

6月23日

某所で某記事関係の打ち合わせ。スケジュールがとってもタイトなのだけど、どうしようとちょっと思案中。考えてもしょうがないのだな。とりあえず手を動かすしかない。今日明日で一本仕上げて、来週はあっちを片づけて・・終わるのか?本当に。

6月24日

八王子方面で打ち合わせ。久しぶりだな。帰ってきてからいそいそとプログラミングだが、どうにも上手く動かない。printfを突っ込んで調べていくと、どうもある関数を呼び出した時点でおかしくなる。何だか分からないのでとりあえずパスして残りを先に仕上げておくことにする。

6月25日

車ででかける。16号を使ったのだが、とにかく嫌になるほどの混雑である。あんまり酷くて頭に来たので、途中で裏の道に回避。おおざっぱに空いているルートをひたすら走ってから地図を眺めて現在位置を確認。だいたい良さそうなルートがあったので、そちらに方向を変えて行ったらほとんど渋滞らしい渋滞も無く無事到着。帰りは素直に高速を使うことにした。それなりに混んではいたけれども、完全に停止と言うこともない。
しかし、やっぱり帰ってきたら疲労感一杯。しばらく行き倒れ状態である。

6月26日

車の一ヶ月点検。ちょっと気になる事があったので聞いてみたけど、結局良く分からずじまい。まぁ、もう一回再発したらもう少し良く調べておくことにしよう。戻ってからは例によってプログラムの仕上げ。どうにかこれで当初から予定していた領域までは片づいた。あとは時間を見て拡張するかどうか程度か。それにしても、今頃こんな物を作ることになるとはな。まぁ、面白いから良いけれども。

6月27日

新たにUSBなサンプル作り。とりあえずCypressの出しているサンプルコードを元にしていったのだけど、なんだか変な動き。添付を見ていたら、なるほどコレは手抜きしたぞという趣旨のことが堂々と書いてある。とりあえず動くようにはなったけれども、これで本当に良いのだろうか。ついでに他の所も読んでみたけれども、なんだか妙だ。一応動くとは思うけれどもどうにも気に入らない。このあたりも修正すべきなのなのだろうな、やはり。
そんなこんなで、出かけたついでに、ハマってしまったNANAの4巻を買う。私にもこういう若い時代(決して青春とは呼ばない)があった筈なのだが、脳裏に浮かぶのはトランジスタにFETに、せっせと手巻きした10Kや7Kボビン、74LSxxxシリーズに海老茶色のセラミックパッケージな8080A。どうにも色気が無い。そういや、モニターも拾ってきた白黒TVの改造品だったっけ。

6月28日


以前コンビニのワゴン売りされていた電動歯ブラシのブラシ部分がくたびれてきたので、買いに行ってみた。確かこのメーカーだよなそれにしても、形が違うような。でも、この二種類しかないし、ブラシ形状からみてもこっちしかないしと、とりあえず買ってきたけどやっぱりまるっきり形が違っていてはまらない。元値も安かった事だし、仕方ないかともう一回足を運んで本体部分もお買いあげ。
これなら最初から本体だけ買えば良かったな。
以前なら「こんなところ位標準化しろよ!」と叫ぶところだけども、今日はいろいろあってちょっと疲れ気味。怒る気にもなれない。

6月29日

近頃マイブームというほどでもないけど気が付いたら溜まっている制汗&デオドラント関係。女性向けばっかりだったのが、このところ男向けを狙った物も増えてきたようだ。以前は冷たさ強調とかで、とにかく堅く、刺激強調という感じのものばかりという感があったけども、ここにきて「消臭殺菌」とか「皮脂・汗を抑える」「サラサラ」といった表現に変わってきた。それでも文章が「男性の」ではなく「男の」というあたりにそこはかとなく肩肘張った感はあるのだが。似たような商品について主に女性向けな商品の「さらさら」とか「においが気にならない」とか「すべすべ」「白くのこりません」「キュンとひんやり気持ち良い」というのと対比するとこうも言い方が変わる物かと面白い。
とりあえず、男性用らしきunoの”薬用サラサラデオドラントスプレーN”(なんとベタな商品名)は試した範囲では確かにサラサラだった。

6月30日

手慣れた道の筈なのに、なんだか躓き中。おかしいな、何で全然動かないのだと思って以前書いたファームウェアのおまじないコードを挿入したら、あっさり動作。あぁ、そういうことか。そうだよな、悩んだんだよな、当時もと思い出す。一見単純なものでも、僅か数行の中にこういう細かいノウハウがあったりする。でも、できた物を見ればやっぱり僅か数行のポートアクセスやら、メモリ領域をいじっている程度の追加にすぎないわけで、そこに価値を認めろといっても難しかろう。
先日も、とある方面から打診のメールが来たのだが、例によってソースを全部出せという条件付き。仕様を送ってきたので眺めたけれども、どうにも舌触りが悪い仕様書である。普通、製品の一部に使われるものであるならば、たとえ部分的な発注であるにせよそこはかとなく製品の姿がプライバシー保護のモザイク画面程度のイメージでは透けて見えるものだし、デバイスの使い方にしてもある程度特化したものになる筈だ。しかし、ここからは全くそのようなぼんやりとした姿が浮かんでこないし、妙な汎用性を意図している。これではまるで開発/実験用ではないか。その後少し電話で話をしてみたけど要領を得ない。
自分たちでメインテナンスしていくからソースが必要だというのが大義名分だけど、本音はメインテナンスではなくて流用だろう。まず細かい仕事で安く吸い上げて、それを元になにがしかの製品開発に流用し、上手く行かなかったらサポートさせようという腹かな?
そうでないなら、雑誌/書籍などで公開されてるソースコードを流用して自分らで作れば良いだけの話しだしな。