2006年2月
2月1日

恒例の領収書整理の開始である。とにかく出てくる出てくる領収書の類の束。とりあえず終わったと思っていたら領収書入れにしていた箱がもう一つ。とりあえず入金と事業主貸しについては通帳に記録されているから良いのだが。これが終わったら全部記帳せねば。毎度の事ながら、こまめにやっておけば良かったなと思いながら、結局こういうことになるのか。

2月2日

何かとお騒がせな東横インのとばっちりを食らっている東急インにはご愁傷様。
女性を中心に採用というその実態はバツイチで、安い給料でも辞めないで働くからという理由だとかどこかいうことも耳にしたけども、まぁそんなことは置いておくとして、この件といい、あの件と言い、こっちの件といい、どうしてこうなるのかと思っていれば、やはり言えるのはプライドの欠如か・・・なんていう格好良いことはやめておこう。とりあえず欠落しているのは「やせ我慢」というのか、ボロは着てても心は二式大艇と、寒風吹き荒れさせながら今日はおやすみ。

2月3日

このところ、鼻水がどうにも止まらない。どうも、アレルギー性鼻炎っぽいな。

2月4日

ボチボチと帳簿入力である。今年もまたずいぶん入力しなければならないものが多いものだ。問題はこの後で、だいたい毎年同じ程度の給料が入ってくる立場ではないわけで、収入の凹凸が大きいと凸な年度の収入に基づいて算出された税金を凹な年に納めなくてはならないというのは累進課税な効果もあって、ヘタをすると生活費にも困窮するという事態に陥ることになる。消費税などの間接税ならば、その年の売上げから一定額をキープしておけば良い話しなのだがなと、こういうときだけは思うのだ。
ところで、消費税の引き上げ論議が盛んで、経団連あたりも賛成しているようだけど、消費税引き上げで実質目減りする給与の消費税分の補填はやるのだろうか。やらないというなら、実質賃下げだよね?

2月5日

帳簿入力の傍ら、本に付いてきたDVDを見てみようかとPCのドライブに入れて眺めてみる。再生速度を落としてみると、人の体とは本当にいろいろなところが「連動」して動くものだ。連動するためには全てに同じように力が入っては駄目で、力を入れるところと、ある程度脱力するところのメリハリが必要なのに違いない。蕎麦屋の出前よろしく手首を返して物を持ち、手首を脱力したまま肘を回転させただけでも結構な速度で物を投げることはできる。
いわゆる二足歩行なロボットで動きに違和感を感じるのは関節のモーターで駆動しているためか、どうしても「脱力感」を感じられる部分が無いからだろうか。ディズニーなアニメの人間キャラクタの動きは実際の人間の動きかをトレースしたとか聞いたけども、今度は全身がゴムのような感じでこれまた違和感である。
やはり人間、機械のようにはなれないのであって、力をいれるところは入れ、抜く所は抜いた、力強くかつしなやかな生き方をしてみたい物だななどと、ご大層な言葉が浮かんだ直後に、「諸君は何でも教訓にしたがる」というかつての教師の一言が頭をよぎったのだった。

2月6日

近所の本屋で見かけたマイキットの復刻版。自分が持っていた物とはバージョンが違うようだけども、仕組みは確かにマイキット。箱の写真を眺めていると、昔はずいぶん広く感じた道が大人になって通ってみるとずいぶんとせせこましい道であるのと似たような感覚で、ずいぶんと質素な構成に見えてくる。こんなものだったかなぁ。

2月7日

国会中継を眺めていたら、民主党が学費補助の割合とテストの成績の相関を示していたのあけども、対する答弁はといえば、単に「テストの結果が全てではない」の類で終わりになっている。そこまで資料を出すなら、何で成績/学歴と所得の相関も出して、所得による教育レベル格差の拡大がエスカレートしていってしまうという所を突かないのだろうか。どうもポーズだけの国会と思えてしまうところがここにもある。

2月8日

PHSにメールが届いていないことに気付く。送信したメールが届いたようだけども、相手から送られてきたものがエラーになったりもしているようだ。当初、例によって端末のせいかとあれこれやったけども埒あかず。買ったときから設定されている公式サイト(CLUB AIR-EDGE)のページを見ても特にトラブル情報は無し。
あまりにも変なので、PC側からWILLCOMサイトを眺めに行ったらしっかり障害情報がある。が、その中身がいただけない。
■発生日時:2006年2月6日(月)17:58
■サービス名:「pdxドメイン」の全Eメールサービス
■障害内容:センター設備障害によるEメール送受信の遅延
■影響範囲:全地域
■発生原因:調査中
と、これだけである。しかも8:00頃に「回復傾向」と言いながらその痕やっぱり駄目だと訂正。つまり、原因は不明だけど、何となく減ってきたという現象だけを見て出してしまったということなのだろうか。
ある程度の確率でトラブルが起きること自体はまぁ致し方ない。原因にもよるけども多少手間がかかることがあるということもあるだろうけども、まる二日たってこの姿勢というのはどうしたものだろう。機種変更したばかりなのだが、、キャリア変更が必要かな。

2月9日

WILLCOMのメール駄目駄目な状態が続く。どうしたものかと考えていたら、外部のSMTP/POPサーバにも接続できるという情報を目にした。そういえば、そういうメニューもあったはずと、とりあえず遊んでいるアカウントを使って手探りで設定していってみる。少しミスもあって、右往左往状態だったけれども、何とか上手くいった。テストメールを送ると、ちゃんと遊んでいたアカウントからの送信になっているし、返信したメールをPHS側で読むこともできた。手動受信ならWILLCOMと外部の両方まとめてできるし、送信はWILLCOMサーバにするか外部にするかは簡単に切り替えられる。
とりあえずこれを使っておくか。自前サーバーの受信メールをWILLCOMに転送するようにしておくと更に手堅いのかな。

2月10日

酒も飲むけど、甘い物も・・という俗に言う両刀使いな身としてはこの時期、日頃あまり見かけないようなチョコレートなどなどがいろいろ出てくるのが気になるものでもある。何となく男が自分用に買うというのも何ではあるけれども、贈られたとしても食すのは男なわけで、「女性から男性へチョコレートを」というより「男性がチョコレートを食する日」と解釈しても良いではないか、自分で食べたいものを自分で選んで買うだけだと屁理屈をこねて、通りがかった店で目に留まったのを「そのままで良い」と自分買いして楽しむのだった。

2月11日

というところで、先日からCY8C24794・・いわゆるUSB内蔵PSoCを扱ってみることにした。いままで「こんなもの手半田できないだろ!」と思っていたのだが、物は試しとサンプルで貰ったのをピッチ変換基板に付けてみたら思ったより簡単だった。
お世辞にも器用とは言えない(というのは連載の写真でもバレバレなのだが)のに2枚作ってみたが2枚とも特に問題なく動作したのだから、まず大抵の人は大丈夫だろう。

2月12日

確定申告のための決算書と申告書の下書き。定率減税も見納めが近づいているなとしみじみと思いながらとりあえず書き上げる。源泉徴収と予定納税があったので比較的楽とはいえ、ずいぶんな金額だ。
ところで、政党などに寄付すると、その分は税額から控除される。たとえば税額が10万円になるなら10万円寄付すると所得税はゼロ。ついでに20万円寄付すると、10万円戻ってくるという計算。これでなにがしかの受注に結びつくと節税に加えて収益につながるというしかけなのか。
この際だから、各省庁が自前の施策を提示して寄付を募る形にして、それぞれの施策毎に支払えるようにできないものか。お金は払います。使い方は勝手に決めてくださいというのでは無責任というものではないか。

2月13日

某所でかの「モンサンクレール」のチョコレートを見つける。チロルチョコ大のものが3個で1050円なりというなかなかのもの。ちょっと食指が動くのだけども、当然のように周囲は若い娘さんばかりなり。ちょっと雰囲気に押されてそのまま帰る。

2月14日

さて、徐々に盛り上がりを見せているらしいPSEである。経過期間の5年が過ぎていよいよ4/1からはPSEマークの付いていない電気製品の販売禁止がはじまる。と、ここまではどうせ今時売ってるものには付いているから良いでしょ?と思うのだが、問題は「中古も駄目よ」という事を言い出したらしいこと。品目を見ると、PC等の経済産業省の管轄でないものを除いて、家庭向け、事業向けを問わずほぼ全ての電気製品が該当してしまう。これを個人でやりとりする程度なら良いけど、業者が売っては駄目で罰金は1億円というなんとも大ざっぱな金額を提示してきているようだ。中古の測定器類もオーディオ機器類も、とにかく5年以上前に作られた物はPSEマークなんて付いている筈はないので全部中古屋(古道具屋も)での売買ができなくなるという仕掛け。
5年以上前に買った電気製品はたとえそれが完動品であっても、不要になった時点でリユースに回すことはできないし、5年以内でもPSEマークが付いていなくては売買できないというわけで、全部ゴミにするしかないということになる。
一応の大義名分は”安全”にしているようだけど、それにしては言っていることとやっていることが矛盾しているという、行き当たりばったり・・もとい・・臨機応変な対応である。天下り先・・もとい・・再就職先の確保その他諸々が目的ということは誰の目にも明かとはいえ、どうせやるならもう少し上手に演技して貰わないと、見ているこっちが恥ずかしくなってしまうのだ。

2月15日

急激に気温上昇中で汗がにじむのに、家の中は妙に冷えている。この大きなディレイは一体何だろう。

2月16日

税務署に行って確定申告を提出する。これで○十万円を追加で取られるわけで、この後は連動して市民税だのなんだのとよこせ、よこせと大合唱が続くのである。今年は出費のかさむ一年になりそうだ。その分稼がげということなのか。すくってもすくっても全部落ちていってしまうのでは、勝ち組負け組以前に、ザル組だな。
そんなことを思いつつ買ったのがKIRINのNUDAとかいう無糖な炭酸飲料。かなり炭酸きついけども癖になりそうだ。

2月17日

必要に迫られて過去に書いたプログラムを読み直すと、ほとんど他人である。リストを読んでいけば、確かに自分の癖が良く見える。しばらく読み直しているうちに何をしようとしてたのか分かってくる。こうやれば良いんだよなと思って読むとその通りの作りになっている。結局考えることは同じというのか、染みこんでいた過去の記憶の復活というのか。

2月18日

このところ眠けとだるさのダブルパンチ(死語?)で、グロッキー(超死語)気味。ちょっとプールにでかけてゆるりと体を動かした後、帰宅して爆睡。

2月19日

P板.COMのサイトからフリー版のCADLUSをちょっと落として使ってみる。回路図の方の移動はあるけど、配線が着いたまま引っ張れるドラッグ機能は無いのだろか。とりあえずチュートリアルあたりからかな。

2月20日

都内某所へ出張。それにしても世の中というのはいろいろとややこしい仕組みでつながっているものだなと、しみじみと。帰り際、家の鍵を持って出るのを忘れた事に気が付いて連絡メールを打った物の、何故か返事メールが到着せず、1時間位してから試しにメールチェックを手動で行ったら直後に届いていたというオチ。例によってメールの遅配の再来か、あるいは端末のバグか。

2月21日

このところちょっとドラマづいていたのだが、ついみかけた「百夜行」の文庫を買ってしまった。850ページを越えるこの厚みは、昔持っていた文庫本版の辞典並みか。いつ読み終わるのだろう。そういえば「半島を出よ」もまだ最初の何ページかを読んだだけで積ん読だな。

2月22日

少し膝が変だ。この前少し筋肉を使ったからかな。少し様子を見るとするか。

2月23日

以前作ったプログラムにちょっと手を入れたら全くもってまともに動かないとのこと。確かにどうというところでもないのに、書き換えてみると変な動きになる。悩み抜いた挙げ句にあきらめて、別方面向けで作ったときにベースにしたものから作り直したらなんということはなく動作。一体なんだったのやら。あとでソースの比較でもやってみるか。
一息ついたら、税務署からTEL。何事かと思ったら、「珪酸間違ってるみたいです」とのこと。書き写すときに数字を間違って納税額が200円ほど多くなってしまったようだ。どうせ聞く耳持たずだろうけども、とりあえず奢ってやるとするか。有り難く大事に使えよとのど元まででかかりながら。

2月24日

某CAD屋から手紙。何かと思えば、顧客データの入ったノートPCが盗難にあったとのこと。知られて困る内容は何もないとはいうものの、盗む奴も何を考えているのやら。

2月25日

相変わらず今期オリンピックで騒げるネタが少ないせいか、女子フィギュアの金色CD・・もとい金メダル騒ぎが続いている模様。今日アップで映ったけど、今度は「古代のお金」に見えてきた。

2月26日

「したい」「思っている」・・・etc。そういえばいつの日からそれなりの地位にある人の口から出る言葉が、こんないい加減で曖昧な表現ばかりになってしまったのだろう。なぜ「します」という決断ができないのか。
「二度とこのようなことが起きることの無いように○○したいと思う」
”したい”ということは、したいなぁとは思うけど、やるかどうかは分からないということになるではないか。それではしたいと思っていないのと何も変わらない。裁量権の無い人間が「したい」と願望を述べるのは分かるが、それなりの地位にある人間が自身の職責の範囲内のことについて使う言葉ではないだろう。

2月27日

映画「コレクター」にヒントを得たような本をつい買ってしまった。舞台が日本になってくるだけでありえないけど、ひょっとして」・・いや、きょうびの想像の域を飛び出してしまったような事件を見ると「絶対あるだろう」と思ってしまう自分もずいぶん荒んでるな。こういうときは「古文書はこんなに面白い(油井宏子著)」でも眺めて過ごすとするか。

2月28日

寒い。こんな中でちょっと用事で半日つぶす。とりえあず夜になって原稿一本仕上げて送信である。