2006年6月
6月1日

不思議なことに妙なことが重なる時には重なるものだ。たまにはこういうことがあっても仕方ないか。というところで、検討始めたCPUの命令セットを整理してみる。案外面倒くさい。結局命令総数が200を越えてしまった。アドレシングモードが違うものも全部別命令としての扱いなので、この位は仕方ないか。

6月2日

「こんな投書が来てます」ということで転送されてきたその内容は例によってMostekとMOSTECHな話し。「ちなみにMostekは全く別の会社です」という一言を入れるのを端折ったのを少々反省しながらも、そんなところを投書してくる方が幾人もいたようなので、なるほど加齢にスルーではなく読んでもらえてはいるのだな。
6502のモステクノロジーが長ったらしいので、MOSTECHと略されることがあって、それをカタカナ表記するとモステック。一方でTIな方々が飛び出して作ったMostekなるものがあって、これもカタカナ表記すればモステクなりモステックとなるわけで、話しがややこしくなってしまったわけだ。ちなみに後者はWikiあたりの情報によるとZilogが自社fabを作るまではZilogのfabとなっていたらしく、初代のZ80等は実はMostek製ということのようだ。
ところで、あらためて検索してみるとモステクノロジー社というのがある模様。半導体メーカではないけどもね。

6月3日

「日本ヒルスコーヒー」とやらの”抹茶ミルク”なるもの。缶入りで、パウダーぎっしりかと思ったら個別包装されているらしいので、とりあえず一缶。18個入りで800円程度。コップに入れてお湯を注げば緑の泡立ちはなるほど抹茶。抹茶そのものを飲んだのははるか昔の一回だけなので、比較のしようはないけれど、抹茶ミルクというより、ミルク入り抹茶という感も。

6月4日

前回やりかけで止まってしまっていたP板.comからフリーで出ているCADLUS-Xを起動。ボチボチと使い方を覚えてみるか。分かってきたらちょっと作ってやりたいものもあることだし。とりあえず、パーツライブラリを展開しておかなくてはと思ったら、これは基板扱いで読み込むと自動解凍されるというやりかたなのか。なんとも不思議なインターフェースだな。DDK(だったか?)のD-SUB、17LEあたりまで入っているのもさすがドメスティック・バージョンというところか。

6月5日

男性用のファッション誌とやらを特に意味もなく2冊ほど買ってみる。ページをめくってもめくっても出てくるのは無精髭をぶら下げていたり、今時ロン毛な外国人モデル。スタイリストのセンスとしてはこの組み合わせは悪くないということなのだろうけども私の目にはどれもこれもが汚らしく、不細工に見える。なによりもどのページの写真を見ても全く面白くないのだ。確かに一つ一つのアイテムを見ていればそれなりに違う物ではあるのだが、バランスはまるで同じ。パンツにシャツ/Tシャツに、上着が腰骨プラスマイナス5cm。靴はぺったんこな白黒茶だけ?と、そろいも揃ってまるで制服のような揃え方。
更に追い打ちを掛けるのがモデルの姿勢と表情。始末に困ってとりあえずパンツのポケットに引っかけたような手で、あらぬ方向を見ていたり、カメラを睨んでいたりというところだが、表情はどれも無表情であったり、不機嫌そうである。なによりも姿勢が死んでいる。蝋人形のように生気がない。格好を付けてたつもりなのかもしれないけれども、なんともポーズにメリハリが感じられない。タミヤのフィギュアに「この2コマ前のポーズが良いんだよ」といったのは大塚康生さんだが。それ以前の問題という感じだ。そんなに「カッコ付け」をしたいなら、いっそ宝塚の男役でも参考にした方が良いんではないだろうか。あれは少なくとも生きている。
相手から受ける印象でこちらの感情が動くという感情の伝搬は当然あることだ。そうでないなら役者も芝居も映画も存在しない。特に顔というのは大きなメッセージ源だろう。その送り手側からこんな不機嫌で不愉快なメッセージを発信されて楽しいとか、こうありたいとか感じろと言うのだろうか。

6月6日

庭の梅の木が見境無く実を付けていい加減重そうに垂れ下がっている。ぼたぼたと落ちてきた後も始末に困るので、とりあえず、梅もぎをする。さして大きな木でもないのですぐ終わったが、それでも5〜6kg。気持ちだけかもしれないけれど枝が上に上がったような気がする。

6月7日

ちょいと群馬〜長野方面へ移動。総走行距離は700km程度か。走らないなぁと思っていたら結構な上り坂だったりと錯覚も体感しながら。それにしても、松本ナンバーは飛ばすねぇ。

6月8日

CADLUSのチュートリアルを少々弄る。図と説明で基板寸法が違うぞとか、もうちょっと親切にならないものかとブツブツ言いながらも何とか4層基板を作って配置配線まで辿り着く。配線が単純すぎて片面で簡単に全部配線できてしまったのはさすがサンプル。

6月9日

CADLUSのチュートリアルが一通り終わったので、自前なPCBのデザインを進めてみる。とりあえず部品作成からか。ぐーぐるな検索を掛けたらP板のサイトに置いてあるファイルに引っかかった。あぁ、こっちのマニュアルも落としておかなくてはならなかったのか。
とりあえず、落として、チュウートリアルも参考に、あちこち眺めながらの作成。DIP部品とかQFPのパッドなんかは図形入力を使えばパラメータ設定だけで一度に作れるのか。これは確かに便利だな。

6月10日

よからぬことが起きてちょっと落ち込み。自分が悪いのではないということは確かでもあるし、こちらは被害者の立場ではあるのだが、そもそも、なんだってこういう時にこういう災難が振ってくるのやら。まぁ、運の悪いときはこんなものだろう。

6月11日

某所で「鬼才」と表記されていたようだ。なんだか鬼という字が入ると”アブノーマル”という言葉が浮かんでしまうのだがな。

6月12日

眠くて、昼間行き倒れ状態でウトウトしていたら2時間位寝てしまっていた。春眠のシーズンは既に過ぎている筈なのだが。なんとなく定期的に襲ってくるこの睡魔の原因や如何に・・次回をお楽しみに・・・しないって。

6月13日

とりあえずと、市民税・都民税の支払い。それにしてもずいぶんふんだくられるものだ。会社員時代の月収の2ヶ月分弱位にはなっているだろうか。ボヤいていると「真面目に申告するからだよ!」という陰の声。もっとも、こんなところでチマチマと所得隠しなどしても仕方ないだろう。

6月14日

CADLUS使ってオリジナルで書いていた基板のパターン図がほぼ完成。中身はといえば、CY8C24794(USB内蔵PSoC)を使ったピッチ変換基板+USBエッジという位の簡単なシロモノ。特に製造に回すつもりもなくて、単に自主的なチュートリアルというところなので、お気楽に4層で作成してみた。言うまでもなく、ほとんどのパターンは表で回ってしまって、裏に回ったのはジャンパ代わりのようなパターンが数本。これも無理矢理消そうと思えば表で回すこともできたのだけど、そこまでするほどの物でもないだろうと簡単に済ませたk結果。

6月15日

ちょっと身内から借りた車でワイパーがうるさいわ、うまく拭けないわで、よく見たら、もうブレード部分に弾力がない。リアのワイパーに至っては、既にブレードが消滅していて、ただの四角いゴム。医者の不養生モードだということは分かるけども。これじゃいかんだろうと、とりあえず交換。当たり前だけども画期的に良くなった。

6月16日

ドアが開いたままの上昇について、ソフトウェアのバグだと認めたらしい。扉全閉より250ms以内に開ボタンを押すと、扉が開く一方で、0.5秒後には昇降動作が開始してしまうというのだから、一体何をやっているのやら。プログラムを修正したとはいうものの、恐らく昇降中は扉の状態チェックなんていうことはやらないのだろう。”アネハる”に続いて”シンドる”ということになるだろうか。こんな乱暴な設計をしておいて、「Schindler has no design related user fatalities on record. 」と、まぁ何とも大胆不敵な事を言っている物だと書いていて気が付いた。これは「設計上の問題は記録に残さない事にしている」というように読めば良いのだな。

6月17日

予定納税の通知。要するに給与所得の源泉徴収のようなもので、今年の税額から見て来年この位になるだろうから、ギリギリになって銭が無い!と叫ばないように、今のうちに納めておけというもの。もちろん、この分は確定申告で決定した納税額からはさっ引かれる。
「予定」なので、今の所の様子では来年の税額はきっとこんなにいかない!ということで減額してもらうこともできるわけだが、それにしても額が大きい。所得税、住民税に予定納税だけでも100万円台のお金が飛んでるわけだが、億円単位で平気で無駄としか思えない使い方してるようなら、私の納税額なんてゴミみたいなもので全然必要とされてないのではないかと思えてしまうのだった。

6月18日

ちょっと伝送線路シミュレータを動かしてみようと思いたつ。既にサブとなったA4ノートの方にトラ技の付録にあったのを入れて、終端の違いによる波形変化なんかを取ったのを思い出して、このときのインストールに使ったCD-ROMを探してみたけれども見つからない。CD-ROM縮刷版があるから良いやと捨ててしまった時に一緒に付録CD-ROMも破棄してしまったらしい。メーカサイトに行ってダウンロードしてみたものの、何となく付録版より制約が多そうでもある。
やっぱり捨ててしまったかと改めて探しているうちに見つけたのが、CQから出ていた「シミュレーションで始める高周波回路設計」付録CD-ROMは付録版と同じようだ。そういえば、こんな本も手に入れていたけど、ちっとも真面目に読んでなかったな。
インストールして、チュートリアルを少し動かして、書籍のサンプルをちょっと読み込んであれこれやってようやく使い方を思い出した。

6月19日

少しパターンを弄りながらあれこれと。ところでマイクロストリップラインでBPFってこうやって作れるんだろうかとやってみたら、なるほど、それなりにBPFっぽくも見える。ついでにアンテナとして放射パターンを見たりと、色々弄ってみるとまた面白い。
いままでマイクロストリップな世界は避けていたけれども、LCがパターンで作れてしまう、シミュレータで事前の確認ができるという条件下なら案外面白いかもしれない。今のところアマチュア無線機は1200MHzまでしか用意してないけども、2400MHz以上も狙ってみるか。

6月20日

どうも腹回りを甘やかしているなと思って改めて体重とウエストを測ってみると、案の定少々増加気味。ベスト体重より2kg弱オーバー。ウエストもベスト時より数cm多いか。少し減量要だな。

6月21日

減量作戦二日目。少し復旧傾向が出てきた模様。当然こんなものは1日の間の変動もあるので、何度か測定しているが、ほぼ安定しているので、悪くはないだろう。

6月22日

だるさ倍増で、ちょっとマッサージへ。なんだか整体のようなヒネリ方までされて、これがイタ気持ち良い。少し骨の位置がずれていますねなどと言われてしまった。それはいったいどういう意味なのだろうか。筋肉の緊張具合が妙で体の線が歪んでるという程度の意味か?などと考えているうちにウトウトと。70分で3800円なりの至福の時間であった。

6月23日

どうも昨晩風邪を引いていたらしい。体がだるかったのもこれが原因か。深夜の大汗ですっかり全身ずぶ濡れである。熱があるおかげで、掛け布団を被ると熱いわ、脱ぐと濡れ衣状態で寒いわで措置無し。寝苦しくて寝ては目が覚めてを繰り返して朝起きたて体温測ったら36.1度。背中側はまだちょっと熱い気がしたけども、結局平熱に復旧か。
なにげなく体脂肪率を測ってみると微妙に下がっている。熱生成その他でにずいぶんとエネルギーを使ったのだろうか。
体重、ウエストとも若干減少傾向でベスト値まであと1息。あんまりやりすぎるとまた以前のように着る物にやたら苦労するようになってしまうのでホドホドに。

6月24日

ビデオがいい加減不調の極み。以前から、いきなり勝手に録画が始まったり、再生中に勝手に止まったり巻き戻したりという、霊界とつながっているようなビデオだったけども、最近はトラッキングが取れないときが時々。いい加減買い直すべき時期か。

6月25日

ちょいと高速使って移動。降りてから道を何度か間違えるわ、帰りは帰りで、渋滞にはまるわでちょいと疲労モード。

6月26日

そういえば、地上波デジタルというのはUHF帯域の利用だったか。空いたV/UHFのアナログテレビのが使っていたかなり広い周波数は一体何に使われるのかということが頭の片隅で、コップの中で出口を探してウロウロとしている蟻程度には気になっているのだが、なかなか資料が見つけられない。とりあえず、UHFの700MHzあたりは携帯電話のような移動体通信に都合良いとして、VHF帯では、そういえばすっかり耳にしなくなった地上波デジタルラジオがあるけど、あれでそんなに広大な周波数帯域が必要という気もしない。
放送関係で「こんなに便利になります」というのは「これだけ作るのに手間がかかります」ということと等価だろうと思うのだけど、果たしてそれだけのマンパワーと銭をかけるだけの利益が上乗せして得られるのか。

6月27日

ちょっとした見学会の主催をしてしまったので、一日あちこち回ってすっかり脱力感。帰ってきたらしばらく動けない。夜になってエアコン様々で何とか体も冷却。

6月28日

何となく安いカーナビでもないかなと見に行ったオートバックスでCD-ROMタイプで39800円なりのポータブルタイプを見つけて買ってしまった。さすがに地図はCD-ROM一枚に全国収めているだけに表示は荒いけれども、それなりに道はちゃんと出ているし、大体このあたりに行きたいという程度なら充分か。

6月29日 とりあえず、ナビしてみるが意外と面白いのだが、どうも違和感。「あと○百メートル先を左です」。ナビゲーションなのだから当たり前なのだが、こちらが、使われているような気になってくる。ナビの通り運転する、単なる運転手にされているような感じで、運転していて今ひとつ楽しくないのだ。結果を見れば確かに迷うことなく目的地に着くというのは目的を達成するのには最適解となるのだろうけども、そこには過程・・・道中を楽しむという要素が消えているような感じがする。
とりあえず、「自分がご主人様」と感じられる範囲でホドホドに使うことにしよう。

6月30日 ナビにちょっとだけ慣れてきたか。意外な事だが、以前よりものんびりというのか、余裕を持って走っている気がしてくる。気が付けば、こいつは路上教習の教官みたいなもの。事前に次右だからねぇという注意勧告。そりゃあ、自分で走っていれば頭に入っているのだが、曲がるポイントを注意させるという効果はある。
実際の交通事故の大半が交差点で起きているというところから見ても、ほら、右折だ、左折だということで改めて心の準備をさせるというのは効果があるのか。