イゼルローン日誌

２００６年１０月

	10月1日	とりあえず追加プロジェクトも作ってとりあえず原稿完成してメール添付で送付して一仕事終わり。思ったより大きくなるな。さぁ、次の方、どうぞというところで、まだまだやることがたくさんある。すっかり物書きモードだな。
	10月2日	コンビニでふと買ってしまったコミック「働きマン」。主人公の雑誌編集部の女の子だけども「仕事モードオン。男スイッチ入ります」なシーン。そういえば、男には女スイッチというものはあってはいけないものになっているな。近頃は女の子の方が元気が良くて男の子は・・という声も良く聞くが、元々人間そんなにがんばり続けられるわけでもないわけで、女の子が１か０かでスイッチON/OFFしているPWM出力で、男の子はアナログ的に中間値を直接出力し続ける動作になったのではないかとも思ったりもするのだった。アナログ動作の方がノイズをばらまきにくいあたりも似てるかな？
	10月3日	バスに乗り、京王線に乗るために降りて、改札まで行ったら人身事故で止まっている模様。「新宿までお急ぎの方はJRにて・・・」後で知ったことによると事故は朝６時頃の話だったようだけど、それならバスで一言アナウンスあっても良いんじゃないのか。いくらバスと電車は別会社とはいえども。
	10月4日	本屋を覗いたら早くも来年の手帳が売っていた。ここ何年も使っていたものの来年版もあったので、とりあえず購入。別に今買わなくても手に入るのだけども。
	10月5日	今更ながらPSoC DesingerのExtension Packをインストール。SDカードのFATファイルシステムがサポートされたり、USB-UARTができるようになったりと、微妙に便利化。それにしても、本格的にDesignerだな。これが普通のものだとフレームワークをベースにあちこち手を入れるということになるものだが。
	10月6日	「三丁目の夕日」のアンコール発売とやらを買ってみた。こういう時代もあったのか。金銭的には豊かになったけど、精神的には・・・という定番評価もありだろうけども、この時代で生きたいかと言われたら否と答える敷かないだろうな、やはり。
	10月7日	日経エレクトロニクスを開く。SONYのH.264ビデオカメラを分解・・・という記事は良いとして、基板に半田ボール・・平たく言えば半田クズが残っていたとのこと。これはこれで確かにと頭を抱えるようなことなのだが、これはEMS先の問題か？いずれにしてもこういう紙面でことさらにこき下ろすが如く書くようなことなのだろうかと思ったりもするのだな。
	10月8日	去年の冬物で要らなくなった服を片づけて古着として売却しようと整理。大きめの段ボール一杯になってしまって、やたらと重い。ほぼ衣装ケース一杯分が空になった。安物が大部分とはいえ、ずいぶんあったものだな。
	10月9日	EVAL1の製造がどうもトラぶってるという風の噂。なんだか、いつも「さぁいくぞ」というときに足元をすくわれるな。
	10月10日	他人の作った物ではあるけども、内容を改めてチェックしていると、なにやら妙な所がまた目立ってくる。何でこれでうまくいくのだろうと思っていたら、どうも本人もおかしいと思ったのか違う場所でとりあえずの手を入れているような感じがする。とりあえず最後の方にコメントをいれておくとするか。
	10月11日	久しぶりにプールで軽く一汗。やっぱりヘバるな。しばらくサウナとシャワーとジャグジーと給水という４点巡りをしてから再び原稿に着手。
	10月12日	とりあえず、原稿１本仕上げ。さぁ、あと目の前にある仕事は二つ。なんだか団子状態だが、とりあえずやるだけやってみよう。
	10月13日	詰め将棋の5手詰めが詰まない。この位なら頭の中で駒を動かすだけで良いのだけども、散々悩んでから何とも簡単な見落とし。他の物は比較的簡単だったので、まさしく盲点を突かれた感。
	10月14日	PSoCのUSBシリアルをちょっと試してみたものの、今ひとつ動きが変。例によって手が滑っているのか。ありがちな展開で驚きもしないけれども。とりあえず別の方法で実現しておくか。
	10月15日	少々大きめの書店で、文庫を一冊持って、レジの前の棚を眺めていたら突然ドスン！というのか、ガツン！というような、床に硬い物が当たったような凄い音がした。驚いて振り向くと人が仰向けにひっくり返っている。同時にお金も散乱。普通倒れる時は、しゃがみ込むようになるものだが、瞬間的に意識を失って棒状のまま後ろに倒れたらしい。一瞬遅れて店員がかけつけて電話で連絡していたが、一番近くにいた自分はただただ呆然として棒立ちで見ている状況。すぐ意識は回復していたし、受け答えもできていたようでもあるので、本当に一瞬の事だったのだろう。それにしても、いざとなると体が動かなかった自分にやや自己嫌悪。
	10月16日	ドキュメントを読みながら原稿書きのための整理というパターン。初物の自分用のドキュメントはたいていノートの殴り書きなのだが、なんとなく思い立って、調べて分かった部分から順次原稿形式のテキストファイル化してみた。殴り書きより手間は掛かるけれども、後で勘違いしていた部分などもその場で修正していくうちにそれなりにまとまってくる感じもする。これもいい手だな。
	10月17日	都心方面まで往復。さすがにへばった。帰ってきて買ったまま放置状態だった映画なＤＶＤを開封してドライブにつっこんでみたら、全く読めないものがある。なんだろうか。ちょっと見たかったんだけどもな。
	10月18日	肩が痛い首が痛い、頭が痛いという、肩凝り三重奏翌日に来るだけまだ良い方か。
	10月19日	耐えかねていつものマッサージに行く。７０分コースで3800円なり。ガチガチに固まっていた感じの肩もほぐれて、なんだかクルマのハンドルを回す手も軽い感じがする。原稿のプライオリティを急遽入れ替え。特急仕上げだな。
	10月20日	プライオリティを引き上げた原稿を急ぐ。なかなか興味深いデバイスではあるのだが、この特徴を生かし切るというのもたいへんかもしれないな。CPUのパフォーマンスは確かに高いし、中身もそれなりに面白い部分を持ってはいるのだが。
	10月21日	プールに行ってみる。ペースダウンしてダラダラと泳いでみたら意外と楽だな。試しに息継ぎ無しクロールとかやってみたら、あまり苦しくないままそこそこ進む。プールの線が見えたので半分？と思ったら5mラインだったというボケっぷり。
	10月22日	ビデオ撮りしていたドラマをちょっと眺めながらの原稿書きとデータシート読み。草薙君の自閉症は熱演だな。まぁ、自閉症といっても、実に症状様々だけどもな。こういう特定の事柄の記憶力が抜群とか傑出したものがある人もいるけど、そういうパターンばかりでもなし。そういえば作業所で月１万円足らずの”給料”から”応益負担”という名目で施設利用料で１万円以上の負担を強いるというのは無茶苦茶だよな。
	10月23日	X社さんのSPARTAN-3Eなボードが手に入る。見れば分かるとおりの豪華版で$149ときたものだ。さて、これで何をしてみようか。パッと見てすぐ思いつく様なことをやっても面白くないんだろうなぁ。
	10月24日	某商社さんと打ち合わせ。帰り道、少し来年に向けてステップを考えてみたりもする。帰ってきたらいろいろと物が届いた。在庫切れも一掃される勢いだし、ちょっと怪しいデバイスも届く。怪しいデバイスとはいっても別にバチモンとかいうようなことはなくて、正式に出荷されたもの。さて、デバイス単体売りはどうしよう。
	10月25日	久しぶりの半田付け。1.27mmピッチは楽勝だけど、段々横着になってるな。明日には終わるかな。
	10月26日	いろいろ届いた物を整理してshopページにアップ。一頃軒並み払底した在庫も一段落か。半田付けしたものの動作チェック。とりあえずそれなりにちゃんと波形も出たし、おかしな所は無さそうだな。PSoCのCRCモジュールが活躍できそうだけど、本当に使えるだろうか。
	10月2７日	波形はそれなりになったので、動かしてみる。なにやらそれなりっぽい応答データが返ってきたけど、他のコマンドを発行しても無視されている。波形で見る限りは正しそうなのだがと思って、いろいろやっていたら、どうもビジー状態になったままである。そんな馬鹿なと思って繰り返し送っていたら、レディになる。なるほど、そういうことね。レディになってから他のコマンドを送ったらそれなりっぽいレスポンス。何となく入れてみたCRCモジュールもそれなりにちゃんと使えるようだ。途中でちょっと思いついて通常はあり得ないだろうと思われるような意地悪なコマンドを送ってみたら、相手のファームウェアがコケたようで、飛んでもないデータばかりを返すようになってしまった。電源OFF/ONで復旧したけども、ちょっと意地が悪すぎたかな。
	10月28日	10月28日サイクロン掃除機のテスト結果らしい。だいたい、上手すぎる話しには裏があるというのは世の常人の常。とりえず、安い紙パックでもいいんじゃないの？というところだな。
	10月29日	プログラムがだいぶ形になってきた。ターミナルが使えると断然楽である。ちょっとしたコマンドを任意に発行できるようにしておいて、あれこれ叩いてチェックするというだけでも、プログラムを書き換えてはLEDでチカチカしていたり、ロジックアナライザで波形を睨み付けて悩むのに比べたら雲泥の差。
	10月30日	新宿方面で打ち合わせ・・と思ったら中野～新宿間で線路に異常とかいってダイヤ乱れ中。どうして、人が乗るときに限って、人身事故だの故障だの異常だの・・・とも思ったけど、それだけトラブルが多発しているということなのだろうか。以前電車に乗っていてこんなにトラブル続きだった事はあまり無かったように記憶しているのだが。
	10月31日	障害者自立阻害法、あるいは障害者自殺支援法と言われる天下の悪法が強行採決されて１年が経過したとのことでのデモ報道。PSEの時もそうだったけども、如何に政治屋というものが自分の脳味噌で考えるということを放棄しているのかということが良く分かる。悪知恵（ほとんど猿知恵だが）に使う分の１割でもいいから政治をするために使ってくれないものかな。