2007年12月
12月01日

自分に給料払い忘れていたな。月曜日に払っておくか。

12月02日

日入ってきた飛込み仕事。これは図先行で作った方が良いなということで進めていたのがほぼ完成。まぁ、この位図画あれば何とかなるだろう。

12月03日

お急ぎ原稿の詰め。何とかページ数は満足しそう。今までなんとなくスルーしてきたところも改めていろいろと調べてみると意外と面白いことがあったりで、これもまぁ、ひとつの楽しみと言えば楽しみでもある。

12月04日

すっかり忘れていた自分への給与支払い。単に右の口座から左の口座に移してちゃっかり手数料を銀行様に奉納するということになる。ところで、この手続き、さすがに法人向け仕様になるとセキュリティがうるさくて、電子認証は一回発行すると別PC向けに発行しなおしたり、移動させることもできない。OS入れ替えだの再インストールで消してしまうと銀行屋さんに文書で初期状態に戻してくれというお願いをしなくてはならないことになっている。実は書籍の都合もあって買ったVistaなPCが作業用のPCと化しているので、そろそろお引越しも考えたいのだが、これがままならない。
どうにかならないのかとマニュアルを読んでいるうちに気がついた。なるほど、法人向けであるから、管理責任者の他に実担当者のような人なども設定しておけるようになっている。この担当者にどのような権限を与えるかは管理責任者の自由である。デフォルトでは担当と責任者を含めて5人まで登録できるようになっているらしい(それ以上は別途料金が必要になるという、なかなかしみったれ(死語)である)
与えられる権限にどんなものがあるのかと見ていくと、基本的に何でもありのようで、絶対に責任者にしかできない操作というのは無いようだ。さらにページをひっくり返してみていくと、この権利の中に認証キーやらパスワードの再発行手続きも含まれている。そこまでわかれば十分だ。まずペンネームを使ってもう一人の自分を登録。これで電子認証しておけば良し。もしお引越しするなら、管理責任者の認証キーを再発行するように設定すれば良いのだな。
マニュアルはちゃんと読もう。

12月05日

打ち合わせでちょっと出かける。寒さのせいもあってか、結構疲れた。電車の中で頭の中に浮かんだイメージを軽く整理してテキストファイルにしておいたのだが、ちょっと妙な視線を感じてふと見ると視線の先は手元に向かっていた。以前コーヒーこぼし事件があってから、キーボードの上に薄い布(実は大判めがね拭き)を敷いてその上から叩いているのだが、この状態だとキートップが見えないのが不思議に思えたのだろう。別に使っていて不自由を感じないのでそのまま使っているのだが、確かにあまり見慣れない光景かもしれないな。
ところで、新聞各紙の一面でOECD各国で実施したテストとやらで理数系の成績が芳しくないということやら興味を持っていないということを大々的に報じていた。そんなことが一面トップになる位ネタが無いのか。「科学に関するテレビを見る」「科学に関する雑誌や新聞の記事を読む」なども最下位だということを取り上げて「無関心だ」と評している。科学に関するテレビ番組とは一体何だろう。まさか、理科風な味付けをしてタレントにおぉ〜おぉ〜言わせているただけの”科学調味料番組”を指しているわけではあるまい。新聞に至っては社会面・経済面・スポーツ面、くらし、地域やらが定番だけど、その中に科学面なんてあったかな?と思って、当日の朝刊をめくってみれば、科学面どころか科学系な記事など皆無ときた。無いものを見ろだの読めだのと、オカルトか。NHKでさえ、やや理科っぽい分野を扱うのは「科学文化部」とか称していたっけ。
ロケットと聞いてやってるのは相変わらずペットボトル飛ばしばかりである。あれになぜ水を入れているのかとか、本物のロケットどうなのかということを説明した番組がどれだけあったのだろう?宇宙飛行士とやらはスター級の扱いだけど、国産ロケットを設計した方々は?
どう考えたところで興味を持っていないのは大人であるし、興味を持たせられない作り手側の問題である。子供は大人の鏡となってるだけであって、問題だと書き立てるなど天に唾するがごとき愚行である。
とりあえず今日のところは、「ガリレオ」がドラマの視聴率トップにあるというところに何かヒントがあるのかもしれないと思っておこう。

12月06日

ふと気がついたら、SHOPのかなりの分が完売御礼状態。PS-USP01も、基板、コネクタ、デバイスともども既に手配済みだったのに製造にかからないままになっていた。個人事業は12がsつが締めということもあって、在庫を絞っていたのだけど少しやりすぎたかな。
とりあえず、USP01の追加製造を依頼しておく。

12月07日

某社のマイコンの話がくる。盛りだくさんだけど、これを一体どう料理したものかな。

12月08日

近くの養護学校の発表会とかで、作品の展示&販売をやっている。ここのクッキー、パウンドケーキ、野菜類はかなり美味というので評判であったりする。そのほか、木工・縫製関係などお決まりのパターンでいろいろある。
この手の手作り品の販売は福祉関係の作業所などでも良くあって、イベントのときに出店していたりするので、おなじみなのだが、丁寧な仕事っぷりのものも多い。そうなると惜しむべくはデザインである。どうにも垢抜けていないのだ。作りました、で終わってしまっていて、「商品」として競争力を持ってやろうという覇気が感じられない。雑貨類では特にそうだが、同じような手間をかけるものでもデザイン一つでずいぶんと売れ行きが変わるというのはよくあることだ。確かに物のつくり自体はそれなりのレベルに達しているのだから、もう少し何とかならないのかと思いながらもお約束でいくつか購入である。

12月09日

PSoCなボードの「GAINER」。サイトを見ていてもいまひとつピンとこなかったのだけども、「+GAINER―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER 」が出ている事を知り、先日注文しておいたのが今日到着。開封してぱらぱらとめくったとたん、背筋を走り抜けるものがあった。工作そのものの仕掛け自体はそれほど複雑なものではない。が、その要素がアイデアと結びついてデザインされるととこうなるのか、そして写真の撮りかたやレイアウトひとつでこれほどまでに印象が変わるものなのか。
大人の科学も良いけどどこか違う、エレキジャックもわかるけど、どこかイメージと違うともやもやとしていたものに対する答えのひとつがそこにあったようだ。

12月10日

なにやら妙に噂なのがテルミンらしい。要するに発振回路の発振周波数が人体との間の静電容量で変化することを使って、音程と音量を変えようという考えで作られたもの。オリジナルは当然真空管の発信回路だけど、似て臭いことをやるだけならいろいろと方法は考えられる。
とりあえずオリジナルに近い考え方で、発振回路を作ってというのをちょっとばかりPSoCでやってみた。発振波形を見ているだけでは良くわからないので1000分周したものを見ると、適当な電極をつけても1.5倍位は変動させられるようだ(手が近づくと下がる方向)。
あとはこいつを適当にヘテロダインしてやれば良いのかな。PSoCでワンチップテルミンができるかもしれないな。

12月11日 年金関係の見苦しい言い訳は、まるで、「消防署の方からきました」と同じだろうな。ところで、これに限らないけど、「申し訳ないと思っている」という時の顔がちっとも申し訳なさそうでない。子供に道徳を説く前に道徳教育が必要なのがたくさんいるようだ。
などとTVに向かってぼやいていても仕方が無いので、資料整理。

12月12日 なんか腰から太ももにかけてちょいとした痛みがなかなか取れない。じっとしていれば良いのだが、特定の移動パターンになると突っ張るような痛み。何かしでかしたかな。あまり記憶は無いのだけど。そういえばと思って部屋を漁ったら、その昔何かの材料にしようと思って買っていた、幅広の伸縮性のあるベルトが出てきたのでちょっと巻いてみると楽なようだ。要するに妙に捻った姿勢にならないという、姿勢矯正みたいなものか。

12月13日 都内某所で打ち合わせ。出たついでにちょっと靴を眺めてみる。いい加減履いていたブーツがくたびれているので、買い直したいのだが、なかなか手ごろなものが無いな。

12月14日 在庫切れが多発してしまっているので、追加手配。PS-USP01の追加製造分が入ってきたので、早速動作チェック。いきなり動かないものが2枚連続で発生して何事かと思ったら、テスト用PCのUSBポートが不調になっていただけのようだった。PC再起動で何事も無く動作。結局40枚ほどチェックして問題あるものはゼロ。梱包、袋詰めして完了。

12月15日 PSoCテルミンの実験。先日の実験はある程度まぁそれなりにいくところまでは良かったけども、やはりというべきか、案の定というべきか、薄らぼんやりと心配していたとおり、センス部分のインピーダンスをもっと下げてやらないと隣接チャンネルの影響をまともに受けてしまって著しく使いにくいな。仕方ない、小細工するか。

12月16日 ちょっと部品買出し。久しぶりに行ったけど、屋号をちゃんと覚えていてくれたのはすごい。帰って来て実験してみるけども、やはり二回路同時にブレッドボードでヨタった配線で作ると引き込みのようなことが起こる。意図的にやったらVFOにでもできないかなどと、寄り道しながらいろいろやってみたけれども、どうやらブレッドボードでできるのはここまでか。
帰り道ちょっと立ち寄った激安系な店で、ふとベルトを見るとちょっと良さそうなデザインと雰囲気のものが2,3本ある。触ってみると明らかに本皮で、タグを見たら安めのラインではあるけど、それなりに知っているブランド品。わざわざ偽ブランドを作るようなブランドでもないので、恐らく本物の不良在庫というあたりだろうか。普段ベルトなどめったにしないのだが、この値段ならいいかとなんとなく買っておく。。

12月17日 それにしても、年末に向けて来年の話が次々に飛び込んでくる。

12月18日 なかなか進まないものがあったので、1,2ページ分の雛形を作って「こんな叩き台を作ってみました」と送ってみる。あえて振り返るまでも無く、最近はすっかり文筆業。そろそろ看板の架け替えとも思うのだが、「テクニカルライター」っていうのもなんだか気恥ずかしいな。技術作家じゃ、まるで小説家。

12月19日 買い物兼ねて出かけたついでに、先日拡張オープンしたラフェット南大沢を覗いてみた。確かにいろいろあるけど、どうもいまひとつ面白みに欠けるかな。このシーズンで、しかも拡張オープン記念セールなので、セール専用品が大量に表に出ているであろうことは想像に難くない。しかし、年明けしたら年明けしたで、今度は福袋セールなのだろう。
夜、ビデオ撮りしておいたドラマ「ガリレオ」の最終回。最後の最後、それはひょっとして世界征服をたくらみながら幼稚園バスを狙うような悪の秘密結社の工作?という感じもあるけど、DIPを並べた基板にソケット付けされたICを引き抜くとか、半田ごてを当てるといった、30年近く前にタイムスリップしたようで懐かしい。

12月20日 銀行と郵便局巡りして記帳、振込み、キャッシュ引き出し。今年も何とか年越しできそうな感じだなと通帳を見てぽつり。ふと一番苦しかったときのことを思い出す。

12月21日 バッグを新調する。今まで使っていたのもそれなりに使えるのだが、少々容量不足気味で膨れ上がってしまって伸び伸びなので、気持ち大きめのものから選択。時間があるときにいくつか見て回っていてとりあえず候補は二つ。もう一度見て回って決定。
帰って来て中を見たら青木のカバンだった。紳士服のあれ・・ではなく、創業110年超えのカバン店の方の青木。なるほど、店員がいつでも修理できると言ったわけだ。

12月22日 バッグに撥水スプレーをかけておく。ついでに先日買ったブーツにも・・と思ったら中身が足りないようなので、こちらはレザーワックスを塗っておく。しばらく放置してなじんだところでもう一度からぶき。

12月23日 さて、本命より1日早いけども、ちょっとケーキでも作ってみるかとちょっと出かけた先のスーパーはなんと製菓関係がほとんど無い。どうしたのだろうな。たいていお約束で置いてあるものだろうに。やむなく他のところで調達。セット物を使ったので、製造のためのシーケンスは非常に単純である。よく混ぜて泡立てて型に入れて焼いて一丁上がりのスポンジに、以前ママ友さんから教えてもらった冷凍の絞り金(プラス意チックだけど)付きホイップクリームを利用してお気楽デコレーション。イチゴのてんこ盛りにチョイチョイとおまけをつけて出来上がり。気がつけば昼飯兼用になってしまった。

12月24日 圏央道の日の出インターチェンジそばにできたというショッピングモールに行ってみる。大まかな場所はわかっているので行ってみると確かに見えてきたものの、なかなか入り口にたどり着かない。ジェットコースターかと思うような大きなスロープもあるけれども、入り口と書かれたところを入ると、結局平場の駐車スペース。さすがに車は山ほどあるけれども、空き待ちということもなく停められた。
中はさすがに広々としているいわゆる今時はやりのショッピングモールだけども、デイサービスまであるというのは変り種。

12月25日 わびるならわびるで腹をくくって「申し訳ありませんでした!」とビシッと言えばすっきりするのに、ふにゃふにゃぼそぼそと軟体動物のような語り口だと、「詫びたくはないけど、ここで言わないといろいろあるし、仕方ないから詫びておくか・・」のような感じに見えてしまう。心のこもらぬ形だけの謝罪ポーズにしか見えないし、肝心の議員立法とやらにも何か騙しのテクニックが潜んでいるような気がして、まさに疑心暗鬼、不信の連鎖反応を引き起こす。せっかくのポイント稼ぎのチャンスをみすみすフイにしているのだから、まったくもってもったいない。限りある資源を大切に。

12月26日 カメラ屋のポイントがたまっていたので、なんとなくDS文学全集をいただく。さて眺めてみるかと思ったらDSはとうに電池切れ。おまけにACアダプタが行方不明ときた。いささか産卵状態のこの部屋では探すのも一苦労。まずは部屋を少し片付けるとするか。

12月27日 ACアダプタが発掘されたので文学全集してみる。当然のように単純そのものだけども、意外と読めるものだ。便利なのがあらすじ機能。あらすじとは言っても極端なダイジェストではなく、一応ちゃんとストーリーはわかるレベルで口語で書かれているので、文語がややしんどくなったらあらすじに行って少し話しを頭に入れてまた文語という往復でストレス減。なんとなくサイト検索したら専用サイト。WiFiで新しい本のダウンロードもできるというので、ひょっとして我が家の家庭内LANともつながるのかと試してみたらあっさりつながって本の一覧が現れた。ただのテキストファイルなのに意外と楽しいものだ。このところずっとロジカルな文章ばかり相手にしていたというのものあるか。
一息ついて、法人関係の紙切れ類を整理しているうちに、はたと思い出す。そうだ、源泉所得税の納付期限が1/10になっていたはず。なにせ、金額が少ないのと扶養家族の関係で源泉徴収額はゼロなのだけど、一応0円ということで用紙を出さねばならない。このお知らせはがきを見ると「所得税徴収高計算書」を出せとある。そんな用紙もらってないぞと税務署に電話をかけてもなんだか「オフホワイトの用紙」などと言って要領を得ない。説明会のときの資料をひっくり返したら、何のことは無い、「納付書」と書かれた用紙がそれだった。用語の統一くらいしてほしいものだな。とりあえず持っていって、税務署で一人捕まえて書き方を教えてもらいながら記入して提出。
要領はわかった。次からは簡単だな。

12月28日 高速を使ってちょっと移動。途中の道の交差点でなにやらj車の塊が変なところにあるなと思ったら事故。どうしても焦る、気が緩む、日ごろ乗ってないからということか。この時期車間距離はいつもの1.5倍くらいは確保しておこう。

12月29日 DSで読書で1冊読んだ。短編ではあるけれども、割と簡単に読み進められるんだな。まぁまだ物珍しいなと脳みそが思っているからで、そのうち飽きるかもしれないけども。

12月30日 なんだか年末のマイ行事化している小田原行き。道はきわめて空いていて、途中昼食を入れなければ片道2時間程度というところか。
いつもの駐車場にいつものとおりとめて、さぁ地下と思って行ってみたら全部シャッターが下りたまま。帰って来てネットで調べたら6月30日に閉鎖となって小田原市の管理に移ったらしい。駅から直行でいける地下通路兼ショッピングセンターではあったのだが。いつもお土産を買うとわさび漬けをくれたおばちゃんは今いずこ。
帰って来てから仕事とは全く関係の無いお仲間での忘年会。カラオケ終わって徒歩で帰還。ひたすら寒かった。

12月31日 寒い、だるい、力が入らない。セーター二枚重ねという技でどうにか少し落ち着く。外を出歩くにはブーツが必須だな。少し現金をおろしてから今年最後の荷物発送。