CY8C26443用USB接続PSoCライター
CY8C27443(ミニディベロップメントキットと同じ)
用のパラレルポート接続版ライターはこちら
以前UCT-202とUCT-202用の汎用I/Oファームウェア(UCT-202を買うとニッコー電子サイトから無償でD/Lできる)を使って製作したCY8C26443用(CY8C27443ではないので注意!)のPSoCライター。
フルキットなんて買う金もなくて、あきらめて手元にあったUCT-202で自作したという経緯で、連載でも取り上げる予定だったのだけども、ここで使ったUCT-202が9800円。ミニキットがある今、これを作ったり改良して27シリーズ対応にする意味はなくなってしまった。
それでも、とりあえず「ライターの自作もやってみたい」という方のヒントとしては役に立つかもしれないのでお蔵入りになっていた資料を引っ張り出してきてここに載せておくことにする。
もうちょっと整理してきちんとしたドキュメントにしたいところだけど、あまりまとまった時間もとれそうにないし、この程度でご勘弁を。

書き込み手順資料 PSoCの書き込み手順については、CypressからAN-2026(In-System Serial Programming (ISSP) Protocolとして公開されている。ここで作ったライターが参考にしたのもこの資料。(CY8C25xxx、CY8C26xxxシリーズ対応)
「読めばわかる」といいたいところだけど、マニュアルの出来がサイプレスなんだよね。

<<追記:2004-04-03>>
このページをアップした同じ日(時差があるからこちらの夜か)CY8C22xxx/24xxx/27xxxシリーズ用のAN-2026Aがリリースされた。CY8C22xxx、CY8C24xxx、CY8C27xxxシリーズ用のライターを作成される方はこちらを参照方。
サクッと見た(読むまでに至ってない)範囲での大きな変更点はプログラミング時のクロックで、AN-2026ではコマンドを送った後にある程度精度の高いクロックを与えないといけなかったのが、AN-2026Aでは精度不要になっていること。これならPCのパラレルポート直叩きで書くこともできるんじゃないかと思う。

VBによるコントロールソフト&接続図
(ダウンロードはこちら)
コントロールソフトはVisual Basicで作成した。無償配布されているVB5-CCEでも動く。回路図も下にあるけど、一応接続関係はソースにAAで書いてるのでザッと眺めてもらえればわかると思う。(たぶん)
汎用I/Oファーム(EZFirm/FX2)を利用しているので、その部分はちょいと機種依存だけども、上の説明書と照らし合わせればだいたい何をやっているかわかるでしょう(たぶん)。
ベース基板の回路図(
PDFファイル)
(こちらからどうぞ)
発掘したユニバーサル基板部分の回路図(たぶん最終版)。はっきり言って、つまらないことこの上ない回路だけど、ハード的にはこんなものっていうことでのご参考。